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2020年03月03日
スキップフロアの間取、デメリットは多いが土地の有効活用にはメリット有り。
色々な間取りを考える時、一度はスキップフロアという案も出てくる時期があるかと思います。
スキップフロアは斬新・特徴的な間取りで色々なメリットはありますが、メリット以上にたくさんのデメリットもあるような気がします。
マイホームの場合はスキップフロアのメリットを生かしたというよりは、土地を有効活用のためにスキップフロアになったと思っています。
スキップフロアは「空間を有効に使える。陽当たりが良い。」などというメリットをよく聞きますが、自分が思うにはデメリットの方がはるかに多いのではないかと思います。
・空間を有効に活用できる。
・収納スペースが増える
↓
施工費・税金が高くなる
導線が複雑になる
・開放感が出る。
・採光や自然の風を取り入れやすい。
↓
建物の耐震性が落ちる
冷暖房費がかかる
建物内外の遮音性が低い
・部屋をフロアで仕切れる。
・高い天井も作れる。
↓
段差が多く危険
バリアフリーにできない
メンテナンスが大変
吹き抜けや壁が少なくなることは、家全体の冷暖房にも大きく影響します。
寒い地域や暑い地域、建物内を住みやすい温度や湿度にコントロールすることは、設備やランニングコストを含めとても大変になると思います。
また、一般的な木造2階建ての場合、耐震壁のバランスと数だけで設計できますが、スキップフロアの場合、間取りや抜け具合、フロアの組合せにより、構造計算する必要が出て来ます。
大きい階段でフロアをつなぐなど、空間が見通しやすく開放的な場合は、床面が接続していないため、構造的には弱くなる欠点もあります。
どうしても吹き抜けや、壁の少ないスキップフロアのマイホームがほしいなら、強度計算が出来て、スキップフロアの実績のある工務店や業者を選んだ方が良いと思います。
マイホームが結果的にスキップフロアになったのは、ある意味苦肉の策です。
キップフロアになった大きな要因は二つあります。
1つ目は、ビルトインガレージが欲しかったこと。
2つ目は、ベタ基礎・床下の高さが50p欲しかったからです。
この2つの条件と、土地が第1種高度地区のため、ガレージ側をより低くせざるを得ず、スキップフロアを選択しました。
ローコストも1つのコンセプトのため、1.5階にトイレは1つのみ、バスルームを設けました。
特に壁が少なく開放的というスキップフロア的な特徴はありません。
言うなれば土地の有効活用、住宅の配置位置を北側にできるだけ寄せるため、北側の規制に合わせた結果です。
そのおかげで、南側には車が4台は並ぶスペースができました。
多分、土地に余裕があったら、スキップフロアにはしなかったと思います。
スキップフロアは斬新・特徴的な間取りで色々なメリットはありますが、メリット以上にたくさんのデメリットもあるような気がします。
マイホームの場合はスキップフロアのメリットを生かしたというよりは、土地を有効活用のためにスキップフロアになったと思っています。
普通だったらデメリットだらけのスキップフロア。
スキップフロアは「空間を有効に使える。陽当たりが良い。」などというメリットをよく聞きますが、自分が思うにはデメリットの方がはるかに多いのではないかと思います。
・空間を有効に活用できる。
・収納スペースが増える
↓
施工費・税金が高くなる
導線が複雑になる
・開放感が出る。
・採光や自然の風を取り入れやすい。
↓
建物の耐震性が落ちる
冷暖房費がかかる
建物内外の遮音性が低い
・部屋をフロアで仕切れる。
・高い天井も作れる。
↓
段差が多く危険
バリアフリーにできない
メンテナンスが大変
吹き抜けや壁が少なくなることは、家全体の冷暖房にも大きく影響します。
寒い地域や暑い地域、建物内を住みやすい温度や湿度にコントロールすることは、設備やランニングコストを含めとても大変になると思います。
また、一般的な木造2階建ての場合、耐震壁のバランスと数だけで設計できますが、スキップフロアの場合、間取りや抜け具合、フロアの組合せにより、構造計算する必要が出て来ます。
大きい階段でフロアをつなぐなど、空間が見通しやすく開放的な場合は、床面が接続していないため、構造的には弱くなる欠点もあります。
スキップフロアは得意な業者を選んだほうが良い。
どうしても吹き抜けや、壁の少ないスキップフロアのマイホームがほしいなら、強度計算が出来て、スキップフロアの実績のある工務店や業者を選んだ方が良いと思います。
マイホームのスキップフロアは土地の有効活用。
マイホームが結果的にスキップフロアになったのは、ある意味苦肉の策です。
キップフロアになった大きな要因は二つあります。
