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posted by fanblog

2015年02月02日

マフラーの錆びについて!マフラーの脱落に注意!


マフラーが錆びて脱落してしまう事があります。

これは、マフラーの錆びがひどくなった場合に、パイプの付け根などの弱り易い部分が車の走行中の振動などで折れてしまって起こる事です。

KIMG0265.JPG
(マフラーのつなぎ合わせ部分が錆て、折れそうな状態)

↑ ここまで錆びていると、ちょっとした振動や衝撃でマフラーが折れてしまいそうで心配になります。

マフラーのつなぎ合わせの部分をフランジ部と言いますが、その部分は特に水分や融雪剤が溜まりやすく、錆が発生しやすい場所です。

この場合通常は、走行中にマフラーが折れてしまうと、マフラーが路面に引きずられたり、排気音が非常に大きくなる為、早めのマフラー交換をおすすめしています。



車のマフラーは、周りの環境や使用状況などによって錆びていきます。

普通に車を使っていても、車の下回りというものは、雨や風を受けますし、駐車場所によっても湿気が常にある場所もあるため、そういったことから錆びていきます。


特にマフラーや車自体を錆びさせるのは、海沿いの地域での潮風や、冬場の路面に撒く融雪剤などです。

潮風や融雪剤の影響を気にするなら、定期的な下回り洗浄が有効です。

車の下回り洗浄は、洗車場や、スタンドでも設備のあるところならすぐにできます。



また、車の使用状況によってもマフラーは錆びます。

エンジンはガソリンを燃料に使いますが、そのガソリンを完全燃焼させた時には水と二酸化炭素が発生します。

その発生した水は、マフラーから外へ排出されています。

エンジンが温まって、マフラーも高温になっていれば発生した水も蒸発した水蒸気としてマフラーの外へ排出されますが、エンジンが冷えていて、マフラーも冷たい状態の時は、水がマフラー内に溜まっています。

この場合、少ない距離しか乗らない運転の繰り返しですと、エンジンが温まりきらず、マフラーも高温にならない為、マフラー内に水が常に溜まった状態になりがちになってしまいます。

すると、マフラーが内部から錆びてくる原因になってしまいます。



ちなみに、こういった少ない距離の繰り返しを、ショートトリップ運転と言って、さまざまな部位に悪影響があるとされ、車にとっては過酷な使用状況の一つとされています。



車の下回りの錆止めの防錆剤というのはよくありますが、マフラーの防錆剤は、マフラー自体が熱をもって高温になる為、よほどの耐熱性がないとマフラーには吹付できない、という理由から、あまりありません。


最近では、車種によってはマフラーの素材にステンレスを使っていたりして、錆びにくくなってはいますが、このように環境や使用状況の違いにより錆び易さに差がありますので、注意が必要だと思います。







タグ:マフラー
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私は、自動車検査員という国家資格をもって、日々、自動車の整備や検査に携わっています。 自動車検査員というのは、車検などで車が国の定める厳しい検査基準をクリアしているかを判断する役目の人の事です。車の構造はもちろん、法律の知識も熟知していなければなりません。 常に車には厳しい目で接していますが、そうだからこそ、自動車に対する愛情は人一倍持っています!皆さんに少しでも、自動車のいろいろな事を紹介できたらと思います。
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