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2014年10月10日
相対湿度、同じ水蒸気の量でも温度が下がると湿度が上がる。
二重窓化や結露防止、断熱、などなど、マイホームには自然現象からの防衛策がいくつもある。
物理現象は基本的に同じはずなのに、時間を含めた無限の組み合わせがある。
前の記事 「厚地のカーテンは、窓の結露を増幅する。」 では、飽和水蒸気量ということを話題にしました。
で、飽和水蒸気量、いわいる空気中の最大の水蒸気量は温度で変わるということでした。
と、ふとここで気になってきたのは、湿度って何を図っているんでしょうか。
それは、空気がかかえている水蒸気の量を計っている。で終わればいいのですが、気になるのは、温度によって空気中の水蒸気の量が変わるということです。
言い換えれば、温度20度の湿度50%と、温度10度の湿度50%では、空気中の水蒸気の量は違うということです。
いつも、聞いている湿度というのは、正確にいえば、「相対湿度」なんだそうです。
相対湿度とは、ある気温で大気が含むことのできる水蒸気の最大量(飽和水蒸気量)を100とし、実際の水蒸気量の測定値を比率(パーセント)で表したもの。
相対湿度、一般的に言う湿度は、温度が下がれば、上がる。湿度が同じなら、温度が低いほうが空気中の水蒸気の量が少ないということになります。
湿度が同じでも寒い冬は、実際は空気が乾燥し、加湿しても、空気中の水蒸気量が少なく、どこかに結露する量が多くなるだけなんじゃないかとおもってしまいます。
物理現象は基本的に同じはずなのに、時間を含めた無限の組み合わせがある。
前の記事 「厚地のカーテンは、窓の結露を増幅する。」 では、飽和水蒸気量ということを話題にしました。
で、飽和水蒸気量、いわいる空気中の最大の水蒸気量は温度で変わるということでした。
と、ふとここで気になってきたのは、湿度って何を図っているんでしょうか。
それは、空気がかかえている水蒸気の量を計っている。で終わればいいのですが、気になるのは、温度によって空気中の水蒸気の量が変わるということです。
言い換えれば、温度20度の湿度50%と、温度10度の湿度50%では、空気中の水蒸気の量は違うということです。
いつも、聞いている湿度というのは、正確にいえば、「相対湿度」なんだそうです。
相対湿度とは、ある気温で大気が含むことのできる水蒸気の最大量(飽和水蒸気量)を100とし、実際の水蒸気量の測定値を比率(パーセント)で表したもの。
相対湿度、一般的に言う湿度は、温度が下がれば、上がる。湿度が同じなら、温度が低いほうが空気中の水蒸気の量が少ないということになります。
湿度が同じでも寒い冬は、実際は空気が乾燥し、加湿しても、空気中の水蒸気量が少なく、どこかに結露する量が多くなるだけなんじゃないかとおもってしまいます。
タグ:結露
2014年09月19日
厚地のカーテンで冷気を防げば、窓の結露を増幅させる。
って、一言で書いてしまえば、カーテンがさも結露する犯人のような捉え方をされてしまいそうな表現です。
でも、本来、カーテンを閉めても閉めなくてもざっくり言えば部屋中の湿度、水分量の変化がするわけでもない。
では、カーテンをすれば、窓の結露が増幅するとはどういうことなのか・・・・?。
前の記事でも書いたが、結露の原因は、空気中の水蒸気が「飽和水蒸気量」になったときに結露すると書いた。
カーテンをしたときに、窓に結露が発生する。
↓
カーテンを閉めた時に「飽和水蒸気量」に達することがある。ということに他ならない。
屋外が寒くカーテンを閉めている時に結露する原因は何か?
・カーテンと窓の間の温度が低い時。
・カーテンと窓の間に空気の流れがない時。
・カーテンと窓の間の湿度が低いとき。
・窓の表面温度が下がった時。 など
屋外が寒くカーテンを開けている時結露しないのは何故か?
・部屋の温度が低い時。
・部屋の湿度が低い時。
・窓表面に対流がある時。 など
上記のことから、冬の夜にカーテンを閉めれば、カーテンと窓の間の温度が下がり結露が発生しやすいと言えます。
また、カーテンの生地を厚くしたり、断熱カーテンで隙間無く閉めれば、さらにカーテンと窓の間の温度が下がり、絶えず供給される室内の水蒸気で 結露量が多くなる、とも言えます。
日昼、室内のガラス表面温度が上がり、カーテンを開け、対流が発生している時は結露しにくいとも言えます。
窓の結露は窓自体がきちんと施工されていれば、屋外に流れ出るようになっているので問題ありません。
ただ、カーテンが流すきたりして、窓に接触し、結露がカーテンを濡らし、室内の床まで濡れる、カビなどが発生するようなら問題です。
話は変わって、マイホームの場合、冬場の室内の温湿度度は、だいたい、温度25〜28、湿度は35〜50%です。
ファンヒーターは使っていますが、マイホームの外壁は、防湿シートや気密シーツは使ってません。
屋外の湿度が低ければ、ファンヒーターを使用しても室内の湿度が必要以上上がることはありません。
でも、本来、カーテンを閉めても閉めなくてもざっくり言えば部屋中の湿度、水分量の変化がするわけでもない。
では、カーテンをすれば、窓の結露が増幅するとはどういうことなのか・・・・?。
前の記事でも書いたが、結露の原因は、空気中の水蒸気が「飽和水蒸気量」になったときに結露すると書いた。
カーテンをしたときに、窓に結露が発生する。
↓
カーテンを閉めた時に「飽和水蒸気量」に達することがある。ということに他ならない。
屋外が寒くカーテンを閉めている時に結露する原因は何か?
