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昔は「Trados さん、頑張って!」とお祈りしながら訳文生成していませんでしたか? 今も、たまにそんな気分になるときがあります。Trados って本当にわからないことばかりです。特に、日本語の情報は少ないですよね。いくら翻訳者とはいえ、日本語の情報が欲しいのです。Trados ユーザーの方々といろいろ情報交換できたらと思っています。 プロフィールはこちら
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2024年04月19日

パワーアップ

パワーアップする


ラジオ講座を聴いていたら、empower の訳語として「〜をパワーアップする」という日本語が紹介されていました。empower は訳しにくい語ですが、「パワーアップ」はいいかもしれないですね。

「〜アップ」というカタカナ語はけっこうたくさんあります。バージョンアップ、レベルアップ、スピードアップなどなど。「売り上げアップ」なんて表現もカジュアルな場面ではよく登場します。


日付: 2024/4/19  情報元: ラジオ講座

2024年03月09日

制限

年齢制限:すべて


動画配信サービスなどで、動画の画面上部に年齢制限の表示がされることがあると思います。先日、たまたま「年齢制限:すべて」という表示があることに気付きました。すべての年齢が制限されるわけがないので、すべての年齢が許可されるのだろうと解釈できますが、おかしな日本語のような気もします。

この表示は翻訳されたものだと思いますが、「制限」や「すべて」が元々どのような英語だったのかはちょっとわかりませんでした。本来なら「年齢制限なし」としたいところでしょうが、「すべて」の部分だけ変数になっていて自動的に切り替わる仕組みだったりすると、そうもいかなそうではあります。



日付: 2024/3/9  情報元: 動画配信サービスの画面上の表示

2024年01月18日

対策

セキュリティ対策、ウイルス感染対策、侵入防止対策


久々に「対策」が満載な資料を英訳しました。日本語の「対策」は本当に便利でいろいろな場面で使用されます。

「セキュリティ対策」はセキュリティを実現するための対策ですが、「ウイルス感染対策」はウイルス感染を実現するための対策ではなく、感染を防ぐための対策です。「侵入防止対策」は侵入を防止するためのものであって、侵入防止をさらに防ごうとするものではありません。

今回の仕事で参考資料として提供された既訳では measures が多用されていました。measures が使われるのは当然としても、少し悩んでしまったのが measures for です。measures for infection とすると、感染するための対策のような意味になってしまいます。

日本語でも、よく考えると「セキュリティ策」と「侵入防止策」は OK ですが、「ウイルス感染策」はだめな気がします。


日付: 2024/01/18  情報元: 企業の社内文書

2023年12月23日

内容

システムに登録した内容を確認する


最近、IT 系の英日翻訳案件で「翻訳調の表現を好まない」クライアントの仕事を受ける機会がありました。メモリなどで過去訳を確認したところ、たしかに滑らかで自然な日本語に訳されている印象を受けました。そんな訳文を見ていてひとつ気付いたのが「内容」という言葉が頻出していることです。


entry    システムに登録した内容 => エントリー
details   一覧からひとつを選択して、その内容を表示する => 詳細
description 名前とその内容を入力する => 説明
record   テーブルの内容 => レコード
data    ファイルの内容 => データ
value    変数の内容 => 値


IT 系の翻訳者なら条件反射的に訳語が思い浮かぶものばかりですが、そうした「翻訳調」の言葉は使わない、という方針のようでした。そして、「内容」という訳が最もあたりそうな content は「コンテンツ」と訳されていました。

「内容」という日本語はとても自然な感じのする言葉ですが、ちょっと意味が曖昧になるので、使いすぎると日本語の悪い面が出てきてしまいそうな気もします。


日付: 2023/12/23  情報元: 企業のWebサイト

2023年11月20日

率直

一貫して率直でない


OpenAI の サム・アルトマン CEO が「率直でない」というような理由で解任されました。率直でないことが社長の解任にまでなるというのは私にとってはちょっと不思議な感じです。(まあ、全体として具体的なことは明らかにされていないので、「率直」という言葉に限らず、よくわからないニュースではあります。)

OpenAI の取締役会が実際に使った英語は not consistently candid です。日本の記事では candid が「率直」と訳されていることが多いようでした。一部では「誠実」という訳もありました。

candid を辞書で調べると、ポジティブな印象の訳語としては「うそ偽りのない」「忌憚のない」など、ネガティブなものとしては「ずけずけ言う」「歯に衣を着せぬ」などがありました。

