2014年08月10日
車を走行中に、車体の下からギシギシ音がしたら、プロペラシャフトの異音かも!
車を走行中の異音で、下回り、フロア下からギシギシと金属のよじれるような音がしたら、プロペラシャフトの異音かもしれません。
プロペラシャフトとは、FR車、または、4WD車に付いている、エンジンの動力を後輪に伝えるための長いシャフトです。
車の前側にあるエンジンの動力を後輪の方まで伝えるために、車の前から後ろまでと、プロペラシャフトは長くなるわけですが、シャフトが長いと振動するため、2分割してそれぞれ短くなったプロペラシャフトを、ジョイントでつないでいます。
そのつなぎ目のジョイントと、前後の取り付け箇所のジョイント部分は、車の動きで位置がずれても支障ないように、自在に角度が変われるようになっています。
そこのプロペラシャフトのジョイントが、さびたり、ガタが出てきたりすると、ジョイント自体が円滑に動かなくなり、車を走らせたときに、プロペラシャフトが無理やり回転させられて、ギシギシ音や、振動が発生するようになります。
異音の診断方法としては、実際に異音がギシギシとフロア下から確認できたら、リフトアップなどして、プロペラシャフトのジョイントの状態を見ます。
ジョイント部にサビ、あるいは、ジョイント周辺にサビが飛んでいる事もあるので、それらを確認するか、または、ジョイント自体のガタ付き、破損などがないかの確認をすることです。
プロペラシャフトの異音がしていて、ジョイントにサビや損傷がある場合は、そのまま放置して車を乗り続けると、プロペラシャフトがジョイント部分で折れてしまって、走行不能になってしまいますので、早めの交換が必要になります。
プロペラシャフトが折れてしまうと、駆動力がそこで空回りしてしまって伝わらなくなり、他の車輪に伝えるはずの力も伝わらなくなるため、この場合、4WDでも走れなくなります。
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