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2019年12月07日

LITHONのホームロースターに関する記事



前記事を書いたあとに見つけたのだが
なるほどこれはよくできている。
楽天で2万円くらいで販売されている。

【あす楽】KLRT-001B ライソン ホームロースター【smtb-k】【ky】【KK9N0D18P】

価格:19,980円
(2019/12/7 19:46時点)
感想(0件)





ポップコーンの機械から着想を得たそうだが、
マイコン搭載で熱風が出て冷却やチャフの始末まで考えられているところに
この会社の本気度が分かる。

調べてみるとこの会社、
最近のヒット商品に「焼きペヤングメーカー」というのがある。

ライソン 焼きペヤングメーカー ペヤング ホットプレート 焼きそば KDEG-001W 白

新品価格
¥2,321から
(2019/12/7 19:59時点)



あ、これドンキで見た。
ペヤングを焼くためだけに作られた商品。

2万円でコーヒーロースターが手に入るのなら
と考える人は多いのではないだろうか。
実際クラウドファンディングで1300%超えなわけだから
多くの人が手軽に自家焙煎できる機会(機械)を待ち望んでいた事がわかる。

ただ私は欲しいかと聞かれたら「いらない」と答える。

理由1
焙煎度合いが「中煎り」と「深煎り」の2種類しかない

私のコーヒーの飲み方はカフェラテであるから
基本的に煎る度合いは深煎りよりもっと煎らなければならない。

理由2
焙煎方法が熱風式

前記事でも書いたが、熱風式は豆の個性を殺す煎り方なので
ブレンドの妙を楽しみたい人には向いていない。

理由3
チャフの取り除き方法が微妙

この機械がチャフの除去にまで気を配っている点は
高く評価すべきである。
おそらく熱風を利用してチャフを舞い上げて
機械上部にあるチャフコンテナに集めるのだろう。
だがこの方式だとすべてのチャフは舞い上がらずに
例えばルワンダ産の豆のような煎るとアブラギッシュになる豆だと
にじみ出る油脂が糊となってチャフが豆にまとわりつくことが想像できる。
また、例えばモカシダモG4のようなむちゃくちゃチャフが出る豆の場合
チャフコンテナに収まりきらず再びロースト部に戻る恐れがある。

理由4
焙煎できる量が少ない

ライソン社のHPによると
このホームロースターで1回で焙煎できる量は40〜60g。
私は1度に5ショットエスプレッソを落とすのだが
1ショット15g豆を使用するので合計75g必要。

理由5
豆はすべて同じではない

農産物であるコーヒー豆は産地や品種や収穫年や収穫方法処理方法によって
大きさや水分量が大きく異る。
大きさや水分量が違えば当然焙煎の仕方も変えなくてはならない。
火の大きさ、焼く時間を見極めながら焙煎しなければ
美味しいコーヒーには仕上がらないのだ。

とはいうもののホームロースターを作ろうという発想
そしてこの値段でこの性能まで仕上げて売り出したことは素晴らしい。
こういった意気込みのある会社はぜひ大きく発展してもらいたい。
この調子で本格的なコーヒーグラインダーや本格的なエスプレッソマシンにも
挑戦してくれたらと強く願う。










タグ:自家焙煎

最近目立つコーヒーロースター開業に思う

最近やたらとコーヒーロースターの新店が目につく。

セブンイレブンがきっかけとなってコンビニコーヒーが売れ出して
ブルーボトルというこれまでのスタバ的ではないコーヒーが日本に上陸し、
コーヒーに注目が集まるようになった。
その上でコーヒーのサードウェーブなる言葉を耳にするようになり、
一般人でも特別なコーヒーの銘柄に興味を持つ様になった。

そうなると当然そこに商機を見出す人が出てくるわけだ。

コーヒーが盛り上がれば従事する人も増えるわけで、
にわかに湧き上がったコーヒーブームのさなかにかどうか分からないが、
押し寄せる客に気分を良くして自分の腕に自信を深めた人も多いことだろう。
熱が冷めないうちに独立してやろう、と思うのも無理からぬ事である。

ただその中で「本物」はどれくらいいるのか。

最近見たのは「煎りたて」を飲ませることを売りにする店。
私は自分で煎ったコーヒーは1〜2日は寝かせてから飲むようにしている。
なぜなら煎った直後は煙臭く、コーヒーの味を邪魔するからだ。
ところがその店のコーヒーを飲んだリポーターの感想は
「クセがなく飲みやすい」
ナルホド、その店の方針がわかった。

煎りたてにも関わらずクセがないというのには2つ理由がある。
一つはクセのない豆を使用しているということ。
もう一つはクセを殺す焙煎方法をしているからだ。

私の経験上でいえば高い値段で取引される
シングルオリジンで市場で評判のいい豆はたいがいクセがない。
クセのない豆というのはつまり
品評会で入賞したりして肩書は立派なお金の取れる豆だが
味的には飛び抜けた特徴のない
可もなく不可もない小さくまとまった面白みのない豆だ。

クセを殺す焙煎方法とはつまり熱風式のことだ。
ドラムの中に熱風を送り込むことによって豆にムラなく火を入れることができる。
一度に大量の豆を処理することができるので大手メーカーがこれを採用している。
クセを出す必要がないから逆に言えば技術を必要としない。

そういう肩書だけの豆をそういう簡便な方法で焙煎して売りさばこうとしている
なんともなめた店だなぁ、と私には思えてしまう。
値段も味も容易に想像できる。

その店のオープン記念のサービスが
「コピ・ルアック1杯通常1500円を500円で」というものらしいが
これもなかなか商魂たくましい。
コピ・ルアックはコーヒー好きはご存知であろうが
ジャコウネコの糞から採取したコーヒー豆である。
ジャコウネコの香りがついて希少価値もあり話題にしやすい。
だからといって一般客が購入するかといえば難しい商品だ。
そういった売れ残りが予想できるものをサービス品にして
それも500円は取るから赤字にはならない。
なんともイヤラシサばかりが目に付く店である。

新規オープンのコーヒーロースターがこんな店ばかりではないと思うが
それにしてもコーヒーロースターはなめたところが多すぎる。

私がコーヒーの自家焙煎を始めた理由の一つは
市販の焙煎豆が不当に高いと感じたからだ。
嗜好品とは言えないくらい生活に密着した飲み物であるにも関わらず
その価格の仕組みは世の中に知られていない。

よく聞くであろうグアテマラSHBを例に取ると
この豆は安いサイトの生豆で5kg3000円程度である。
1kg600円。その半分が欠点豆だとして(実際には1/3程度だが大袈裟に言う)
1kg1200円。100g120円だ。
ロースターなら50kgとかの単位でしいれるだろうから
もっと値段は下がるはずである。
それが製品になると100g500円とか600円になる。
もちろんハンドピックの手間とかローストする経費はかかる。

ハンドピックした欠点豆の写真を載せたポスターで
「わたし達はこのような豆を丁寧に取り除いています」
とわざわざアピールする店がある。
知らない客はそれを見て「なんて良心的な店なんだろう」と感激したりする。
価格の仕組みを知らないから。

ローストしてより美味しくなるのなら高くても金を支払う価値はあるのだろうが
熱風式の機械にただぶち込むだけでせっかくの豆の個性を殺されたら
何を飲んでも同じになってしまう。

そんなロースターが増えることに意味があるのだろうか。
そんなものは買いたくないし飲みたくない。















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