1つ目は、ビルトインガレージが欲しかったこと。
2つ目は、ベタ基礎・床下の高さが50p欲しかったからです。
この2つの条件と、土地が第1種高度地区のため、ガレージ側をより低くせざるを得ず、スキップフロアを選択しました。
ローコストも1つのコンセプトのため、1.5階にトイレは1つのみ、バスルームを設けました。
特に壁が少なく開放的というスキップフロア的な特徴はありません。
言うなれば土地の有効活用、住宅の配置位置を北側にできるだけ寄せるため、北側の規制に合わせた結果です。
そのおかげで、南側には車が4台は並ぶスペースができました。
多分、土地に余裕があったら、スキップフロアにはしなかったと思います。
2015年04月11日
在来工法の木造住宅の天井高は2.4mが限界です。
マイホームの天井は、確か2,400ミリ 2.4メートル前後です。
できるかぎり、天井は高くしてくれとは言った結果か、はじめからそうなのかは不明ですが結果的にそうなりました。
間取りがほぼ決まった後、「なるべくローコストで・・・・」と何度か見積もりをもらいましたが、材料費の価格を下げることで、全体の 2割近くの価格コストダウンでくるようでした。
さて、そもそもマイホームは、特に変わった構造材を使っているわけではないですから、柱は3寸5分、105ミリ角の杉の柱としています。
この柱は、製材所の基本のカット寸法は、3,000ミリ 3メートルとなっています。
(もちろんこの他にも4メートル、6メートルもあります。)
ですから、これを基本とすれば、1階の床から2階の床までは3メートルが基本といえます。
それでは、ここからどのくらいの天井高さが確保できるか検証してみましょう。
@ まず、土台と柱と柱を連結する2階床の木材(胴差)とは、ほぞに差し込まれるため、上下共10センチ前後、ほぞの凸が必要です。
したがって、3,000ミリが、2,800ミリの高さの有効高になります。
A また、部屋の最大広さが8畳、畳2枚の一辺の長さとすれば、2階の床がたわまないように、平べったい柱(梁)が必要になってきます。
105ミリ厚の材料で、畳2枚、3,600ミリの間に梁を渡すとすれば、だいたい、縦が約350ミリの梁を渡す必要があります。
これで、2,800ミリからさらに約250ミり引いた、2,550ミリが有効高になります。
B さらに、ここに1階の天井を施工しなければなりません。もちろん平らなゆがみの無い天井ですよね。
すると、横に50ミリ程度の角材、野縁受けを渡し、その下に90度に交差する、50ミリ角の野縁を打ちつけ、ようやく天井の石膏ボードが打ち付 けられる状態となります。
だんだん減って、高さの有効長は、2,450ミリになります。
C ところが、天井裏には、電線やTVケーブル配線、また、梁に野縁受けを直接打ち付けると、2階の振動が直接1階の天井に伝わるため、いくら かの空間を開け野縁受けを木材などで、所々吊って固定します。
と、結果的に経済寸法の3メートルの柱を使えば、きちっと作れば結果的に、2.4メートルの天井高になることがわかります。
これが木造在来工法で、仮に1階の高さが3メートルを基本とするならば、2.6や2.7メートルの天井高さは確保できないことになります。
もしその高さを確保するならば、構造の工夫や材料の見直しなどが必ず伴ってくると思います。
逆に言えば、天井高を上げて何も変更が無ければ、どこかで手抜きしているか、初めから利幅を盛っていたのかもしれませんね。
できるかぎり、天井は高くしてくれとは言った結果か、はじめからそうなのかは不明ですが結果的にそうなりました。
間取りがほぼ決まった後、「なるべくローコストで・・・・」と何度か見積もりをもらいましたが、材料費の価格を下げることで、全体の 2割近くの価格コストダウンでくるようでした。
さて、そもそもマイホームは、特に変わった構造材を使っているわけではないですから、柱は3寸5分、105ミリ角の杉の柱としています。
この柱は、製材所の基本のカット寸法は、3,000ミリ 3メートルとなっています。
(もちろんこの他にも4メートル、6メートルもあります。)
ですから、これを基本とすれば、1階の床から2階の床までは3メートルが基本といえます。
それでは、ここからどのくらいの天井高さが確保できるか検証してみましょう。
@ まず、土台と柱と柱を連結する2階床の木材(胴差)とは、ほぞに差し込まれるため、上下共10センチ前後、ほぞの凸が必要です。
したがって、3,000ミリが、2,800ミリの高さの有効高になります。
A また、部屋の最大広さが8畳、畳2枚の一辺の長さとすれば、2階の床がたわまないように、平べったい柱(梁)が必要になってきます。
