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2019年11月09日

松本清張は歴史家だった 作品を通し時代の闇に光を当てる論考



 【著者に訊け】原武史さん


       11-10-16.jpg

 松本清張は歴史家だった 

 作品を通し時代の闇に光を当てる論考


            〜NEWS ポストセブン 11/8(金) 7:00配信〜

            11-9-1.jpg

       松本清張作品を読み解く本を上梓した原武史さん(撮影 浅野剛) 
          「松本清張で読む昭和史」 NHK出版新書 800円


 【本の内容】今年生誕110周年、社会派推理小説というジャンルを確立した巨匠・松本清張。今も度々ドラマに為るなど人気作家だが、原さんは《小説家に留まらない、一人の歴史家ないし思想家として読直される存在なのではないか》と綴る。
 41歳で作家デビューし82歳で亡く為るまでにおよそ1000篇の作品を残した清張。その代表作を読み解き、昭和時代と令和の今にも連なる権力構造や時代の闇に光を当てる。
 

 



 松本清張は、歴史の奥に隠れた「見えないもの」を書こうとした作家だと原さんは言う。『点と線』『砂の器』『日本の黒い霧』『昭和史発掘』『神々の乱心』という、小説と近代史を題材にしたノンフィクション5作を取り上げ、国民作家が追い続けた日本の闇を「鉄道」と「天皇」という専門テーマから読み解く。

 「清張が作家に為ったのは昭和25年の41歳の時です。学歴も無く、長い下積みの期間を送ったわけですが、その下積みの長さが後の旺盛な作家活動の母体と為って居ます。だからコソ社会派推理小説と云うジャンルを確立できたし、オリジナリティーの有る独自の視点も得られた。天皇制を論じるにも近代史と古代史、両方からアプローチして居ますが、これは、学者には出来無い方法です」

 原さん自身、新聞記者を経て研究者に為り、記者経験を通して天皇制と云う研究テーマを見付けた。だが、アカデミズムの世界では、そうした寄り道を一段下に見る風潮があるそうだ。この狭い感覚にはズッと馴染めず、だからコソ、清張の独自性を先入観無く受け止める事も出来たのだろう。

 「清張は小説にノンフィクションの要素を取り入れて居ます。『点と線』のトリックも、当時の時刻表を当たって、ダイアグラムの中に誰も気付か無かった『空白』を見付けた。『砂の器』に出て来る方言も、研究書に基づいて居ます。
 徹底的に自分で調べて、だからコソ時間が経っても古びず、そこに描かれる人々の暮らし振り等には資料的な価値もあると思います」


 同時代の司馬遼太郎と比べても「女性読者が多い」と云うのも面白い指摘だ。

 「司馬遼太郎に限らず、女性が出て来ても、添え物と云うか、男性を陰で支える存在として書く事が多いですけど、清張の小説では、表では男が力を持って居る様で、実は本当に力があって鍵を握るのは女性だったりします。『点と線』から最後の『神々の乱心』まで一貫して居て、そう云う事も女性読者を惹き着けるひとつの理由なのかな」

 平成4年に亡く為った清張が、もし今も生きて『平成史発掘』を書くなら何をテーマに選んだか、という推理も興味深い。


    ※女性セブン2019年11月21日号   以上


 




 俳優・加藤剛 「役として心で生活し無ければ為ら無い」

 加藤剛が役を演じる時に心掛けて居ることを語る

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 〜映画史・時代劇研究家の春日太一氏が綴った週刊ポスト連載『役者は言葉でできている』今回は、正義漢を演じる事が多かった俳優・加藤剛が『影の車』『砂の器』と殺人犯を演じた時の思い出、歴史上の人物を演じる時に心掛けて居る事に付いて語った言葉を紹介する〜


 加藤剛は、正義漢を演じる事が多い。だが、1970年『影の車』1974年『砂の器』と云う、野村芳太郎監督、脚本・橋本忍、原作・松本清張による映画では何れも、自身の少年時代を引きずって殺人を犯してしまう男を演じている。

