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2018年01月24日

とっても優しいあまえちゃん! レビュー感想 意外にも新しい…?

▼久々の漫画レビューですね。





このブログではもっとマンガレビューもやっていきたいとは思ってるんですが(元々書評ブログで、漫画も扱う予定だった)、何せ漫画を読むことが極度に減ったもので、今回、久々に新作漫画を読んだくらいです。





昔は週5で、まるで自分の庭みたいにブックオフやGEOに通ってた。1度に何十冊と、買い込む事もあった。




新年早々、正月三が日に、ブックオフまで雪の中車を走らせたこともあった。当時はまだブックオフの景気が良かったので、ダメ人間で客が溢れた店内に、こいつら正月から何やってるんだ?と驚いた事を覚えてますお前もだよ





一時期真剣にブックオフやGEOのあるエリアに引っ越そうとまで思ってた





だが、もうそんな庭にも数ヶ月行ってません。ペースも、年間2,3度までに減ったかな。そりゃブックオフもGEOも衰退するわ。ゲーム業界も出版業界も廃れたし、自分のような、ヘビーユーザーもガンガン離れてるからね。最近家電とかアパレルに手を出してるけど、これも失敗したようだ






アニメともなると気に入ったマンガのアニメ化も、まず見ないので、数年に1本ペースですね。



「CCさくら クリアカード編」「恋は雨上がりのように」「からかい上手の高木さん」、漫画は気に入ったが、すべてスルー。最後に見たアニメは「セイレン」かなあ、あれは凄くつまらなかった






そんな、かつての漫画読みによるレビューということを念頭に置いて欲しいのですよ。




では本題に入ります。







▼本作は、去年、余りの気持ち悪さに叩かれて炎上してた漫画ですね(今思えば、あれも炎上商法、ステマっぽかった)






キモイきもいと随分叩かれてた


その事を振り返るためにも、まず検索すると、既にサジェストが酷いですね。(笑)




あまえちゃん 狂気

あまえちゃん 闇

とっても優しいあまえちゃん 気持ち悪い

あまえちゃん きもい

あまえちゃん キモい








キモイは分かるけど、闇、狂気って(笑)。




漫画検索では余り見たことがないワードだね。



まあそれが評価らしい、なるほど。














▼2巻が出たということで1巻、2巻を読んでみました。



なんでもバブみというらしいが、このジャンルを読むのは多分初めて(バブみという言葉が無かっただけで類似漫画はあっただろうけど)














▼なるほどこれは気持ち悪いですね





でも予想とは少し違う内容だった。




気持ち良い気持ち悪さというか、余りにも突き抜けてて嫌悪感は意外となかった






無邪気の楽園のようなエロ系の、LOっぽい漫画だと思ったんだけど、意外なことに直接的な性描写はあまり無いんですよ






まあ主人公は小6のヒロインを明らかに性的に見てて、オ○ンチンを膝で触られて興奮したり一緒に風呂に入って興奮したり、明らかにロリコンの変態だけど、ブラジャーとかパンツなどが描かれないので(ただそれに近いふんどしなどはあり)視覚的にはお色気要素は薄いです







どちらかといえば主人公(今時珍しく顔も名前もない。昔のギャルゲーを意識したのか)もあまえを性の対象というよりは母親のような甘える対象として見てて、事あるごとに小6の女の子の胸や臀部に顔を摺り寄せて「ママ〜〜!!!」「あまえちゃん好き〜〜!!」と叫ぶ


(この「あまえちゃん好き〜〜〜!!」が毎回のラストシーンの落とし方なので、ストーリーは実にワンパターンで、ネタギレとの戦いになりそう)












