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2023年11月14日

渋沢栄一 現代に顧みて 忠君愛国

渋沢栄一は、少年時代から晩年まで一貫していることが3つあると感じる次第である。
それは、忠君愛国・中庸・やさしさの3つである。
今日は、忠君愛国を焦点してみよう。

志.PNG


忠君愛国とは、武士道にも通じるが、
何も武士だからとか、商人とかではなく、
このことは国民であれば誰でも持つべき義務と渋沢は言っている。
「国民は自然に国家のことを思うもので、
自分の国は他の国よりも強大であって欲しいと思い、裕福になることを願うのは、
国民の国家に対する情である。」

このことは強いか弱いか、厚いか薄いかがその国の違いが生じる。

渋沢は少年時代は父の行商を学び、村の代官の悪疫さをみて嘆き、
志士の時代には幕府にやり方に憤慨し、
侍になっては、中から国を変えようと思慮し、
銀国家となり、商業道徳をより良くしよとし、あらゆる手段を昂じた

これらは、すべて渋沢が国を思う心である愛国がでていると感じる次第であり、
その対象は家族であり、同士であったり、村民であったり、
幕臣であったり、慶喜公であったり、天皇であったり、
社員であったり、投資家であったり、お客様であったりと様々であるが、
その対象の頂点は天皇という雲の上の存在でありながら、
目の前の人を忠君とし、その人に尽くすことが愛国であると渋沢栄一の一生をみると感じる次第であります。

目の前の人、今関わっている人をしあわせにすることが忠君愛国と称するは
私のしょうもないまとめ方かもしれないが
渋沢栄一の一生を垣間見るとそう感じる次第あります。

最後まで読んで頂きまして有難うございます。




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