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2017年08月23日

「花の乱5」御霊合戦、畠山政長、畠山義就

宗全の秘策とはなんと次期将軍の今出川を、西軍の総大将にかつぐことだった。

これには同志たちも驚いたがこのことで、賊軍となることを免れ大儀を得たのだった。

そひて宗全にはもうひとつ目的があった。それは富子の夢である春王を今出川に代わって

時期将軍にすることである。宗全は肝胆相照らした富子の夢をかなえるために、あえて

奇策をとったのだ。


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それは断じて春王の将軍就任を認めず、出家させるという義政の意思が固く難儀して

いたからだ。

さすがに幕府の弓を引いた今出川を次期将軍にするわけにはゆかず、頑固な義政も春王の

次期将軍就任を認めたのだ。

一方勝元は畠山義就追討を命じるがかなわず、政長は屋敷に火をかけた戦いを始める。

政長は上御霊神社に陣をかまえ、御霊合戦が始まった。応仁の乱の勃発である。


次に幕府は朝廷に塁が及ぶことを心配して、後土御門天皇や後花園上皇を室町御所に

避難させたのである。

斯波義廉、山名政豊、朝倉孝景は義就に加勢して出兵したが、義政が反対したため勝元

は兵を出さなかった。このことで口がさない京の町人たちは臆病者とそしった。

しかし勝元の忠義を義政を感動させる。

そして政長は包囲され勝元に助けを求めるのである。合戦のとばっちりを受けた相国寺は

灰になり、やがて都は火の海になってゆくのである。


そして宗全は五辻通大宮東に本陣を置いた。西軍の本陣があったのでこの場所は爾来

西陣と呼ばれるようになる。東軍の兵力は16万、西軍は11万であったといわれる。

これだけの兵力が狭い京都を暴れまわったのだ。庶民にとっては生き地獄であった・・
posted by ハヤテ at 15:52| テレビ太河ドラマ
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