▼まあここまではハッキリ言って主人公が病気のありがちな萌え漫画なんだけど、意外性としてこの漫画ではヒロインも病気なんですよ





主人公が小6に母性を求める病人であるのと同じで、あまえもまた、成人男性に赤ん坊のような純粋な可愛さを求める病気




1話でいきなり黒い部分を出してちょっと驚き

5555_mini.jpg




作者が類似作品と被らないように考えたんだろうね




ラブコメでもあるので、ゴールを結婚としているが、実際には共依存っぽい。ギャグ漫画だが、今後シリアス展開があるならここが掘り起こされるんじゃないかと












▼他にも、このテの漫画では何故か周りの人間が主人公とヒロインのありえない関係を祝福してることが多いが、二人には味方は1人もいない。



犬にさえヤバイと思われている。



唯一の味方が婦警だが、これも勘違いで二人を応援してるだけ





あまえの親友にさえハッキリキモいと言われ、クラスメイトにも理解できないと言われる

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このバランスもいいね。周りの人間のほうが実は常識人で、友達も明らかに狂ってる主人公とあまえを矯正しようとするし、世界観はあり得ないが周りの反応だけはリアルだという


ロリコン漫画だが、ロリコンを異常なものとして捉え、正当化していない珍しい作品。



嫌悪感が薄いのはその所為もあるかも



なんでもそうだけど、明らかにソレなのにソレだとは認めないってのが、他人が一番イラっとするからね。



私の知り合いに風俗通いをしている男がいるが、彼は自分が風俗漬けだという事実を認めず、いまだに「社会勉強」などとのたまっている。もう何年も通ってるのに、一体いつまで勉強してんだよ。どこぞの悪徳政治家のようだ。



この漫画の場合、キモイ漫画であることを作中のキャラクターがあっさり認めているので、そう言われては意外と叩くところがない



(主人公がニートなのに凄く良いマンションに住んでる。大家が親戚って設定だけど、これも変にリアル。後付設定かもしれないが)













▼絵はまあまあ可愛い。1巻は雑だが、2巻ではしっかり画力が上がってる。



キャラクターのネーミングとかが完全にギャグマンガのそれで、内容的にはギャグを中心としたロリコンバブみ漫画という感じ





「コヒューコヒュー」

「IQ8000になる〜〜〜〜〜!!」

「またおっぱいを男の人に押し付けて……とんだサキュバスだよ!!」

「コアラ!!僕コアラ!!!」

「ブタさんと知り合いだったなんて私、自分が恥ずかしいよ…ラードがかかるのでもう2度と話しかけないでくださいね」

「ママのおなかにいるみたい…!!」

「あまえちゃんミルクがぶ飲みしたい!!!」

「5秒で入籍したくなる〜〜〜!!」

「キモ…人を気持ち悪くさせるプロだね…」





などのセリフは結構センスがよくて笑ってしまった。









▼評価C+
 65点




意外にも良作なのでは?


コマを突き破るくらい大きな絵ばかりでセリフが少ないので、1巻15分でサクっと読めたしおすすめ。





もしかしたらバブみを感じてオギャれるかもしれませんよ!













本当に奇麗で輝いている1日 レビュー感想 フリゲらしいバカゲー

オモコロの影響をモロに受けた中学生、高校生が作ったようなゲームで、会話テキストとかも雑誌の読者ページのようなノリだが、これがなかなか面白い。



不条理なギャグが連発される。クリアまでに5回は笑いました。







マルチエンドだが、ゲームオーバーになっても選択肢まで自動で巻き戻しされるので、何気に親切。


これによりクリアまでは実質一本道



評価C
60点




全部遊んでも20分くらいなので、手軽に笑いたい人におすすめ。




ちなみに私のお気に入りキャラはクロエ。



傷の治りが早く、バイクに顔を轢かれてもすぐに治る女傑


無題_mini.jpg














アリアと3日間の船の旅 レビュー感想 言うほど穏やかか?


