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2018年12月31日
断熱・防音・結露防止!プラマードU 6窓目2F掃出窓、左縦枠が内外逆だった。
2018年師走、6窓目のプラマードU取付です。
特に注文時のサイズ間違いも無く、サクサクと取付完了と行きたかったのですが、左右上下の取付枠を取付完了し、サッシをはめ込んだところ、どうも左側の様子が違います。
シールのついた方が外側になり、枠中央の白い部分は気密性を保つための返しがあります。
よく見ると、左枠の内外が逆でした。「あらららら・・・・。」と、左枠は、12本ほどのアルミ木ネジで固定してあります。
内外逆ということは、ネジ穴が合わない場合、また12か所穴あけしなければならず、労はいいとしても窓額縁に12か所開けなければなりません。
さらに、間違ったネジ穴と前後に少しのズレだったとしたら、定位置に再度枠を固定することはとても難儀です。
と、おそる々上下逆にしてみたところ、ネジ穴は全て同じ位置でホッとしました。
高さ1,800mmの窓枠のネジ穴は、前後上下とも対称であるようです。
プラマードUの配達希望は夜にしていましたが、昼頃に電話が入りました、「屋内に運搬を手伝ってくれる方はいますか・・・。」と、自分がいるので問題ない旨伝えておきました。
1Fの吐出窓は4年ほど前に取り付けましたが、5mm単板カラスだったのですが、今回は3mm複層ガラスで、高さは200mmほど小さいサイズです。
とても重いといことは記憶していましたが、問題は搬入よりも、2Fへの引き上げです。
さてと、到着した夜早速引揚げ、梱包したまま、階段を一段々窓の角を乗せて引き上げ、なるべく縦にしたまま引き上げたほうが安全、楽なようです。
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元々のアルミサッシはフレミング、アルミ素材そのままなので見た目も寒々しています。
一応たててみて、これがそもそもの上下逆でした、自分の性格が良くわかります。
窓枠を下穴をあけて固定していきます。
プラマードUの外側の窓を立てつけてみましたが、チョットしつくりきません、良く見ると枠の内外が逆でした。
木ネジ12本と、上下建枠側の木ネジ2本づつ抜いて、正しく固定していきます。
はい、感性、プラマードUのDIY取付は簡単ですが、何が大変かって・・・・、梱包材料を片付けることが大変なんてすよ。
特に注文時のサイズ間違いも無く、サクサクと取付完了と行きたかったのですが、左右上下の取付枠を取付完了し、サッシをはめ込んだところ、どうも左側の様子が違います。
シールのついた方が外側になり、枠中央の白い部分は気密性を保つための返しがあります。
よく見ると、左枠の内外が逆でした。「あらららら・・・・。」と、左枠は、12本ほどのアルミ木ネジで固定してあります。
内外逆ということは、ネジ穴が合わない場合、また12か所穴あけしなければならず、労はいいとしても窓額縁に12か所開けなければなりません。
さらに、間違ったネジ穴と前後に少しのズレだったとしたら、定位置に再度枠を固定することはとても難儀です。
と、おそる々上下逆にしてみたところ、ネジ穴は全て同じ位置でホッとしました。
高さ1,800mmの窓枠のネジ穴は、前後上下とも対称であるようです。
プラマードU掃出窓を2Fまで上げることは大変かな。
プラマードUの配達希望は夜にしていましたが、昼頃に電話が入りました、「屋内に運搬を手伝ってくれる方はいますか・・・。」と、自分がいるので問題ない旨伝えておきました。
1Fの吐出窓は4年ほど前に取り付けましたが、5mm単板カラスだったのですが、今回は3mm複層ガラスで、高さは200mmほど小さいサイズです。
とても重いといことは記憶していましたが、問題は搬入よりも、2Fへの引き上げです。
さてと、到着した夜早速引揚げ、梱包したまま、階段を一段々窓の角を乗せて引き上げ、なるべく縦にしたまま引き上げたほうが安全、楽なようです。
