2015年01月04日
スタッドレスタイヤの効きが不安に思ったら!
冬場のスタッドレスタイヤでの走行時に、タイヤのグリップ感に不安を感じたら、スタッドレスタイヤのチェックをしましょう。
雪の圧雪路面や氷結路面では、スタッドレスタイヤの良否によって、走行安全性の大きな差が出ます。
(ゴムが古く、硬くなった状態のスタッドレスタイヤで、残り溝のプラットホーム付近まで減っている状態。タイヤ表面のゴムのブロックを指でつまんで硬さをチェックすると、カチカチです。)
この写真のように、ゴムが硬くなって溝も少なくなってくると、スタッドレスタイヤ独特のゴムのしなやかな動きができなくなるため、雪道や氷の路面でのグリップ力が落ちてしまいます。
スタッドレスタイヤの簡単なチェック方法は、タイヤ表面のゴムのブロックを指でつまんでみると、硬くなったスタッドレスタイヤのゴムはカチカチで変形せず、それに対し新品の場合は、ゴムを指でつまんだ時に、グニャグニャと変形して、やわらかさが分かります。
スタッドレスタイヤは、やわらかなゴムの動きで雪・氷をとらえて、タイヤ接地部の水をタイヤ表面から細かい溝の中に瞬時に吸収することで、瞬間的に雪や氷の路面から水を取り除き、ドライ状態にしてグリップ力を上げるようにできています。
そのため、ゴムのしなやかさと、ゴムの溝の深さがないと、スタッドレスタイヤとしての効きが悪くなってしまいます。
(画像は新品スタッドレスタイヤ。これなら、タイヤ表面のゴムを指でつまんでチェックすると、ゴムが変形してやわらかさが指の感覚で分かるほど。)
冬場の安全運転の万全の準備には、スタッドレスタイヤの装着は基本装備!
雪の降る地方の方ならもちろん、雪のあまり降らない地方の方でも、朝晩のマイナス気温時などには、路面が凍結している恐れもあるかもしれません。
雪のあまり降らない地方の方なら、タイヤチェーンの用意があるといいと思います。
スタッドレスタイヤの効き目に不安を覚えたなら、冬のシーズン途中でも、スタッドレスタイヤを新しくして、少しでも冬場の運転を安全にできるようにしましょう。
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