※詳細※
■ほんの少しの暴力表現、ホラー表現を含む探索ADVゲームです。
■謎解き要素は少しあり。難易度は低め。
■雰囲気重視。会話メイン。文章多め。考察必須。
■穏やかな世界の雰囲気だけでも、楽しんでくれたらうれしいです。

※注意事項※
■多少の暴力、流血、ホラー表現があります。
■人によってはえげつないと思われる要素を含みます。
プレイは自己責任でお願いします。
■上記の要素が苦手な方はプレイをお控えください。

※その他※
■マップ、BGMなどは全て自作です。褒めてくれると喜びます。
■バグや誤字は報告してくださるとありがたいです。助かります。
■実況の報告はなくても構いませんがしてくださるとビビります。
■謎の残るゲームです。考察必須なのでご注意を。









難易度の低い探索謎解きゲームで、サクっと15分で終わります。



グラも音楽も少ないがお手製で、特に背景が巨大なマップは特徴がある。古き良き自作ゲームって感じ


見た目は暗いが会話はラノベ風




そしてやはり特筆すべきは考察必須というだけあって、非常に謎の多いシナリオですね。



まあ結論は何も描かれず終わるので作中のワードから推測するしかないんだけど…




まずアリアの許されざる罪とは…




アリアは胎児の売買人なのかなあ?





クライムノベルに出てくるチャイニーズマフィアがよくやってる、アレ。



そのくらいはやらないと許されないとまでいかないよなあ。







舟は母胎、変人はアリア自体の子供→だから名前をアリアから欲しがった



幼き命、尊き命→アリアが殺した赤ん坊



舟人は目玉の姿→臓器売買された目玉



目玉の頭の上にはドラゴンボールみたいな輪→既に死んでいる



変人が顔を隠す理由→目が無い



引きずり出されたあの子→母胎の腹を引き裂かれて取り出された胎児



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ナイフ→腹を引き裂くメス



手術着のような服装→胎児取り出し




手前の脚?と手→取り出し中

無題.jpg





口パク→ごめんねといった気がする




携帯しているナイフで躊躇なく謎の生き物を殺そうとしたアリア→殺り慣れている




罪なき子を贄としてささげた→売買した。冒頭見るに借金苦から




外に出る事は永遠に許されない→母胎で死んだ子供










15分であっさり終わったけど、考える前に終わった感じ。作者のネタバレ待ちかな。




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なんでも旧作をやってるとオチが読めるらしい。つまり旧作やってないとわからないんだろうか?





評価
D55点






不思議ワールドを歩くゲームが好きな人にはおすすめです。













【3DSの後継機はいつ出るか、出ないのか】往年の携帯ゲーム機ファンが、3DSの次世代機はswitchとは別に必要だと思う理由【スイッチミニか】

最初に言っておくと私は携帯ゲーム機マニアです。



歴代ハードもゲームボーイ、ゲームボーイアドバンス、ニンテンドーDS、ニンテンドー3DS。




PSPのように任天堂と覇権を争ったハードや、ゲームギア、ワンダースワン、ネオジオポケットのような任天堂にもユーザーにも相手にもされなかったハードまで、一通り触れてきた






ドリキャスよりもビジュアルメモリを遊んでいたことさえある(あれのミニゲーム、下手すると本編より面白いんですよ。いま見ても画期的だよね、流石セガ)






ポケットステーション(ポケステ)もやりましたね。当時大人気で品切れ続出。ゲーセンのハイランク景品にもなってた。赤外線で遊べたり地味に画期的だったのに、ポケステ2、ポケステ3と続かなかったのが残念






