2012年07月11日
地震に強いマイホームにするための5つのポイント。
窓や出入口などの開口部は、木造軸組みの建物では、強度の観点からは無い方が良いに違いありません。
しかし、窓や出入口は必ず必要で、大きさや形、配置が、地震に強いのかどう書きたいと思います。
さらに、間取や家の形状なども建物の強度に大きく影響してきます。
木造の建物の強度に影響する5つのポイント。
@床の形が正方形のほうが頑丈
A総2Fのほうが頑丈
B窓は小さいほうが頑丈
C角に窓が無いほうが頑丈
D大きすぎる部屋は作らないほうが頑丈
@床形状は正方形か長方形が地震に強い
できれば正方形のほうが良く、無理であれば、長方形、出っ張りやくぼみの無い形が頑丈です。
(床面積に対する外壁の面積も少なくコストも安くなります)
A総2Fのほうが頑丈
建物の床面積が1fが広く2Fが狭い建物が一般的ですが、バランスをとることが難しく、総二階の場合全体のバランスも良く頑丈です。(究極は、ピラミッド形かもしれない)
マイホームは、ステップフロア構造ですが、総二階としました。
1F
1.5F・2F
B窓は小さく少ないほうが地震に強い
窓は開口部となり強度を確保する壁ではないため、大きさは小さく、少ない方が強度を上げるのに適しています。
今は、エネルギーロスを防ぎ冷暖房効果を上げるため、昔のように大きな掃出し窓のある縁側を設けた家屋を見かけません。
C角に窓や出入口が無いほうが地震に強い
角に出窓を設けた古い家屋をよく見かけますが、見晴らしや日当たりも良くい半面、地震で揺れた時は大きな力がかかり破壊します。
家屋の角は1Fも2Fもできる限り同じ位置に耐震壁を設ける位置にしちほうが地震に強くなります。
D大きい部屋は作らないほうが地震に強い
柱の無い大きすぎる部屋は、家全体のバランスが崩れたり、強度が落ちたりします。
以上5点のポイントを頭の隅におき、間取を考えた方が地震に強いローコストな建物が建つと思います。
追伸
「地震に強いマイホームにするための7つのポイント。」で、二つポイントを追加しています。
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