間男だ、不倫だと怒るが、彼は自分を神さまだと名乗り…
茶目っ気たっぷりで実に面白いゲーム。もう発想からして面白い
主人公は仕事ができ、美人と結婚して、子供は4人もいる…
何もかもが順風満帆で成功してきた男性
そんな自分の人生だと思っていたものが、実は神によって裏でコントロールされていた…
そんな物語なのだが、それを決めるのが、あの誰もが友達と一度は遊んだことがある「人生ゲーム」だというのが、実にシニカルだ
(玉がついてるのは根本ですよ)
人生ゲームが神さまが突然訪ねてきた理由にもなっているのだが、人間は所詮、神さまの掌の上で転がされているだけという事を、愉快に描いている
エンディングは2つあり、博士エンドがバッド、アマゾンエンドがグッドだろうか。
博士エンドのブラックな終わり方は、「世にも奇妙な物語」の脚本でも通用しそう。主人公は散々な目に遭うが、このエンディングのほうが好きだ
アマゾンエンドは博士エンドに比べるとあっさりしているが、主人公はなんとかまた成功できたし、叔父さんとも再会でき、ふたりの男のサクセスストーリーとしては良かった
エンドロールがサイコロのように回っている演出も、センスあるね
(どっちかというと、スロットっぽいが)
評価C+
60点
製作期間は3日だそうな。それもなかなか凄いですね。
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