暮らし雑感

新しい革靴を履くと、いやでも経験しなければならないのが靴擦れです。これがひどくなると、単に痛いばかりではなく、そこが水ぶくれとなって、破れるとばい菌が入って化膿することだってあり得ます。


その痛みが強くなると、庇って歩くのでビッコを引くような姿勢となって、腰痛の原因ともなりかねません。



こうした靴擦れは、靴と接触している足の一部が、強い摩擦抵抗によって足の皮が炎症を起こすことです。特に、かかと部分が多いですが、親指や小指の靴擦れも少なくなくありません。



こうした靴擦れが起こる原因は、足にある場合と、靴と足の相性が悪いことによって発生する場合の2つがあります。



足が原因の場合は、外反母趾がひどかったり、小指側が大きく出ていたりする場合です。



特に、左右の足の大きさが異なる人はなりやすいようで、小さい方の足が靴にフィットしないため、かかと付近に強い摩擦がかかって靴擦れがおきやすくなります。



その対策としては、小さい足の革靴に中敷きを引くと、足が革靴にフィットして、かかと部分が固定されることによって、摩擦が軽減されます。



革靴との相性が悪いことによる靴擦れは、革靴のかかと部分と、足のかかとの形があっていないケースが多いようです。



革靴のかかと部分は、履き心地や耐久力に大きく影響するため、芯に使われる材質、大きさ、形はメーカーや種類によって多種多様です。



この結果、多くの人にはフィットするが、中には、合わない人が出てくるため、そんな人に靴擦れが生じるのです。


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