105ミリ厚の材料で、畳2枚、3,600ミリの間に梁を渡すとすれば、だいたい、縦が約350ミリの梁を渡す必要があります。
これで、2,800ミリからさらに約250ミり引いた、2,550ミリが有効高になります。
B さらに、ここに1階の天井を施工しなければなりません。もちろん平らなゆがみの無い天井ですよね。
すると、横に50ミリ程度の角材、野縁受けを渡し、その下に90度に交差する、50ミリ角の野縁を打ちつけ、ようやく天井の石膏ボードが打ち付 けられる状態となります。
だんだん減って、高さの有効長は、2,450ミリになります。
C ところが、天井裏には、電線やTVケーブル配線、また、梁に野縁受けを直接打ち付けると、2階の振動が直接1階の天井に伝わるため、いくら かの空間を開け野縁受けを木材などで、所々吊って固定します。
と、結果的に経済寸法の3メートルの柱を使えば、きちっと作れば結果的に、2.4メートルの天井高になることがわかります。
これが木造在来工法で、仮に1階の高さが3メートルを基本とするならば、2.6や2.7メートルの天井高さは確保できないことになります。
もしその高さを確保するならば、構造の工夫や材料の見直しなどが必ず伴ってくると思います。
逆に言えば、天井高を上げて何も変更が無ければ、どこかで手抜きしているか、初めから利幅を盛っていたのかもしれませんね。
タグ:工法構造
2014年08月12日
「ロフトに換気扇設置」で猛暑対策と小屋裏を強制換気し耐久性を上げる。
小屋裏換気は、夏場には60℃〜70℃にもなると言われる、天井裏と屋根の間にできた空間(小屋裏)を換気することを言います。
建築基準法の定めは無いですが、住宅金融支援機構でローンを組む際に指定される事項の一つです。
財形転貸融資や銀行ローンでも住宅金融支援機構の定めが準用されています。
日本の高温多湿の自然環は天井裏な断熱材を敷き詰めていても室内からや屋外から湿気が侵入します。
日中の高温多湿から、急激な天候変化や、夕方からの気温低下による温度変化は、空気中に含まれる湿気(水蒸気)が屋根裏の急激に冷えた木材に結露します。
天井裏のビニールなどで包まれたグラスウール表面は、室内のエアコン等による温度低下に対し、小屋裏の高温多湿になり空気がよどめば、断熱材表面ビニールに結露を発生させます。
よって、仮に温度上昇・低下したとしても、適切な小屋裏換気を施すことで、湿気をすみやかに排出し小屋裏の環境改善につながります。
もともと、設計上の小屋裏の通風は外壁のレジスター(換気口)、下の画像の右側の5つです。
また、外壁茶色部分、左側の二つは、ロフトに繋がっているレジスターです。
建築前に、小屋裏の換気量が少ないということで、レシスターの数を急遽増やし、プランナーとデザイン的にどこに増やそうか打ち合わせた記憶があります。
屋根の低い部分の軒先の下側はケイカル板の半分に穴があいています。
さらに、屋根全周の半分、切妻のサイドと、高いほうの部分の外壁ぎわには、数ミリ程度の穴が通風孔としてあいています。
換気扇で小屋裏に排出した空気は、これらの通気口から屋外に排出されます。
これらの開口部から自然風によって小屋裏の換気を行っています。
マイホームのロフトへの「換気扇追加」の目的は夏場のロフト内部の熱気の排出です。
マイホームのロフトは、断熱していない小屋裏、天井裏という扱いです。
マイホームのロフトは、構造的には、屋根裏と石こうボード一枚を隔てた空間になっていますが、
温度計を取り付けた所、50度以上になっているようです。
ロフトには、南側の外壁側に、窓二つと、15cmのレジスターが二つ取り付けてありますが、南側に集中しているため、日中は勿論、夜でも一向に熱気が抜けません。
マイホームのロフトは、小屋裏の扱いにはなっているものの、屋根裏の空間との通気はありませんので、厳密に言えば「断熱をしていない部屋」という扱いでしょうか。
小屋裏の容積はザックリ50㎥ぐらいではないでしょうか。
そこに小屋裏に抜ける換気扇を取付、換気扇性能は800㎥/h、ロフト空間の換気は必要十分な容量があるのではないかと思います。
本来の屋根裏の小屋裏の換気をするのであれば、外壁に排出するための換気扇のほうがベターなんだとは思いますが、室内・ロフトの熱気対策効果も併せて一石二鳥という感じです。
小屋裏換気と言っても何か特別な装置を使うわけでなく、あくまでも自然の風や熱の対流利用した開口部の設置とうことになります。
軒裏や棟などに換気部材を取り付け、自然な空気の流れを作り出すことで小屋裏空間を換気します。
換気口の大きさは、建物の屋根の形により、天井面積の1/250〜1/900の大きさの開口部が指定されます。
◆「切妻の切妻部分の両サイド」の場合、天井面積の「1/300の開口部」が必要。
◆「入母屋屋根の軒下のみ」換気の場合、天井面積の「1/250の開口部」が必要。