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2F8畳掃出窓にもプラマードUをDIY取付。
元々のアルミサッシはフレミング、アルミ素材そのままなので見た目も寒々しています。
一応たててみて、これがそもそもの上下逆でした、自分の性格が良くわかります。
窓枠を下穴をあけて固定していきます。
プラマードUの外側の窓を立てつけてみましたが、チョットしつくりきません、良く見ると枠の内外が逆でした。
木ネジ12本と、上下建枠側の木ネジ2本づつ抜いて、正しく固定していきます。
はい、感性、プラマードUのDIY取付は簡単ですが、何が大変かって・・・・、梱包材料を片付けることが大変なんてすよ。
2018年12月29日
内窓プラマードU PCスペース小窓にDIY取付
5つ目の内窓、2階PCスペースの小窓にもプラマートUを取り付けました。
この窓は、廊下階段に接したオープンスペース、この窓からの冷気が全体に広がる部分です。
サイズは、縦703mm×横743mmで、梱包自体も、窓が二枚一梱包、枠で1つといたってコンパクトです。
取付前は、ブラインドとカーテンを取り付けていました。
元々、マイホームの窓は、YKKフレミングの複層ガラス。今はフレミングJとして、グレードとしては一番安価です。
建築費の削減と、断熱等の性能以前に耐久性が第一です。
これで、DIY5窓目ですが、お勧めする手順は窓枠を養生テープなどで仮止めしてみたほうが良いと思います。
通常は左右の窓枠を取り付けて、上下の枠を固定していきます。
ただし、特に小さな窓は、上下の枠の取付時しならせてはめ込もうとすると、折れそうなほど湾曲させなければなりません。
よって、縦枠もねじ止めせず、上枠を予め建枠にはめ込んで窓の額縁に仮置きし、下枠をはめ込んで指定位置に押し込みます。
特に小さいまどは、枠を養生テープなどで固定してから、窓の額縁をはめこんだほうが良いと思います。
あとは、枠がずれないように、窓枠のネジ穴に下穴をあけます。
固定するネジは下穴無しで打ち込もうとすると、アルミ製なので舐めてしまったり、硬い額縁の場合ネジ山が甘くなったりします。
一応、一窓に一本ほど予備のネジが付属しているようです。
この窓は、冒頭に書いたとおり、オープンスペースのため冷気が全体に広がる窓部分です。
小さな窓は、アルミサッシ枠の比率も多いので単位面積あたりの熱損失は大きい窓よりも大きいと言えます。
よって、内窓が無い場合は、小さな窓に外気温度により近くなり、結露が集中します。
プラマードU取付後の結露はと言えば、外窓の屋内側には結露します。
画像を撮った時は、外気温0度、外側のサッシは、結露が激しく、ガラスの下側にも結露しています。
ただ、内窓には結露していませんので、効果絶大と言えますよね。
小さな窓は、この窓のプラマードUは、楽天市場で送料税込みで18,000円ほど、窓が小さくなればなるほど、単位面積あたりの価格は上がっていきますが、場所によってはそれほどの効果があると思います。
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この窓は、廊下階段に接したオープンスペース、この窓からの冷気が全体に広がる部分です。
プラマードU 小窓にDIY取付
サイズは、縦703mm×横743mmで、梱包自体も、窓が二枚一梱包、枠で1つといたってコンパクトです。
取付前は、ブラインドとカーテンを取り付けていました。
元々、マイホームの窓は、YKKフレミングの複層ガラス。今はフレミングJとして、グレードとしては一番安価です。
建築費の削減と、断熱等の性能以前に耐久性が第一です。
プラマードU、DIY取付のポイント。
これで、DIY5窓目ですが、お勧めする手順は窓枠を養生テープなどで仮止めしてみたほうが良いと思います。
通常は左右の窓枠を取り付けて、上下の枠を固定していきます。
