上半期はこちら
それでは早速始めます
第5位
掌編ミステリのニューフェイスとして期待が持てる
・安楽木(やすらぎ)さんは席についた ―消えた一億円の謎―
偏屈そうな女性を主人公にしたラノベでよくある短編推理モノだが、このテの主人公は性格が悪い守銭奴ばかりなのに対して、安楽木は実は人情派。ラストも爽やかだ
2を予定してるそうで、期待
第4位
絵と塗りのセンスが光る洋画風ゲーム
・ぼくの帰る町
いじめられっこの少年がいじめっこの殺人計画を立てる
非常に洋画的な展開と台詞回しで、痛々しくも瑞々しい青春映画を見終えた後のような感傷を、クリア後に得られる
第3位
快適ステルスアクションという、地味な新ジャンル
・クチダケ
簡単操作だが面白いステルスアクションで、敵の視界が画面上に表示されているので初心者でも遊べます
惑星に不時着した人間同士で一時的に手を組むものの、殺意を持った裏切り者がメンバーに居る、誰だ…という緊張感の中進むシナリオも面白いが、終盤は方向性が変わったことが残念
第2位
男子小学生と女子高生の、苦みを覚えながらも爽やかな青春模様
・夕焼け空の下
夕焼けがテーマだけに、可愛い絵柄ながら哀愁漂うADV
乙女チックな描写で女性向けとして配信されているが、男でも楽しめた。
ヒロインの真相などはベタだが、絵も上手いしプレイヤーを引き込みます
「オチルチカ」という外伝的続編が出ているが、こちらは苦いだけの話となっているが、プレイヤーにとっては、ある意味爽快でもある
そして栄えある(?)第1位
親子二世代から更に若い新世代までを描く、少年の数十年を描く大河浪漫
・夏ゆめ彼方
将棋の名人を目指すプライドの高い天才小学生が、夢を追うストーリー
「夢とは何か?」を描いた、フリゲに限定しなくても稀有な名作
ファンタジーの中にも、予定調和と想定外の事態が連続するストーリーも非常に面白かった。
ヒカルの碁の藤原佐為と違ってファンタジーな存在である昔の達人が主人公以外にも見えて、それを活かしたストーリーも面白い
次点
・もみじ色の子どもたち
2010年に開発サークルがコミケで販売したゲームを配信化。
シナリオはCSゲームでは間違いなくCERO18で、過激さが好きならハマるかと
というかこの内容、多分CSだと出せません
特別賞
・いつも仲よしボクの家
怖いゲームというより「キモイ」ゲーム
たった2,3分のゲームでこれをやったことは凄い。
EDは必ずゾワっとします
▼たった3ヶ月なのに面白いゲームが非常に多かったです。フリーゲーム製作者の方々、大変お疲れ様でした。
今年も面白いゲームをありがとうございます。
このブログも1日50PVあればいいやくらいに思ってたら、意外にもPVが多くて予想外の事態で嬉しいです。
フリーゲームの人気、需要がまだまだ高い証拠でもあると思います
本当は「おちん○んがふっくらするフリゲヒロインTOP5」とかもやろうと思っていましたが、想定外に多くの方が見てらっしゃるので、やめました
来年も宜しくお願い致します