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2015年05月17日

リヤブレーキ鳴き・異音の止め方、修理方法について!


ブレーキ鳴きや、ブレーキの異音でよくあるのが、リヤブレーキ回りからの異音です。

リヤブレーキからの鳴きや異音は、ブレーキをかけた時に、ブレーキのこすれ具合が悪かったり、ブレーキ表面の材質が硬化・変質してしまったりして発生することがあります。


KIMG0869.JPG

(リヤブレーキのライニングの状態。表面が焼けて光っているように見えます。)
   *画像はパーキングブレーキのライニングです。


リヤブレーキ鳴きの場合は、まず、ブレーキドラムとライニングの状態を確認して、ライニングがなくなっていれば当然交換ですが、表面が焼けていないかの確認をします。

ブレーキは過度の使用で表面に熱がかかり過ぎると、表面が光って見える焼けた状態になり、表面がカチカチの状態に硬化して、ブレーキをかけた時にキーキーというブレーキ鳴きが発生しやすくなります。

この場合は、ブレーキライニングの表面を、サンドペーパーなどで一皮削って、新しい面を出してあげると、良くなります。


KIMG0870.JPG

(ブレーキライニングの表面を削った後の状態)


このようにブレーキの表面を削って新しい面を出す事を、「ブレーキの当り修正」ともいいます。

今までのブレーキのこすれ具合=「ブレーキの当り」をブレーキを削ることでブレーキの当りを付け直す事を言います。

これにより、多くの場合はブレーキ鳴きが改善されます。


また、ブレーキ鳴きの原因が、ブレーキドラム内に溜まったブレーキダスト(ブレーキの削れた粉)がブレーキライニングの表面に付着していただけの場合もありますので、その場合は、ブレーキの清掃・給油の処置をすればよいと思います。



ちなみに、このページに載せてある画像は、リヤのディスクブレーキ内にあるパーキングブレーキですが、おそらくパーキングブレーキをかけたまま走行したのか、ライニングが焼けていて、パーキングブレーキのわずかなこすれ具合からブレーキ鳴きの原因になっていました。


また、通常のドラムブレーキの場合も当然、サイドブレーキをかけたままの走行が、ブレーキが焼ける原因=ブレーキ鳴きの原因にもなります。













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私は、自動車検査員という国家資格をもって、日々、自動車の整備や検査に携わっています。 自動車検査員というのは、車検などで車が国の定める厳しい検査基準をクリアしているかを判断する役目の人の事です。車の構造はもちろん、法律の知識も熟知していなければなりません。 常に車には厳しい目で接していますが、そうだからこそ、自動車に対する愛情は人一倍持っています!皆さんに少しでも、自動車のいろいろな事を紹介できたらと思います。
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