前のドアから、堂々と入ってきた見慣れないクラスメイトの女子に、目を奪われる…
「僕を殺す瞳」作者の新作。今回も圧倒的なドット絵芸で魅せる。
それに凄くよく動く。ネームエントリーがテストの答案用紙なんてのも、いきなり魅せてくる
「僕を殺す瞳」は美術、芸術がテーマだったが、今回のテーマは、写真
ひょんなことから、主人公は、一週間と言う決められた期間で、ヒロインの為越千夏…通称めごちーを撮影することになる
最初に触れておきたいが、一週間という期間、5〜15分というプレイタイムが、長すぎず短すぎずで丁度良かった。「僕を殺す瞳」は長すぎる所為でダレたので、このくらいがベストだ
しかも短縮モードを使えばプレイタイムを更に削れるし、2周目からはオート撮影で省略する事も出来る
ストーリーは千夏とふたりで撮影をするため、色々なシチュエーションを重ねる、といった内容。
好感度が高ければ、ラブコメ風の展開もある
少し気弱な主人公と、それを振り回す、ツンデレヒロインのベタラブコメという感じ。
撮影写真、エンディングは選択肢や撮影スコアによって分岐するが、性別での分岐はないようなので、女性にすると百合っぽくなるかもしれない
さて肝心の撮影モード
リアルタイムで動く千夏のシャッターチャンスを逃さない、写真だけに一瞬を切り取る…
という至ってシンプルなシステムだが、これが意外と中毒性がある
何より千夏が可愛いし、表情やポーズが豊かに動く彼女のどこを切り取ろうかと迷っているうちに、時間オーバー…なんてこともある
面白いのが、プールでの撮影
ウインクする彼女を撮影するのがベストショットなのだが…
ご想像の通り、ミスショットをすると薄目になってしまう
千夏にはド下手クソ!と怒られる
動くのは表情やポーズだけではない
ふたりで観覧車に乗り、一番高い位置で撮影しなさいと言われる
だが時間オーバーになると、なぜ撮らなかったのよと千夏に怒られてしまい、選択肢が出る
ここで「めごちーを見てた」と答えるといい感じの空気になったり、必ずしもベストショットがベストアンサーではないのが、面白いところだ
攻略難易度自体は低い。ミスショットをしてもセーブ&ロードすればいいし、初回で良いほうのEDが見られると思う
エンディングでこれまでの撮影を振り返り、目を泳がせ、少し照れた千夏がそばにいる演出は、とてもよかった
友達以上ラブコメ未満という感じの恋愛描写だ
評価B+
75点
「僕を殺す瞳」よりも面白かったですね。
主人公が千夏から貰ったプレゼントが謎のままだったが、中身はなんだろうね。内容的には、カメラ(スマホ)かな。
父親が重苦しいBGMとともに、いかにもって感じの登場をしたが、特に波乱はなかった。好感度が低い状態なら変化するのだろうか?娘に近づくな、みたいなね。
この記事はネタバレ無しで書きましたが、他にも気になるポイントが多いので、完全攻略すべく、「#こっち向いて_めごちーvの完全攻略を目指す 自分をアイドルと思いこんでいる一般人」に続きます!
【このカテゴリーの最新記事】