ただし、特に小さな窓は、上下の枠の取付時しならせてはめ込もうとすると、折れそうなほど湾曲させなければなりません。
よって、縦枠もねじ止めせず、上枠を予め建枠にはめ込んで窓の額縁に仮置きし、下枠をはめ込んで指定位置に押し込みます。
特に小さいまどは、枠を養生テープなどで固定してから、窓の額縁をはめこんだほうが良いと思います。
あとは、枠がずれないように、窓枠のネジ穴に下穴をあけます。
固定するネジは下穴無しで打ち込もうとすると、アルミ製なので舐めてしまったり、硬い額縁の場合ネジ山が甘くなったりします。
一応、一窓に一本ほど予備のネジが付属しているようです。
プラマードU取付後の効果と結露状況。
この窓は、冒頭に書いたとおり、オープンスペースのため冷気が全体に広がる窓部分です。
小さな窓は、アルミサッシ枠の比率も多いので単位面積あたりの熱損失は大きい窓よりも大きいと言えます。
よって、内窓が無い場合は、小さな窓に外気温度により近くなり、結露が集中します。
プラマードU取付後の結露状況。
プラマードU取付後の結露はと言えば、外窓の屋内側には結露します。
画像を撮った時は、外気温0度、外側のサッシは、結露が激しく、ガラスの下側にも結露しています。
ただ、内窓には結露していませんので、効果絶大と言えますよね。
小さな窓は、この窓のプラマードUは、楽天市場で送料税込みで18,000円ほど、窓が小さくなればなるほど、単位面積あたりの価格は上がっていきますが、場所によってはそれほどの効果があると思います。
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内窓はノース&ウェスト YAHOO店
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2018年12月25日
快適なマイホーム「断熱と熱容量と温度伝導率」・・・そんな気がする。
ここ何年かかけマイホームの窓に内窓を取付、始めは木製の自作、そしてプラマードUをDIYで取付、少しづつの断熱性を高めてきました。
部分的には、隙間スポンジを使ったり、ツインポリカやアクリル板を使ったりと色々工夫することも楽しいですよね。
最近も、2Fの二部屋をYKKの内窓プラマードUを取付二重窓化しました。
ふと最近思うのは、住宅の断熱性は高めれば高めるほどいいのですが、ライフスタイルに合った住みやすさは違うのではと思うようになりました。
熱容量とは何かについて調べてみました。
「熱容量とは、ある物体の温度を一℃上げるのに必要な熱量(エネルギー)」のことです。
単位は・・・とか書いてしまうとこんがらがるので省略
熱量(エネルギー)ですから、たとえば、6畳の部屋は3畳の部屋の温度を一℃上げるのに2倍の熱量(エネルギー)が必要になります。
「比熱(ひねつ)とは、物質1g の温度を1℃(K)上昇させるのに必要な係数」のことです。
「熱容量」とは、単に物体を一℃上げるのに必要な熱量(エネルギー)の総量なのに対して、「比熱」とは一定量の物体又は物質を1℃上げるための熱量なので、物質によって異なります。
住まいでは、壁やフローリングや部屋の空気1g を1℃上げるには、それぞれの比熱が異なるので、その熱量も変わるに違いありません。
一方熱に関する言葉として、温度伝導率、熱拡散率,熱拡散係数,温度拡散係数、何れも同じ意味の言葉です。、
温度伝導率は「物質の熱伝導率 k ,密度を ρ ,比熱 Cとした場合、a=k/ρC で定義される量で・・・・・・。」
通常、断熱材では、主に熱伝導率だけで性能を表され、熱の通しにくさを表します。
サッシのアルミニウムの熱伝導率は、約200(W/m K)、ウッドファイバーやグラスウールの熱伝導率はほぼ同じ0.038(W/m・K)と、断熱材とは雲泥の差です。
一方、「温度伝導率」は温まった熱、断熱材(物体)などがどの程度の比率で放出されるのかを表す係数です。
言い換えれば、金属やコンクリートは温度伝導率がとても高いので、蓄えた熱を短時間で放出してしまうので断熱材には向かないということになります。