現在も、既に発売から7年経ち、発売予定ソフトもほとんどない末期の3DSを、Newニンテンドー3DS LLでプレイしている





なのでハードの寿命は5年(故・任天堂岩田社長や浜村通信の発言)ということもあり、3DSの後継機にも期待していた。どんなものか予想したりね。


ポケモンもあるしまあ出るのは間違いないでしょって。そう大体発売から5年目くらいから思ってた。だがあれから2年。






一向に出ない


出る気配すらない


一体いつ出るのよ









これは言うまでもなく、スマホゲーの大ブレイクと、他ならぬ任天堂自身がスイッチという、携帯ゲーム機とのハイブリッドハードを出した事が理由だろう。


現在の君島社長も3DSの後継機は考えていないと発言している模様


まあこれは経営判断としては残念ながら妥当。


岩田社長でも同じ判断をしたかもしれない






WIIUもダメだったし、スイッチがいまのところ成功してるのは大博打に運よく勝てただけの話だから、もう一手なんて怖くて出来ないだろう



ここでわざわざスイッチと食い合うようなハードは出さない





スイッチのほうがグラフィックがキレイだし、3DSや後継機は要らないという意見がある。確かに性能だけを見たら、一見そうだ






だがちょっと待って欲しい


彼らは肝心なことを忘れてて、視野が狭い



それは携帯ハードとしての利便性を一切考えていない事






携帯ハードというのは持ち歩く事が前提で、DSならすれ違い通信など、様々な機能を備えている。


また、リリースされているゲームそのものが、ハンディで、物理的にも手軽、どこでもセーブなどの実装、カジュアルなものとなっている。


これは糸井重里がマザー3をゲームボーイアドバンスで出した理由にもなっている


ttps://www.1101.com/MOTHER/00.html

糸井 いろいろあるとは思いますが、
そのうちのひとつを挙げるとすると、
『MOTHER1+2』が
ゲームボーイアドバンスで出ることになって、
テストプレイをしてみたことです。
3Dのキャラクターが動かなくても、
こってり描き込まれた絵が続々と出てこなくても、
ぼくの考えたものっていうのを
味わっていただけるんじゃないかっていうふうに
思えるようになったんです。
だから、ゲームボーイアドバンスという
ハードの力も影響しているといえるし、
もっと大きな枠でいうと、
ゲームというものを取り巻く
時代の気分みたいなものが変わったことも
影響していると思います。
仕事を放り出してでもプレイしようとか、
徹夜を続けてでもゲームにかじりつこうとか、
そういう時代ではなくなっていると思うんです。
なにせ、自分も含めて、いまいちばん難しいのは、
他の人の「時間をもらうこと」ですから。
だから、ゲームボーイアドバンスという
ハンディなハードを使って、
毎日ちょっとずつ楽しむような、
そういうゲームになればいいなと思って。
そういうふうに考え方を切り替えて、
『MOTHER3』を作り始めたということですね。

2003-04-15-TUE





つまり2003年当時でさえ、既にそういう時代だったと他ならぬ開発者本人が言っているのだ。



そして、大抵、ワンプレイは短く、難易度も低いものだ。だって手軽だから。据置のようにガッツリではない。価格も抑え目。




だがスイッチは携帯の形を取っただけで、それがない。





長ったらしいムービーもガンガン入るし、そもそもムービー(の長さ、質)を売りにしたゲームも多い。ゼノブレイド2などがそうだ。



だが、逆に携帯ハードでは手軽さが求められるので、ムービーこそあれ、据置よりは短くされている。


携帯ゲームでムービーを売りにしたゲームも、余り無い。なぜならゲームとしての方向性が据置とは違うからだ


携帯している最中、またはコントローラーが繋がっていないハンディなゲーム機に、ムービーはミスマッチだからだ




そもそもスイッチは、持ち歩くにはかなり大きい。子供の手から見たらさらにそうだ。バッテリー充電もすぐに切れる。



難易度が高いゲームも多い。

ゲーム性、ボリュームの違いでは、ゼルダが顕著だろう。DS、3DSのゼルダと、スイッチのゼルダは全く違うものだ





そう、やはりあくまでもスイッチはWIIUの後継機なのだ





よってやはり3DSの後継機は必要だろう





そして何より、ゲームボーイ、ゲームボーイブロス、ゲームボーイポケット、ゲームボーイライト、ゲームボーイカラー…スーファミのテレビ画面で起動できたスーパーゲームボーイ、スーパーゲームボーイ2



互換ハードを合わせると更に膨大なゲームボーイシリーズ





ゲームボーイアドバンス、ゲームボーイアドバンスSP、ゲームボーイミクロ、ゲームボーイプレイヤー…



親であるゲームボーイほどではないにせよ、こちらも大活躍だったゲームボーイアドバンス



そしてその意思を受け継いだニンテンドーDS、さらに子供のニンテンドー3DS。




これらで約30年も覇権を取り続けてきた任天堂の携帯ハードの歴史に幕をおろすのは余りにも悲しい。





DSが発表された時、私は、「ああ、長年続いてきた”ゲームボーイ”の歴史も、とうとう終わるのだな」と悲しかったのだが、今度はまた長年続いてきたDSの歴史、さらには携帯ハードの歴史までも終わるのだなと思うとなんとも切ないものである


