無事に主目的の三国志史跡巡りの手配を済ませたあたしは、
ホテル向かいにあるスタバに兄弟を誘った。
上海市内のスタバとは違い、西安のスタバは大盛況。
当時の中国では日本ほどコーヒーを飲む人口は多くないこと、
またスタバはローカルのコーヒーショップに比べて高価のため
基本的に座席の確保が簡単だった印象が強い。
さすがは観光地西安、外国人も多いせいかオーダーのために行列ができていた。
仕方がないのでテイクアウトでドリンクを注文し、その後ホテルに戻った。
喫煙者の兄弟はホテル内の喫煙スペースに一人で居られないと、
スタバから戻るとすぐに「1本だけだから待ってほしい」と懇願して来た。
誰も話しかけてこないし、何もしてこないから…と言っても
俺はお前と違って初海外で何もわからないからすべてが怖い!と必死。
仕方が無いから兄弟の保護者として、タバコタイムに付き合った。
三国志史跡めぐりは西安3日目で手配していたので、
翌日の西安2日目は兄弟と西安市内を観光した。
ちなみにあたしたちは鐘樓大飯店というホテルに宿泊したけど、
ココは西安観光には非常に便利な場所なのでおススメ。
観光スポット鐘樓に対面しているので、タクシー利用でも分かりやすい。
また、飲食店も多く、地下鉄の駅も近い。
唯一困るのは、日本語が通じない可能性があるってこと。
英語はたぶん通じると思うけど、あたしは中国語(カタコト)で何とかしたので、
その辺は一度確認したほうがいいかもしれないデス。
あたしは城壁散策が特にお気に入りなんだけど、
ココは2~4人で乗れる貸自転車なんかもあって面白い。
城壁にたどり着くまでに中国人外国人問わず
『城壁はどうやって行くの?』って話しかけられた。
あたしの語学力では答えることができないので
『すみません。外国人観光客だからわからないです』と答えていた。
その様子を見た兄弟が『オマエって現地人に馴染んでんの?』と…
それはあたしにはわかりません。
ただ、カタコト中国語が日々上達してることだけは間違いなかった。
ちなみに旅行時期は日本のお盆のころ、西安も猛暑だった。
日本の暑さと違うのは、湿度が低くカラッとしていた点で、
日陰で風がある場所だと屋外でもけっこう快適だった。
ただ、この気候はとにかく飲み物が欲しくなるので、
水は常に携帯しつつ、1日で数件のカフェを利用した。
食事は適度に人が居て、そこそこキレイな食堂へ。
カタコトのあたしにはメニューを伝えることができないので、
紙とペンを渡してもらい、写真を頼りに料理名を紙に書き、オーダーした。
運良くおいしいお店に当たったらしく、
頼んだものはすべて何も問題なく平らげることができた。
スーパーで怪しいスナック菓子とアルコールを購入して、
部屋でのんびり酒盛り。
翌日の三国志史跡に期待して早めに就寝した。
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