 「『影の車』は私の中では非常に珍しい役柄でしたね。この時は野村監督に色々とご指導を仰ぎました。特に岩下志麻さんとのラブシーンは際どかったですし、そもそも苦手なんですよ。
 『砂の器』は、私としては余り好く出来たと思って居ません。私より、私の少年時代を演じた子役の人や父親役の加藤嘉さんの演技が好いんで作品が良く為ったんだと思います。菅野光亮さんの音楽に父子の旅の映像が乗っかったのが良かったと云うことであって、私がドンナ事をして、何を思って居たのかはもう忘れました。ピアノの指の動きや指揮の仕方は芥川也寸志さんに教わりましたが、武骨な指揮に為りましたね。

 実は、丹波哲郎さんの演じた刑事役を最初は遣る事に為って居たんです。それで面接をしたら、その帰りに犯人役を遣る事に変更されたんですよ。
 只、これは何時でもそうなんですが、僕は『この役は遣りません』『嫌です』と言った事は一度もありません。言われたもの与えられたものを遣るだけです。そして、言われた以上は、その役が作品の中で本当に生きる様に遣る。それを一生懸命に遣って来ました」


 古今東西の歴史上の人物を数多く演じて来た加藤。その演技には何時も「本当にこの人物はこう云う人だったのだろう」と思わせる説得力があった。

 「歴史上の人物を演じる時、背景を調べたり、その人が実際に生活して居た場所が今もあればソコに行く様にして居ます。その役として生きて居るうちに、役柄に近い生活をしたいと思って現地に行きたく為るんです。
 例えば伊能忠敬の時は佐原に在るお宅が未だ残って居たのでそこに行き、伊能さんが座って居た場所に座り、天の星を見たりしながら『こんな事を感じて暮らして居たのか』と云うことを思いました。
 もっと遠い所では、舞台で『コルチャック先生』を遣った時にポーランドに行きました。先生は孤児院の院長だったのですが、その孤児院に行った時に『先生はこの階段を手摺に摑まって昇ったのかな、このホールに居たのかな』と想像して居ます。先生は最後に子供達とナチに連行されて、トレブリンカのガス室で命を落とします。そこにも行きました。

 役者と云うのは何か役を新たに遣る時、役を深める為、役に近付く為、何か手掛かりが欲しいんです。ですから、現地に行ったり著作や日記を読んだりして『こんな時にこう云うことを思ったんだろうな』と云うことを考える様にする訳です。その役を遣る為には、役として心で生活し無ければ為りません。ですから、その人の思想や考えて居たことを探るのは手掛かりとして一番大事な事だと思って居ます。僕なりの想いでしか無いんですけどね」


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 かすが・たいち氏 1977年 東京都生まれ 主な著書に『天才 勝新太郎』『鬼才 五社英雄の生涯』(共に文藝春秋刊)『なぜ時代劇は滅びるのか』(新潮社刊)など 本連載をまとめた『役者は一日にしてならず』(小学館刊)が発売中

       ※週刊ポスト2017年11月3日号    以上


 







「教育再生実行会議」がお墨付きを与えた「アベノミクスの為の大学入試改革」



 「教育再生実行会議」がお墨付きを与えた

 「アベノミクスの為の大学入試改革」

 



     〜おおた としまさ 育児・教育ジャーナリスト 11/8(金) 13:30〜

 大学入試改革は鼻から子供達の為の改革では無かった

 教育再生実行会議提言は産業競争力会議の代弁

 大学入試改革構想の破綻とその意思決定プロセスの不透明さが大きな問題と為って居る。今回の大学入試改革の青写真は2013年10月31日に「教育再生実行会議」が発表した第四次提言だとされて居るが、実はその大元はアベノミクス第3の矢「成長戦略」を議論する為に設けられた「産業競争力会議」だった事を、皇學館大學教授の新田均氏が「月刊正論」(2013年7月号)で指摘して居る。