ウッドファイバーやグラスウールの熱伝導率は同じ0.038(W/m・K)なのに対して、温度伝導率は、0.0017、0.0031と約2倍近くです。
このことは、同じ熱容量を持つとすれば、半分の時間で熱を放出してしまいます。
性能の良い断熱材とは、熱伝導率と温度伝導率が低い物ということになります。
一言で言えば「一定の温度を保てること」ではないかと思います。
書くのは簡単ですが、実際に生活実態の中でこれを実現するにはとても難しいことがあります。
住宅には、色々な部屋があり、色々な生活のリズムがあります。
リビングや寝室、キッチン、廊下やトイレやお風呂。仕事で誰も居ない時間、就寝時間、くつろいだり寝る時間。
これらの空間や時間を常に「一定の温度や湿度を保つ。」ことはとても難しいのです。
とここまで色々書きだしましたが、住宅の断熱材の性能もさることながら、体積あたりの熱容量がとても大事なのではないかと思い始めました。
前項では、「性能の良い断熱材とは、熱伝導率と温度電動率が低い物」と書きましたが、もう一つ大事な要素があります。
それは、断熱材の熱量です。
断熱材の蓄えられる熱量とは、単位体積あたりの熱容量から導くことができます。
1㎥の断熱材は、10cmの厚さなら10uほどの断熱材になります。
・グラスウール24sの熱容量
比熱は、1,000J/(kg・K)
24kgのグラスウールの熱容量は24,000J(ジュール)
・ウッドファイバーの50sの熱容量
比熱は、2,000J/(kg・K)
50kgのウッドファイバーの熱容量は100,000J(ジュール)
ウッドファイバーは、グラスウールの約4倍の熱容量があります。
断熱材は住宅の6面を覆えば、6 対 24 となり熱容量の差は格段に広がります。
さて、この熱容量は何に影響するかと言えば、どちらも放熱量が同じとすれば、グラスウールが6時間で温度が均衡し熱移動がなくなるのに対し、ウッドファイバーは、24時間放熱し続けることになります。
さらに、先に書きましたが、温度伝導率は約2倍近く差があるので、グラスウールに対して、ウッドファイバーは、48時間放熱し続けることになります。
もし仮に、室内だけを見るなら、グラスウールより8倍壁に保った熱が放出されることになります。
断熱材の善し悪しは多方面からの性質の違いはあるが、大事なのは、熱容量と温度伝導率ではないのかと思います。
熱容量が高く温度伝導率の低い断熱材は、断熱の壁自体にエネルギーを蓄え、冷暖房を切った時でも、室内の温度変化が少なく、快適な住宅になるのではないかと思います。
住宅には、色々な部屋があり、色々な生活のリズム。
リビングや寝室、キッチン、廊下やトイレやお風呂。仕事で誰も居ない時間、就寝時間、くつろいだり寝る時間。
木材、ウッドファイバー、セルロースファイバー、動物性繊維など熱容量が高く温度伝導率の低い断熱材がクローズUPされていくだろうと思います。
部分的には、隙間スポンジを使ったり、ツインポリカやアクリル板を使ったりと色々工夫することも楽しいですよね。
最近も、2Fの二部屋をYKKの内窓プラマードUを取付二重窓化しました。
ふと最近思うのは、住宅の断熱性は高めれば高めるほどいいのですが、ライフスタイルに合った住みやすさは違うのではと思うようになりました。
「熱容量」と「比熱」
熱容量とは何かについて調べてみました。
「熱容量とは、ある物体の温度を一℃上げるのに必要な熱量(エネルギー)」のことです。
単位は・・・とか書いてしまうとこんがらがるので省略
熱量(エネルギー)ですから、たとえば、6畳の部屋は3畳の部屋の温度を一℃上げるのに2倍の熱量(エネルギー)が必要になります。
「比熱(ひねつ)とは、物質1g の温度を1℃(K)上昇させるのに必要な係数」のことです。
「熱容量」とは、単に物体を一℃上げるのに必要な熱量(エネルギー)の総量なのに対して、「比熱」とは一定量の物体又は物質を1℃上げるための熱量なので、物質によって異なります。
