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2020年03月01日

新型コロナウイルス騒動で思うこと

ホモサピエンスという生き物は
その祖先の時代から
他の大型生物に比べて身体能力的に
ひ弱な存在であったのだが、
集団で行動してコミュニケーションを発達させたおかげで
人間として生き残って繁栄するに至った。

そういった前提を踏まえて
今回のコロナウイルス騒動を眺めると
なるほど起こるべくして起こっていると納得する。

特に笑えるのが
「トイレットペーパーがなくなる」というデマに踊らされて
買いだめに走る人々の姿である。

わざわざ政府もマスコミも
「ウイルスに感染しない最良の方策は人混みを避けること」
と広報しているにも関わらず、
トイレットペーパーを買わなきゃいけないと
理由をつけて人混みの中に飛び込んでいくのだから。

その行動自体はとても滑稽なのだが
その裏にある心理にはなにかあると考えざるを得ない。

かつてのオイルショック時や
東日本大震災の時もそうだったが
日本人はパニック的なことが起きると
ヒステリックにトイレットペーパーを買い求める。
いい加減学習してもよさそうなのに
何故か毎回同じような行動をとってしまうというのは
DNAに刷り込みがあるとしか思えない。

報道が積み重なるに従って
今回の新型コロナウイルスは
さほど恐ろしいものではないことが分かっってきた。
要はインフルエンザ並なのだ。

インフルエンザでも人は死ぬし、
保菌者が行動範囲を広げれば
罹患者も拡大する構図は同じである。
インフルエンザは毎年流行するが
今回のようなパニックにはならない。
つまりパニックは危険な度合いではなく
マスコミの報道の量で引き起こされる面が明確になった。

マスコミがなぜ報道の量を増やすかといえば
それを読者・視聴者が求めているからである。

戦前の日本においてメディアが軍国主義一辺倒になっていったのは
そのほうが新聞が売れるからだった。

それで生計を立てている人がいる以上
「良い・悪い」とか「正しい・正しくない」ということよりも
「売れる」ということが大事なわけで、
たとえ「良くて正しい」ことを書いたり言ったりしても
売れなければ消えてなくなり
「悪くて正しくない」けど売れたものが生き残るだけなのだ。

愚かしいなぁ、と思っても
集団という激しい流れを止めることは誰にもできない。

感染症予防として
沢山の人が集まるイベントが中止となったり
集客力のある施設がお休みしたりしているが、
やがてそれに耐えられなくなるはずだ。
人は口では色々言うのだが、
基本的に人混みが大好きなのだ。
集団で行動していると安心するのだ
他人と同じ行動をしていないと不安になるのだ。

でなければ何年も何十年も毎日
満員電車に乗ろうなんて思わないはずだし、
混んで時間がかかるのが分かっているのに
年末やお盆やGWで一斉に旅行したりしないはずである。

コロナウイルス拡散防止のために
首相が学校を臨時で休校を求めた際
ツイッター上では
「満員電車をやめさせるほうが先では」
といったつぶやきがあったが、
いやいや、それって本心じゃないでしょ、
と思ってしまった。

本気で満員電車が嫌ならば
時差出勤できる職場を探したり
テレワークできる職場に移ったり、
それなりの行動を起こすはずである。

ハロウィン時の仮装して渋谷に赴く感覚に似た
群衆に身を置く快楽みたいなものが
DNAには刷り込まれているのだろう。













posted by 黒豚猫 at 14:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会
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