 詰まり「教育再生実行会議」の提言は「産業競争力会議」での議論を既定路線として具体化したものである。今回の大学入試改革は元々子供達の為に提言されたものでは無く、産業的な競争の為に始められたものであると云う事だ。産業界のニーズ⇒大学教育⇒高校教育と云う考え方に基づいて居る。
 産業競争力会議で下村博文文科大臣(当時)が行った提言の中に「人材力強化の為の教育戦略」と「人材力強化の為の教育改革プラン」がある。前者の17ページに「大学入試の抜本的な見直しの方向性について」と云う文書がある。今回の大学入試改革の理念の様な内容だ。「TOEFL等の大学入試への活用」と云うフレーズもある。

 後者にはより具体的に「産業競争力強化の為の国立大学改革」や「グローバル人材力強化の為の教育ロードマップ」等のフレーズが躍る。15ページには、産業競争力会議と教育再生実行会議が密接に連携して進められて居る事が明記されて居る。2013年3月15日の第4回産業競争力会議議事録には、下村氏の発言として下記の様にある。

 産業競争力会議と教育再生実行会議とが、車の両輪として、互いに協力連携し、整合性を持った深みある議論をする為、双方の意見を夫々の会議でお伝えしながら、国民に取ってより好い成長戦略を描いて行きたいし、教育再生実行会議でも、教育に着いては産業競争力会議と歩を合わせる形で進めて参りたいと思います。出典:第4回産業競争力会議議事録

 実際2013年4月15日の第6回教育再生実行会議議事録によれば、下村氏の以下の発言から議論が始まって居る。

 この後、大学教育やグローバル人材の育成に着いて御議論頂きますが、(中略)この課題に関しては、3月15日に開催された産業競争力会議で、私の方から「人材力強化の為の教育戦略」を発表致しました。(中略)御議論の参考にして頂ければ大変有難いと思います。 出典:第6回教育再生実行会議議事録

 同年5月8日の第7回会議でも、先ず下村氏が4月23日に行われた産業競争力会議の内容を紹介し、それを叩き台にして議論が進められた事が、議事録から判る。

 



 子供の為では無く産業界の為の改革

 「教育」と「人材育成」は似て非為るもの。「教育」とは、どんな時代に為っても、社会の中に自分の居場所を見付け、自分らしく生きて行ける人を育てる、人ありきの営み。「人材育成」とは、何等かの組織に必要な材料としての必要条件を満たす様に人間を枠に嵌めて行く、目的ありきの営み。今回の大学入試改革は「教育改革」では無く「人材育成改革」の発想で始まった事が、以上の資料から明確だ。

 私は拙著『21世紀の「男の子」の親たちへ』の中で以下の様に書いた。(抜粋にあたって極一部修正)

 「グローバル社会」を連呼するのなら、本当に私達親世代が考え無くてはいけ無いのは、GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)の様な超グローバル企業の中で活躍出来る勝ち組を育てる事では無く、急速なグローバル化に対する反動としての国内外の「分断」を乗り越えられる若者達を育てる事ではないでしょうか。
 彼等は地球の裏側の人達にも自分達の商品を買って貰いたいと思って居るだけです。他の国の競合会社も同じ事を考えて居ます〜、競争に勝てる社員が欲しいと思って居るだけです。要するに彼等は、子供達の生き残りの為に「グローバル」と言って居るのでは無くて、自分達が生き残る為に「グローバル」と言って居るだけです。単なる商業的な競争の為に叫ばれる「グローバル化」には踊らされるべきではありません。出典:21世紀の「男の子」の親たちへ


 経済発展の為の人材育成を考えるのは大事な事だし、仕組みさえ整えられるのなら英語民間試験を大学入試に活用しても好いと私は思う。複数の会議体が連携する事も寧ろ好ましい事である。
 しかしここで言いたいのは、ソモソモ今回の大学入試改革は、子供達の未来の為に発想されたものでは無く、産業的な競争の為に発想されたものであると云う事だ。理念を具体化して行く中で、受験生置き去りの本末転倒な仕組みに為って行ってしまうのは或る意味宿命だった訳だ。