何よりこれまで稼ぎ頭だった任天堂の携帯ゲーム機事業にぽっかりと穴が開く危惧があるので、経営判断的にももう一歩踏み込んで欲しい



任天堂はプールしてる金が巨額らしいから、そこは一つ。









…と、これまで3DS後継機を押してきたが、やはり懸念もある




それは、昨今の携帯ハードのスペックが高過ぎて、最早据置と同等のゲームクオリティが再現出来てしまう事




全く同じではないので、スペックが同じというわけではない。だが肉迫するものがあり、同様のゲーム表現が可能、という意味だ




これはPSVITAが顕著だろう。何せ据置のPS3、PS4と同じゲームがそのまま発売されている。同時発売なんてのもある。


これは昔じゃありえなかった凄い事だ。



マリオ64を完全移植したのが2世代も後のDSなので(GBやGBAでは移植は到底不可能だ)、それを考慮すると、いかに今の携帯ハードがハイスペックかが分かるだろう。


同じ世代で、同じことが出来てしまっている




ニンテンドー64の3Dポリゴン描画は、同時代の携帯ハードであるゲームボーイカラーやゲームボーイアドバンスでは不可能だったが、なんとVITAではPS4のゲームがほぼそのまま遊べてしまう(勿論PS4のスペックギリギリまで引き上げたソフトは無理だが)



マザー3の喩えでいうと、ゲームボーイアドバンスでゲームキューブが遊べたかというと、当然不可能だった。凄い時代になったものだ




となると携帯ハードとしてのメリット付加こそあれど、昔ほど携帯ハードのメリットを宣言できる時代ではなくなってしまったということだ。




3DSのゲームにしたってボイスにムービーバリバリのゲームが増えた。ポケモンでさえムービーは非常に多い


もう携帯と据置の垣根はほぼないといっていい


よって今後3DSの後継機を出すにせよ、スペックアップすると必然的に据置に寄ってしまう






…あれっ?やっぱり3DSの後継機は、要らないのかな…?(小声)







まあ無難なところで携帯特化型のスイッチを出して欲しいですよ。


既にswitch miniが出るって噂もあるし









【携帯ゲーム機の今後 1】
ttps://www.gamespark.jp/article/2018/02/13/78409.html
【海外の声】そろそろ発売1周年のニンテンドースイッチ、「携帯機」としては正直どう思う?


携帯ハードとしての性能に不満を持つユーザーが多いとか。


やはり3DS後継機やスイッチミニは必要ですね。






【携帯ゲーム機の今後 2】

スイッチの新型が2019年後半に出る。そして携帯特化型だという。



これはもう、3DS後継機の可能性はほぼなさそう。






【携帯ゲーム機の今後 3】

PS5が発表されるも、スイッチのような携帯互換はない模様。



つまりPSVitaに後継機は、無い。





まあ、もしそんなハードを作ったら露骨なパクリなので、無いことは理解していたが、PS5が据置専用ハードとして発表されることは、事実上の「携帯ゲーム機0台時代の宣告」なので、やはり衝撃だ。







