2014年11月05日
スパークプラグの交換。スパークプラグの型番を見る!
スパークプラグの電極が消耗してきたら、スパークプラグの交換が必要です。
スパークプラグが消耗していると、エンジン内で、スパーク=火花が飛びにくくなり、ガソリンの点火に必要な強い火花を作り出せなくなります。
すると、エンジンの調子が悪くなったり、かかりが悪くなったり、力が出なくなったりする原因にもなります。
スパークプラグには、このような型番がついていて、スパークプラグのメーカーごとに型番の形式や意味がちがうので、交換する際には、それぞれの型番にあったものを選択するようにします。
スパークプラグの型番が示す主なちがいは、スパークプラグのねじ部の長さ、径、形状の種類、熱価、などです。
この熱価というのは、スパークプラグがエンジン内で常にガソリンの燃焼にさらされている状態の時の、スパークプラグ自体の放熱性の度合いの事で、スパークプラグの電極部の温度が500℃〜950℃の点火性能がしっかり発揮できる範囲内で使用できるように設定されています。
このスパークプラグの型番は、車種・エンジンごとに設定が決められていますので、同じメーカーの同じ型番なら間違いないですが、他のメーカーのものや、高性能なスパークプラグを付ける際にも、各メーカーのプラグ対照表や車種別適合表などを見れば、簡単にすぐ調べる事ができます。
代表的なスパークプラグのメーカーに、NGK(エヌジーケー)や、DENSO(デンソー)などがありますが、それぞれのホームページにも、そのようなものがしっかりありますので、自分の車のスパークプラグがどれかはすぐに調べられます。
車種やエンジンの種類によって、スパークプラグの交換が、簡単だったり面倒だったりしますので、各カーディーラーや整備工場にやってもらうのが一番だと思います。
小型のエンジンなら簡単なことが多いですが、V型エンジンなどになると簡単には交換できないものもあります。
ちなみに、スパークプラグの点検は、乗用車であれば、12か月点検ごとに行いますので、12か月点検や車検時には点検項目に入っています。(スパークプラグの種類の白金プラグやイリジウムプラグを使用しているエンジンの場合は、設定された距離に達するまでは点検不要とされています。10万キロや20万キロなどです。)
また、エンジンの調子がおかしい、かかりが悪いなどで、整備工場へスパークプラグの点検などの依頼をするのもいいと思います。
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