 英語民間試験活用の思惑が破綻した今、記述式問題導入「高校生の為の学びの基礎診断」の運用・eポートフォリオの運用等も、発想の根本から見直すべきでは無いか。
 本当に必要な改革は何で、無理して迄遣る必要の無い改革が何なのか、もう一度ゼロベースでの切り分けが必要ではないか。過去を検証しながら同時に未来の仕組みを作る事は至難の業だ。であるならば、過去の検証を終えるまで、未来の仕組み作りは一旦凍結すべきではないだろうか。


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 おおたとしまさ 育児・教育ジャーナリスト 1973年東京生まれ。麻布中学・高校卒業。東京外国語大学英米語学科中退。上智大学英語学科卒業。リクルートから独立後、数々の育児・教育誌のデスクや監修を歴任。男性の育児、夫婦関係、学校や塾の現状などに関し、各種メディアへの寄稿、コメント掲載、出演多数。サイト「パパの悩み相談横丁」を主宰する。著書は『ルポ塾歴社会』『名門校とは何か?』『追いつめる親』『受験と進学の新常識』『中学受験「必笑法」』『ルポ父親たちの葛藤』『<喧嘩とセックス>夫婦のお作法』など50冊以上。

                以上


 




 【関連報道】

 「教育国会」の様相 英語試験問題 国数にも波及 野党追及緩めず

             〜時事通信 11/8(金) 20:18配信〜


 衆・参両院予算委員会の集中審議が8日で終了した。大学入学共通テストへの英語民間試験導入見送りや国語・数学の記述式試験を巡る問題が主要テーマと為り、論戦は「教育国会」(立憲民主党幹部)の様相を呈した。政府は問題に区切りを付けたい考えだが、野党は追及の手を緩め無い方針だ。

 「英語民間試験の導入をどう決めたのかプロセスも分から無い」

 8日の審議で国民民主党の徳永エリ氏はこう語り、導入の経緯が不透明だと問題視した。6日の衆院予算委では立憲の大串博志氏が、民間導入の可能性を打ち出した政府の教育再生実行会議に、当時の下村博文文科相が献金を受けた大手塾グループのメンバーも含まれて居たと指摘。立憲幹部は「巨大利権が有るのでは」と語る。
 質疑では杜撰とも映る政策決定過程も浮き彫りに為った。民間試験導入を議論した文科省「検討・準備グループ」内には、民間試験の必要性を主張した2016年8月時点で英語教育の専門家が不在だった事が判明した。

 今後の対応に関しても曖昧だ。政府は今後1年で英語技能を評価する制度を検討するとして居るが、安倍晋三首相は答弁で地域的・経済的格差が生じ無い様にする具体的な方策には触れず仕舞いだった。国語・数学の記述式試験を巡っても、採点の公平性や質の担保に疑問の声が上がった。
 野党は、約50万人の記述式の答案を短期間で処理するのは困難で、委託を受けた民間業者がアルバイトを採用する可能性を危惧。採点基準が不透明で、受験生による自己採点も難しく、二次試験の志望校選択に影響を与えかね無いと批判した。

 立憲の福山哲郎幹事長は8日の質疑で「理想と現実が掛け離れたものに為って居ると思います」との高校生の声を紹介「大きな不安を与えるだけだ」と訴え、記述式試験の中止を要求した。
 一連の質疑で首相は英語試験に付いて「受験生から納得出来るものにして責任を果たしたい」と述べる等、信頼回復に努める姿勢を強調。「身の丈」発言を謝罪した萩生田光一文科相も防戦に徹した。自民党国対幹部は問題は沈静化に向かうと楽観する。只、野党は衆院文部科学委員会等で追及を続行する構えで、政府・与党の思惑通りに進むかは見通せ無い。
 

                  以上


 



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