これは携帯ゲーム機ファンの私にとっては、ショックだ







遂には携帯ゲーム機の無い時代が来てしまった。







スイッチライトは携帯ゲーム機ではない。あくまでスイッチの携帯モデルだ。


しかも余り売れていないようだ。スペックダウンの所為だろう。


確かにあの画面の小ささは問題だ。












携帯ゲーム機戦争どころか、何1つ競合しない。スマホだけの時代の到来だ…


メーカーやハードの信者同士の対立も、過去のものだ




携帯ゲーム機冬の時代どころか、存在すら消えた時代だ










各時代の携帯ゲーム機は、何台あっただろうか。














90年代前半は初代ゲームボーイvsゲームギア。


ゲームボーイの圧勝で、怒涛のトップシェアだった













90年代後半はゲームボーイカラーvsワンダースワンvsネオジオポケット



ポケモンのメガヒットで、萎びかけていた携帯ゲーム機業界が盛り返した


ポケモンの亜流ゲームが、大量に出た時代だ。今でも生き残ってるのは、メダロットとモンスターファームくらいか





この頃はプレステも凄まじい勢いで、ゲーム業界全体がまさに黄金期であった



結果は言うまでもなく、ゲームボーイカラーの1人勝ちだった












2000年代前半は、ゲームボーイアドバンスvsワンダースワンカラー(ワンダースワンクリスタル)vsネオジオポケットカラー





ここでもゲームボーイカラーの独壇場。スワンとネオポケはソフト不足を最後まで解消できなかった。他社が参入しなかった所為でもある


ゲームボーイカラーには参入せず、スワンとネオポケに参入したメーカーというと、KIDくらいしか思い浮かばない






商業的にも、スワンとネオポケは失敗だったのだろう。バンダイもSNKも、あれからハードを開発していない。


バンダイは金持ち企業だが、それでも尚、ハード開発を行わなかった


SNKの末路に関しては、最早言うまでもない










2000年代半ばからは、ニンテンドーDSvsプレイステーションポータブルの時代が始まる





ニンテンドーDSの勝利でPSPサイドは負けハードだ、なんて言葉をよく聞く


これはPSPサイドの関係者もPSPの失敗を認めるような発言をしていたが、私はそうは思わない



ネガティブイメージが付きまとい、ファンが自虐的に「持っててよかったPSP」という面白コピペを作ったりもした






DSもPSPも素晴らしいハードだった。少なくともPSPは、スワンやネオポケなどの空気ハードなどとは全く違った



あくまで1つの主流だったのだ






PS2に近いグラフィックスでゲームを携帯出来る事は、やはり衝撃であった。


ムービーやボイスも、バリバリに実装されている





xbox360などのハイスペックな据置ハードの移植版も出ていた。これはDSには出来ない芸当だ







独自規格のUMDもユニークで、多種多様なソフトが発売された


全年齢ハードの癖に、エロUMDやエロゲーUMDが出たことなど、家庭用ゲーム機としては、セガサターン以上にエロを頑張っていた



私はこの時代の携帯ゲーム機戦争に関してのみ、唯一のダブル勝者だと思っている









DSは、最早説明不要の名機だ。画期的な2画面とタッチセンサーによる新しい遊びは、知育ゲーム、カジュアルゲームブームを生み出した


スペックもGBAとは比べ物にならない









恐らく私が人生で一番散々したハードが、DSとPSPではないかと思う



多くのゲームを新品購入したこともあり、ゲームに冷めた今ではありえないほど、金をつぎ込んだ。


ソフトだけでも、100本近く買っている












2010年代は、ニンテンドー3DSとプレイステーションVitaの戦いだ




正直なところ、私はこの時代、既にテレビゲームというものに飽き飽きしていた。テレビゲームを全くやらない時代が、しばし続いた




私の人生で一番、初代プレステやサターンのゲームを買い漁ってプレイしていた時代が、ここだ




何せブックオフにいけば中古とはいえ100円で買えるのだ。当時は数千円もした名作やクソゲーたちが


これが買わずにいれるか、だ






私はVitaを持っていないが、3DSはDSほどではないにせよまあまあ遊んだ



ルーンファクトリー4や大逆転裁判シリーズのような名作もある





だが発売直後の大幅値下げといい、任天堂としては、もうこの時代には3DSの後継機は考えていなかった可能性が高い


スイッチの発売日から開発期間を逆算すると、そう考えられる



スイッチは開発スタート時から、携帯ハードにスイッチできる機種として開発されていたのでは?









一先ず、俎上にすらあがらない極端にマイナーなハードや、PCエンジンGTのような互換機を除けば、こんなところではないか










時代ごとに最低2台はあったのだ、携帯ゲーム機というのは




だがそれが遂には0台だ





私は悲しい








全ての時代の覇者である任天堂でさえ、手を引く事業だからなあ…










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