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2022年07月16日

第12訓 西郷隆盛の遺訓を現代に顧みて

明治維新の立役者の西郷隆盛の訓話をまとめた「南洲翁遺訓」を垣間見て、
現代の日本の政治や世相を自分ながら解説してみよと思います。
南洲翁遺訓は全部で41訓ありますが、今日は第12訓を垣間見てみます。


序文
欠点を補うには、他者の長所を見習う。
前の11訓では、外国の欠点を指摘しているが、
今回の12訓では、良いところをフォーカスしている。
相手を観察すると時の良きところ悪いところ両サイドを
しっかりみる眼力の大切さが大事です。


眼力.PNG




原文
西洋の刑法は専ら懲戒を主として苛酷を戒め、
人を善良に導くに注意深し。

故に囚獄中の罪人をも、如何にも緩るやかにして
鑒戒となる可き書籍を与へ、
事に因りては親族朋友の面会をも許すと聞けり。

尤も聖人の刑を設けられしも、忠孝仁愛の心より鰥寡孤独を愍み、
人の罪に陥るを恤ひ給ひしは深けれども、
実地手の届きたる今の西洋の如く有りしにや、
書籍の上には見え渡らず、実に文明ぢゃと感ずる也。


仮名入り

せいよう けいほう もっぱら ちょうかい しゅ      かこく  いまし
西洋の刑法は専ら懲戒を主として苛酷を戒め、
ひと ぜんりょう みちび   ちゅういぶか
人を善良に導くに注意深し。

ゆえ いんごくちゅう ざいにん     いか     ゆる
故に囚獄中の罪人をも、如何にも緩るやかにして
けんかい     べ   しょせき あた    こと  よ      しんぞくほうゆう めんかい   ゆる    き
鑒戒となる可き書籍を与へ、事に因りては親族朋友の面会をも許すと聞けり。

もっと せいじん けい  もう          ちゅうこうじんあい こころ  かんかこどく   あわれ
尤も聖人の刑を設けられしも、忠孝仁愛の心より鰥寡孤独を愍み、
ひと  つみ  おちい  うれ  たま     ふか
人の罪に陥るを恤ひ給ひしは深けれども、
じっちて   とど     いま  せいよう ごと   あ
実地手の届きたる今の西洋の如く有りしにや、
しょせき うえ    み  わたらず    じつ  ぶんめい     かん   なり
書籍の上には見え渡らず、実に文明ぢゃと感ずる也。



私流訳
西洋の刑法はもっぱら、罪を再び繰り返さないようにする事を、
根本の精神として、むごい扱いを避けて、
人を善良に導く事を主としている。

だから獄中の罪人であっても緩やかに取り扱い、
ためになるような書籍を与え、場合によっては親族や友人の面会も許すということである。

もともと昔の聖人が、刑罰というものを設けられたのも、
忠孝、仁愛の心から孤独な人の身上をあわれみ、
人が罪に陥るのを深く心配されたが、
実際の場で今の西洋のように配慮が行き届いていたかどうかは、
古い書物には見あたらない、
このような点では素晴らしく西洋が文明だと感ずることである。




私流解釈
欠点を補うには、他者の長所を見習う。
前の11訓では、外国の欠点を指摘しているが、
今回の12訓では、良いところをフォーカスしている。
相手を観察すると時の良きところ悪いところ両サイドを
しっかりみる眼力の大切さが大事です。



現代に顧みて
今、現代は多様性を主張して、グローバル的なものを受け入れているが、
それの本質を追求することがない。
西郷のような眼力が今必要である。
敵の短所はすぐわかるが長所を観察するのが見落としがちである。
その逆に大義は素晴らしいが、その中身は拝金主義ドロドロなことがある。

私は、今の台湾がそうだと考える次第です。
台湾を親日国ともてはやされているが、
たしかに、東北大震災の時は、援助や支援や心あたたまるメッセージと行為を頂いたが、
台湾の政府や企業がやっていることは本当に根が深い。

バブル時代日米貿易戦争という言われた時代
日本の半導体は、性能やシェアーは世界一だったが、
米国の追求により、縮小を余儀なくされ、
他国に技術移転を余儀なくされた。
これを工作したのは、台湾のロビー活動家が米国の議員の巧みに行ったのである。

中国の南京虐殺を世に知らしめた本
ザ・レイプ・オブ・南京の著者のアイリス・チャンの両親は中国系であるが、
当時は、中華民国であるから台湾人である。

日本を貶めれば台湾が儲かる。
米中が対立すると台湾が儲かる
親日を標榜すれば、日本政府からTSMCへ5千億円の補助金、
優良企業シャープや東芝のダイナブックは台湾企業になった。

また、中国の製造業のベスト5は台湾企業であり、
中国企業が部品を作り、台湾企業が完成品製造をして、
台湾から出荷して中国産の名を隠し米国の制裁を潜り抜けるのである。
親日の台湾でもあるが、中国と巧みに連携している国なのである。

良い面も悪い面も見極める眼力が必要と考えさせる訓話であります。




最後まで読んで頂きまして有難うございます。



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