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2022年02月18日

第4訓 西郷隆盛の遺訓を現代に顧みて。

西郷隆盛の遺訓を現代に顧みて。第4訓

明治維新の立役者の西郷隆盛の訓話をまとめた「南洲翁遺訓」を垣間見て、
現代の日本の政治や世相を自分ながら解説してみよと思います。
南洲翁遺訓は全部で41訓ありますが、今日は第4訓を垣間見てみます。


南洲翁遺訓 第4訓

原文
万民(ばんみん)の上に位(い)する者、己を慎(つつし)み、品行(ひんこう)を正くし、驕奢(きょうしゃ)を戒め、節倹(せっけん)を勉め、職事(しょくじ)に勤労して人民の標準となり、下民(かみん)其(そ)の勤労を気の毒に思ふ様ならでは、政令は行はれ難(がた)し。然(しか)るに草創(そうそう)の始(はじめ)に立ちながら、家屋(かおく)を飾り、衣服を文(いろどり)り、美(び)妾(しょう)を抱(かかえ)へ、蓄財を謀(はか)りなば、維新の功業(こうぎょう)は遂(と)げられ間敷也(まじきなり)。今と成りては、戊辰(ぼしん)の義戦(ぎせん)も偏(ひと)へに私(し)を営(いとな)なみたる姿に成り行き、天下に対し戦死者に対して、面目(めんぼく)無(な)きぞとて、頻(しき)りに涙を催(もよお)されける。



私流訳
人の上に立つ者は、自分自身に謙虚であり、人格や礼節を正しくし、驕り高ぶることを戒め、贅沢を慎み節約に努め、仕事に一生懸命に励んで、国民の手本となり、国民がその仕事ぶりや、生活ぶりを気の毒に思う位にならなければ、政治はうまくいくことは難しい。
しかし、明治維新が始まりまだ軟弱な時に、豪邸や調度品を飾り、立派な洋服を着て、妾や愛人をかこい、自分の私欲な富ばかりを考えるならば、維新の本来の成果を全うすることは出来ないであろう。今となって見ると戊辰の正義の戦争も、ただ私利私欲を肥やすだけの結果となり、国に対し、また戦死者に対して面目ないといって西郷は、しきりに涙を流された。


涙.PNG




私流解説
政治を行う人の私生活まで、踏み込んだ人格像を提言しています。
明治維新の人でも、なかなか素晴らしい人は、いなかったようですね。
現代の日本の国会議員は、模範になっているように感じます。
当てはまるような人は少ないですが・・・。

上に立つ人の視点で言えば、会社の社長やあらゆる長に当てはまるかと思います。
つまり、ほとんど人が模範できるかと思いますし、
ここに書かれている「謙虚さ・礼節・自戒・自己慎み・節約・一生懸命」などは、
現代では、意識しないと忘れ去るところですね。

ただ、現代では、清貧という概念は少し薄れたかと思います、稼いだ富は、十分享受していい時代になりましたが、日本人おして、「謙虚さ・礼節・自戒・自己慎み・節約・一生懸命」と富を使うバランスだけはしっかりしていきたと感じる次第であります。

ここで戊辰戦争で戦死した人が引用されておりますが、今の日本人は先人の有り難さが忘れされたような気がします、戦後の自虐史観があります。先の大戦がすべて悪いことであり、周辺諸国に迷惑をかけ、その時代の思想が悪というふうにみなすことがありますが、今の日本人の道徳は先人の礎が積み重ねているものであります。
そういったことを抜きにして、今の日本人の道徳主観は抜きにできませんし、それが海外からは羨望の目でみられています。
いい考え方は、いい思想や先人の行いは学ばなければならないと思います。
そして、命を投げうってまできづいた人には尊びことは、大切なことでありますし、平和を享受している現代では、忘れがちでありますぐ、そういったことに感謝し、先人の礎をさらに積み上げることが現代人がやらねばならないことかもしれませんね。



ここで、著名な方の解説を見てみましょう。


稲盛和夫の解説
最初の一節の解説で、京セラの稲盛和夫は西郷南洲の教えにまなぶ「人生の王道」の中には、自らの体験を語っています。社長室や会議室で指示するだけでなく、自らが現場に入り、誰にも負けない努力で、社員共に働き、共感を得て会社を率先垂範し、苦労している社長の姿をみて、従業員が気の毒に思い、奮い立つくらいでなければ、会社経営をうまく進めていくのは難しいと西郷はいっているわけです。理屈ではなく、実際の現場で従業員の信頼を獲得し、リーダーシップを確立するうえで、この西郷の言葉はたいへん大事なことだと解説しています。


森信三の解説
修身の教授の森信三は、下々の者が上の人の様子を見て「あれはどうもお気の毒である、あんなにまでされないでもよいのに、私どもがさせて頂きますからー」と、こういう処まで人に長たる者は己を尽くさなければならぬ。そこまで行かないと政令も十分には行われないものとし、命令が行われるまずそこに情が先であって、情の潤(うるおい)いとうものがなければ命令や指示は真に行われないものであり、実に人生の惨憺たる苦労とそれを照らすところの学問の光との二つが合一し融会するところに出来上がった人格と解説しています。

その次には現状を鑑みると悲痛な内容である。
贅沢をし、私利私欲に奔る政治家を見て嘆いてるが、これは古今東西同じでありますが、西郷のすごい処は、戊辰戦争の戦死した人を引用しているのであります。「天下に対し戦死者に対して、面目無きぞー」という言葉は、先の「済まぬもの也」とか「面目なきぞ」とかいう言葉と同じ処から出たものであって、そこには一つの貫いたものがあります。

さらに以上の言葉を大きく背後から裏づけて支えるものは終わりの「頻りに涙を催されける」という一句であります。そこには言葉を超えた背景の大なる差が出来てくるのであります。即ちその背景の深さにおいてまさに平面と立体との相達があるのであります。
涙というものは必ずしもその人の人格の深浅にかかわらないものともいえますが、しかしとにかく人間が涙を流すということは、その人の器としては中心の深さに触れている何よりの証拠なのであります。その人柄はよし浅くとも、とにかく涙を流すということはその人としては一番根本中枢に触れなければ涙というものは出ないものであります。



経済人と教育者の視点の違いがおもしろいところであります。
私は、森信三の涙の解説が痛快であるところであります。
涙を解説にでは、一等のものと感じる次第であります。

最後まで読んで頂きまして、有難うございます。

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