◆「入母屋の軒下吸気・棟排気」の場合、天井面積の「吸気1/900・排気1/600の開口部」が必要。
◆「入母屋・切妻の軒下吸気・棟排気」の場合、天井面積の「吸気1/900・排気1/900の開口部」が必要。
住宅ゆうし金融支援機構HPより引用
羅列しても分からないので計算してみます。
20坪の平屋か総二階の切妻屋根の場合、「各軒下と軒天に30cm四方の開口部」があれば900㎠なので良いということになります。
20坪×3.3u×100,00=660,000㎠
660,000㎠ ÷ 900 = 733㎠
建築基準法の定めは無いですが、住宅金融支援機構でローンを組む際に指定される事項の一つです。
財形転貸融資や銀行ローンでも住宅金融支援機構の定めが準用されています。
小屋裏の高温がもたらす環境悪化
日本の高温多湿の自然環は天井裏な断熱材を敷き詰めていても室内からや屋外から湿気が侵入します。
日中の高温多湿から、急激な天候変化や、夕方からの気温低下による温度変化は、空気中に含まれる湿気(水蒸気)が屋根裏の急激に冷えた木材に結露します。
天井裏のビニールなどで包まれたグラスウール表面は、室内のエアコン等による温度低下に対し、小屋裏の高温多湿になり空気がよどめば、断熱材表面ビニールに結露を発生させます。
よって、仮に温度上昇・低下したとしても、適切な小屋裏換気を施すことで、湿気をすみやかに排出し小屋裏の環境改善につながります。
マイホームの小屋裏換気の口の設置状況
もともと、設計上の小屋裏の通風は外壁のレジスター(換気口)、下の画像の右側の5つです。
また、外壁茶色部分、左側の二つは、ロフトに繋がっているレジスターです。
建築前に、小屋裏の換気量が少ないということで、レシスターの数を急遽増やし、プランナーとデザイン的にどこに増やそうか打ち合わせた記憶があります。
屋根の低い部分の軒先の下側はケイカル板の半分に穴があいています。
さらに、屋根全周の半分、切妻のサイドと、高いほうの部分の外壁ぎわには、数ミリ程度の穴が通風孔としてあいています。
換気扇で小屋裏に排出した空気は、これらの通気口から屋外に排出されます。
これらの開口部から自然風によって小屋裏の換気を行っています。
小屋裏であるマイホームのロフトへの「換気扇追加」
マイホームのロフトへの「換気扇追加」の目的は夏場のロフト内部の熱気の排出です。
マイホームのロフトは、断熱していない小屋裏、天井裏という扱いです。
マイホームのロフトは、構造的には、屋根裏と石こうボード一枚を隔てた空間になっていますが、
温度計を取り付けた所、50度以上になっているようです。
ロフトには、南側の外壁側に、窓二つと、15cmのレジスターが二つ取り付けてありますが、南側に集中しているため、日中は勿論、夜でも一向に熱気が抜けません。
マイホームのロフトは、小屋裏の扱いにはなっているものの、屋根裏の空間との通気はありませんので、厳密に言えば「断熱をしていない部屋」という扱いでしょうか。
小屋裏の容積はザックリ50㎥ぐらいではないでしょうか。
そこに小屋裏に抜ける換気扇を取付、換気扇性能は800㎥/h、ロフト空間の換気は必要十分な容量があるのではないかと思います。
本来の屋根裏の小屋裏の換気をするのであれば、外壁に排出するための換気扇のほうがベターなんだとは思いますが、室内・ロフトの熱気対策効果も併せて一石二鳥という感じです。
住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)の指定する小屋裏換気面積
小屋裏換気と言っても何か特別な装置を使うわけでなく、あくまでも自然の風や熱の対流利用した開口部の設置とうことになります。
軒裏や棟などに換気部材を取り付け、自然な空気の流れを作り出すことで小屋裏空間を換気します。
小屋裏換気の開口部の大きさ
換気口の大きさは、建物の屋根の形により、天井面積の1/250〜1/900の大きさの開口部が指定されます。
◆「切妻の切妻部分の両サイド」の場合、天井面積の「1/300の開口部」が必要。
◆「入母屋屋根の軒下のみ」換気の場合、天井面積の「1/250の開口部」が必要。
◆「入母屋の軒下吸気・棟排気」の場合、天井面積の「吸気1/900・排気1/600の開口部」が必要。
◆「入母屋・切妻の軒下吸気・棟排気」の場合、天井面積の「吸気1/900・排気1/900の開口部」が必要。
住宅ゆうし金融支援機構HPより引用
羅列しても分からないので計算してみます。
20坪の平屋か総二階の切妻屋根の場合、「各軒下と軒天に30cm四方の開口部」があれば900㎠なので良いということになります。
20坪×3.3u×100,00=660,000㎠
660,000㎠ ÷ 900 = 733㎠