住まいでは、壁やフローリングや部屋の空気1g を1℃上げるには、それぞれの比熱が異なるので、その熱量も変わるに違いありません。
「熱伝導率」と「比熱」の関わり。
一方熱に関する言葉として、温度伝導率、熱拡散率,熱拡散係数,温度拡散係数、何れも同じ意味の言葉です。、
温度伝導率は「物質の熱伝導率 k ,密度を ρ ,比熱 Cとした場合、a=k/ρC で定義される量で・・・・・・。」
通常、断熱材では、主に熱伝導率だけで性能を表され、熱の通しにくさを表します。
サッシのアルミニウムの熱伝導率は、約200(W/m K)、ウッドファイバーやグラスウールの熱伝導率はほぼ同じ0.038(W/m・K)と、断熱材とは雲泥の差です。
一方、「温度伝導率」は温まった熱、断熱材(物体)などがどの程度の比率で放出されるのかを表す係数です。
言い換えれば、金属やコンクリートは温度伝導率がとても高いので、蓄えた熱を短時間で放出してしまうので断熱材には向かないということになります。
ウッドファイバーやグラスウールの熱伝導率は同じ0.038(W/m・K)なのに対して、温度伝導率は、0.0017、0.0031と約2倍近くです。
このことは、同じ熱容量を持つとすれば、半分の時間で熱を放出してしまいます。
性能の良い断熱材とは、熱伝導率と温度伝導率が低い物ということになります。
マイホームの快適さ
一言で言えば「一定の温度を保てること」ではないかと思います。
書くのは簡単ですが、実際に生活実態の中でこれを実現するにはとても難しいことがあります。
住宅には、色々な部屋があり、色々な生活のリズムがあります。
リビングや寝室、キッチン、廊下やトイレやお風呂。仕事で誰も居ない時間、就寝時間、くつろいだり寝る時間。
これらの空間や時間を常に「一定の温度や湿度を保つ。」ことはとても難しいのです。
断熱材にも必要な熱容量
とここまで色々書きだしましたが、住宅の断熱材の性能もさることながら、体積あたりの熱容量がとても大事なのではないかと思い始めました。
前項では、「性能の良い断熱材とは、熱伝導率と温度電動率が低い物」と書きましたが、もう一つ大事な要素があります。
それは、断熱材の熱量です。
断熱材等の熱容量
断熱材の蓄えられる熱量とは、単位体積あたりの熱容量から導くことができます。
1㎥の断熱材は、10cmの厚さなら10uほどの断熱材になります。
・グラスウール24sの熱容量
比熱は、1,000J/(kg・K)
24kgのグラスウールの熱容量は24,000J(ジュール)
・ウッドファイバーの50sの熱容量
比熱は、2,000J/(kg・K)
50kgのウッドファイバーの熱容量は100,000J(ジュール)
ウッドファイバーは、グラスウールの約4倍の熱容量があります。
断熱材は住宅の6面を覆えば、6 対 24 となり熱容量の差は格段に広がります。
さて、この熱容量は何に影響するかと言えば、どちらも放熱量が同じとすれば、グラスウールが6時間で温度が均衡し熱移動がなくなるのに対し、ウッドファイバーは、24時間放熱し続けることになります。
さらに、先に書きましたが、温度伝導率は約2倍近く差があるので、グラスウールに対して、ウッドファイバーは、48時間放熱し続けることになります。
もし仮に、室内だけを見るなら、グラスウールより8倍壁に保った熱が放出されることになります。
まとめ、断熱材の善し悪しは熱伝導率だけでは無い。
断熱材の善し悪しは多方面からの性質の違いはあるが、大事なのは、熱容量と温度伝導率ではないのかと思います。
熱容量が高く温度伝導率の低い断熱材は、断熱の壁自体にエネルギーを蓄え、冷暖房を切った時でも、室内の温度変化が少なく、快適な住宅になるのではないかと思います。
住宅には、色々な部屋があり、色々な生活のリズム。
リビングや寝室、キッチン、廊下やトイレやお風呂。仕事で誰も居ない時間、就寝時間、くつろいだり寝る時間。
木材、ウッドファイバー、セルロースファイバー、動物性繊維など熱容量が高く温度伝導率の低い断熱材がクローズUPされていくだろうと思います。