・カーテンと窓の間の温度が低い時。
・カーテンと窓の間に空気の流れがない時。
・カーテンと窓の間の湿度が低いとき。
・窓の表面温度が下がった時。 など
屋外が寒くカーテンを開けている時結露しないのは何故か?
・部屋の温度が低い時。
・部屋の湿度が低い時。
・窓表面に対流がある時。 など
上記のことから、冬の夜にカーテンを閉めれば、カーテンと窓の間の温度が下がり結露が発生しやすいと言えます。
また、カーテンの生地を厚くしたり、断熱カーテンで隙間無く閉めれば、さらにカーテンと窓の間の温度が下がり、絶えず供給される室内の水蒸気で 結露量が多くなる、とも言えます。
日昼、室内のガラス表面温度が上がり、カーテンを開け、対流が発生している時は結露しにくいとも言えます。
窓の結露は窓自体がきちんと施工されていれば、屋外に流れ出るようになっているので問題ありません。
ただ、カーテンが流すきたりして、窓に接触し、結露がカーテンを濡らし、室内の床まで濡れる、カビなどが発生するようなら問題です。
話は変わって、マイホームの場合、冬場の室内の温湿度度は、だいたい、温度25〜28、湿度は35〜50%です。
ファンヒーターは使っていますが、マイホームの外壁は、防湿シートや気密シーツは使ってません。
屋外の湿度が低ければ、ファンヒーターを使用しても室内の湿度が必要以上上がることはありません。
2014年09月05日
住宅の永遠の課題「結露」飽和水蒸気量
内窓をつけても結露する。
窓の結露ってとっても難しいものがありますよね。
理屈では、空気中の水蒸気が、空気と共に温度が下がり、空気に溶け込める水蒸気量の限界(飽和水蒸気量)状態になったとき、冷たい表面に水滴となって現れるという。
たとえば、リビングの冬の温度は、28℃ 湿度50%と、 戸外 -3℃、湿度20%と仮定。
室内の空気中の水蒸気量は、28℃で 27.2cc ×0.5(湿度50%) = 13.6cc
13.6ccが飽和水蒸気量の温度になる温度は、16℃以下、内窓の表面は、空気が停滞していれば、16度以下になれば結露するということになります。
外気が-3℃、内窓の室内の表面温度は、16度。 二重サッシの効果は、約18℃の保温効果があるともいえます。
では、二重窓の窓と窓の中の温度はどれくらいでしょ。
二重窓の効果、温度差は18℃とすれば、窓と窓の中の空気の温度は16℃から-9℃(18℃÷2)で 7℃。窓と窓の中の温度は7℃、 湿度50%と仮定すれば、飽和水蒸気量は約4.0cc。
外側のサッシの内側表面が約0℃以下になれば結露がはじまります。
ですが、外側のサッシの上部、下部には隙間が多少あったり、二つのの窓の断熱性能の違いや、実際の湿度が30〜40%と低かったりと、いろいろな要因が重なり外側窓の内側には極端な結露は見られない。
のではないかな・・・・と思います。
また、さらには、ガラスやアルミ枠の表面に空気の対流や停滞が有り無、カーテンによる空気温度の低下とカーテンを通過する水蒸気を含んだのガラス面等への供給状況などによって、結露する・しないの微妙な状態変化があるのではないかと思います。
・車のデフロスのように、風をフロント窓にあてていたら、ガラス面の温度が上がることや、風による蒸発で結露はなくなります。
・冬の寒い日に車に乗り込んだ時の曇りは、エアコンを入れて冷風を窓にあてれば、即座に結露はなくなります。
素人の 高温多湿の日本にとっては重要な課題です。
窓の結露ってとっても難しいものがありますよね。
理屈では、空気中の水蒸気が、空気と共に温度が下がり、空気に溶け込める水蒸気量の限界(飽和水蒸気量)状態になったとき、冷たい表面に水滴となって現れるという。
たとえば、リビングの冬の温度は、28℃ 湿度50%と、 戸外 -3℃、湿度20%と仮定。
室内の空気中の水蒸気量は、28℃で 27.2cc ×0.5(湿度50%) = 13.6cc
13.6ccが飽和水蒸気量の温度になる温度は、16℃以下、内窓の表面は、空気が停滞していれば、16度以下になれば結露するということになります。
外気が-3℃、内窓の室内の表面温度は、16度。 二重サッシの効果は、約18℃の保温効果があるともいえます。
では、二重窓の窓と窓の中の温度はどれくらいでしょ。
二重窓の効果、温度差は18℃とすれば、窓と窓の中の空気の温度は16℃から-9℃(18℃÷2)で 7℃。窓と窓の中の温度は7℃、 湿度50%と仮定すれば、飽和水蒸気量は約4.0cc。
外側のサッシの内側表面が約0℃以下になれば結露がはじまります。
ですが、外側のサッシの上部、下部には隙間が多少あったり、二つのの窓の断熱性能の違いや、実際の湿度が30〜40%と低かったりと、いろいろな要因が重なり外側窓の内側には極端な結露は見られない。
のではないかな・・・・と思います。
また、さらには、ガラスやアルミ枠の表面に空気の対流や停滞が有り無、カーテンによる空気温度の低下とカーテンを通過する水蒸気を含んだのガラス面等への供給状況などによって、結露する・しないの微妙な状態変化があるのではないかと思います。
・車のデフロスのように、風をフロント窓にあてていたら、ガラス面の温度が上がることや、風による蒸発で結露はなくなります。
・冬の寒い日に車に乗り込んだ時の曇りは、エアコンを入れて冷風を窓にあてれば、即座に結露はなくなります。
素人の 高温多湿の日本にとっては重要な課題です。