帰路車中で、冷めることのない熱い、震えるような興奮の中、
覚えている限りの記憶を、スマホからツイッターにぶち込みました。
絶対忘れたくない!!!!その一心で。
鵜飼の鵜が魚籠に獲った魚を吐き出すように(^_^;)
あのライブの瞬間瞬間の印象を掴んだモノを、拳からすり抜ける前に叩き込みました。
そう言ったツイッターの散文と、後にアップされたセットリストから、
また記憶を掘り起こしました。すみませんm(__)mスゴイ長いブログになります。
ポラロイドのシャッター音の後、気だるいブラスが入ると、
スターパインズはナイトクラブへと変貌。
そこへいきなり真っ赤な車が突っ込んで来るから歓声上がり、
初めからフルスピード!ペダルスチール加わると、ドップラー効果あるみたい。
運転は高橋徹也。そりゃぁ、もうカッコよく駆け抜けていった。
ブラスが入るとリアルなナイトクラブ開店し。
更に不協和音だか、それぞれが尖った「鏡の前に〜」。
う〜わ♪の後の拍手、力一杯叩いちゃった。
とにかく、今夜は何の曲が良かった...でなく、全部良かった!
良すぎて、未だ放心状態。今夜は夜に生きるものプレミアムナイトだ!
「人の住む場所」脇山君のドラムがズンズン来て小気味よく。
鬱々した鹿島さんのベースからズルズルと引き出された「悲しみのテーマ」。
後半のギター、拳で握ったクレヨンで力任せに、
激しくジグザグに殴り書きをしているような粗暴さにノックアウト。
「シーラカンス」のイントロギター好きだが、
あの合間に入る遠雷の様なギターが、いつもないのが残念...と毎回思っていたが、
今夜は宮下さんのペダルスチールがギキャギャーと雷を落としてスリリングなホテルの夜が、ググッと迫ってきた。
「最高の笑顔」ライブで聴ける感激!
サックスとドラムのランダムな掛け合いが、ヤケっぱちさを破裂。
宮下さんのペダルスチールが、「女ごころ」に不安をヒタヒタを満たしていく。
湯に浸かっているのに、少しずつ冷たい水が身体に纒わりつく様な、些細だけれど得体の知れない不安。
それが又、美しいぃ
そして「笑わない男」降臨!もう一度聴きたいと渇望していたから、興奮したぁ。
鹿島さんのベースから来たーーーと思った。
あのノタ〜ッとした、ちょっとおどけたようなギターフレーズが、
ドンドンと波打って、火炎放射気みたいになる...カッコいいなぁ
今回はゴーゴーゴーゴー!って掛け声入れてたね。
デンジャラスにイカしたタカテツのチクッチクッで終わると、シュガさんの「赤いカーテン」警報。
そしてそれに呼応して鹿島さんのベースが走り出す。
遠くで警戒を知らせる様な教会の鐘の様な、シュガさんのキーボード。
パーパラッパ繰り返しながら、ドンドンとアグレッシブになる。
「汽笛の音〜」ウットリとするボーカルの傍で、唸り続ける鹿島さんのベース、
これがいつも堪らない!!!!!!
もうみんな一緒くたになって暴走、トゥル〜トゥルル〜!で、瞬時に消えた赤いカーテン。
「ショウ!」で始まる「チャイナカフェ」
メロンが嫌いでしょ/煙草も嫌いでしょ〜なんておかしいんでしょ/なんて哀しいんでしょ♫
それに応えるシュガさんが自由でのびのびして、それでいてシャレオツでしたね。
「チャイナカフェ」だけ、鹿島さんコーラス、これも思わず、目を奪われる。
エッジのきいたドラムとベースに、会場は渇望する民衆になってクライマックスを待つ。
シュガさんの海外通信が、「彼女」の国の異変を報告するような電子音と、
要所要所でビシッと決まるブラスが、緊張感を増す。
So far awayが何処までも引き伸ばされた時に、本当のクーデター勃発の現場にいた様な興奮
スゴイ!スゴイよ!!!!!高橋徹也!!!!!
この後はいつもの「真っ赤な車」既に飛び出してしまっており。
そうそう!「夜明けのフリーウェイ」があんなにブラスに合う曲だったなんて、目から鱗だった
もはやブラスの為の名曲にしか、思えなくなった来た。ブラス入るとスタイリッシュで、カッコいいよ
そういえば、今夜の「夜に生きるもの」今までで、一番好きだなぁ。
グラングランしたギターにキーボードが、狂ったように絡んで、
ドラムも 破壊力あって、いっしょくたになって、
奈落に転げ落ちて行き、「ありがとう!」と立ち去るメンバー。
もう突き放されて去られた観客は、キチガイの様な歓声とアンコール拍手鳴り止まず。
そしてアンコール遂に、終焉のブラス入り「新しい世界」
この名曲をブラスが加わり、ドンドンと転調して天頂に昇り詰める
後半のホーンに熱いボーカルがシャウトが追いかけて、トランス状態。
やり尽くして果てるようにエンディング。
全ての願いが叶い、「犬と老人」は満たされた気持ちに、穏やかだが非日常が混ざる世界を歌い上げ。
ラストは大合唱と手拍子で「My Favourite Girl」で全てが・・・。
全てが!!終わった。
あらゆる瞬間で「時間よ停まって!!!」と願っていた。
このライブの興奮と音楽の只中に浸っていたい。
本当に素晴らしい3時間近い時間だった。
誰もが帰らず長蛇の列で物販だけでなく、
高橋徹也にひとこと言葉をかける為に並んでいた。
10月に一緒にライブをする山田さんまで、物販手伝っていた。
アンコールMC途中、姿を消して高橋徹也Tシャツに着替えてきたシュガさん。
沢山のコーラスでビシッと数々の曲も決めて、
高橋徹也の女房役も甲斐甲斐しく。
過去に停滞気味の高橋徹也に
「ボヤボヤしてると死んじゃうからな」と言ったらしい鹿島さん。
上田さんと共に、言葉少なだが長く付き合ってきた大先輩2人。
人懐こい山田さんや、ロケまで付き合ってくれた五十嵐さん。
弦楽やホーンのアレンジをするシュガさんに、カレー同盟の脇山君。
みんなが高橋徹也に関わるのは、
その才能に惚れ込んでいるから・・・。
それ以外の何ものでもないのだろう。
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