物事を「ずけずけ言う」なんて日本の社会ではかなりマイナスな印象ですが、ビジネスの世界ではきっと candid であることが大切なんでしょう。(英語も日本語も難しい、、)


日付: 2023/11/20  情報元: ニュース記事

2023年10月14日

Wi-Fi

同じ Wi-Fi に接続する


NHK の「あさイチ」で「同じ Wi-Fi に接続する」という表現が何回も使われていました。「同じ Wi-Fi に接続すると IP アドレスが同じになるので〜」という文脈で使われていたので、当然ながら、Wi-Fi 5 や Wi-Fi 6 や IEEE 802.11ax といった規格の話ではありません。

我が家では有線接続のデスクトップ PC が健在なのでこの表現はおかしいと思いつつ、結局、代わりの表現は思い付きませんでした。「ルーター」はいろいろな種類があって Wi-Fi と同じくらい曖昧だし、「アクセスポイント」は「同じ Wi-Fi」の中に複数ありそうだし、「LAN」は一般の人向けに厳密な定義を説明するのは難しそうです。

じゃ、せめて「Wi-Fi ネットワーク」がいいかと思ったのですが、それではそもそも最初に疑問に思った我が家の有線接続パソコンが入りません。いっそのこと単に「ネットワーク」でしょうか。いやいや、それも意味が曖昧すぎるし。そうなると、やっぱり LAN かなぁ。でも、「ラン」という音を聞くと、たぶん「走る」方のランを思い浮かべる人が多いような気がします。



日付: 2023/10/14  情報元: テレビ番組

2023年09月29日

デプロイする

アプリをデプロイする


「デプロイ」というカタカナ語がすっかり定着してきたような気がします。以前は、名詞なら「デプロイメント」、動詞なら「デプロイメントする」でした。おなじみの install を「インストレーションする」とか、「インストーリングする」とかにせず、単に「インストールする」と書くのと同じです。

マイクロソフトの用語集には deployment に対して「デプロイ」という動詞形のカタカナ語が載っています。これも installation を「インストール」と訳すのと同じです。installation directory は「インストール ディレクトリ」ですし、deployment environment は「デプロイ環境」です。


とはいえ、まだ一般的には「デプロイ」以外も健在です。上記に挙げたマイクロソフトの用語集でも、「デプロイ」だけでなく、「配置」「展開」「デプロイメント」などが訳語として掲載されています。


日付: 2023/09/29  情報元: 企業のWebサイト

2023年08月23日

つよつよ

つよつよエンジニア


最近、「つよつよエンジニアになる」のように IT 分野で「つよつよ」とよく使われる気がしたのでちょっと辞書を調べてみたら、今昔物語での使用例が出てきてびっくりした。全然最近の言葉じゃなかった。

とはいえ、昔からあったのは「つよつよと」のように「と」を付けて副詞として使う用法のようでした。結局、最近の「つよつよ」の起源はわかりませんでした。



日付: 2023/08/23  情報元: 世の中いろいろ

2023年07月11日

野良

野良 RPA を歓迎する


野良 (のら) は、野良 RPA、野良ツール、野良クラウドなど、シャドウ IT の「シャドウ」と同じような意味で使われることが多いようです。

厳密にいうと、作成者や管理者がいなくなって本当に野良になっている場合と、会社の情報システム部にとって野良というだけできちんと運用がされている場合とがあるようです。

「のらちゃん」なんて聞くとかわいらしく感じてしまうこともあるけれど、実際のところ、本当の野良ねこには結構迷惑している。ツールも、なるべくなら野良にしない方がいいんでしょう。


日付: 2023/07/11  情報元: メディア

2023年06月14日

ホワイト化

IT 業界のホワイト化


IT 業界のブラック企業もホワイト化が進んでいる、というような内容の記事を読みました。

最近では「ブラック」や「ホワイト」という言葉は避ける傾向にありますが、「ブラック企業」という表現は今もかなり使われている感じがします。ただ、ちょっと検索したところ、やはりこの表現を問題視している方々はいらっしゃるようでした。

私は、「ブラック企業」はあまり気にならなかったのですが、「ホワイト化」にはちょっと引っ掛かりました。白一色にするイメージが浮かんでしまい、逆に少しマイナスな印象を受けました。

ブラック企業やホワイト企業に対して、今は「カラフル企業」も登場しているようです。ちょっとキラキラ感がありますが、最近のはやりですかね。


日付: 2023/06/14  情報元: 個人の Web サイト