2018年05月25日
学生に対して全て見せるスタンスについて 〜病院・施設〜
皆さんこんにちは。
言語聴覚士の桃の助です!
新年度になると多くの学生が臨床実習に向かうと思います。
そんな中で、学生を担当する指導者は色々と考え苦労するのではないでしょうか?
私の場合は、比較的楽観的なので思い悩む事はそうそうありませんが、他の指導者の話を聞いていると色々と苦労しているように感じます。
また、CCSの指導方法もいよいよ本格的に導入されてきており、指導者も混乱しているのではないでしょうか?
本日は、CCSとは少し話が違うのですが、「学生に対して全て見せるスタンス」についてお話ししたいと思います。
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私たちが学生の頃の臨床実習というと、毎日が地獄のような実習でした。
・レポートに追われて一日3時間しか寝れなかった。
・担当患者さんを5人持っていて何が何だか分からなくなってきた。
・夜遅くまでレポートの指導があるからご飯や洗濯などの時間が面倒になる。
・どんなに考えても考察が進まない(泣)
なんて、今考えると、本当に地獄だったと感じます。
(もう二度とあの頃には戻りたくない…ボソ)
しかし、月日は流れ、最近はCCSを取り入れる流れが主流となっています。
以前のレポート形式の指導とCCSとは全く異なる指導方法ですよね。
CCSでは指導者の考えや方法を実際に患者さんに実施する事で、より実践的な技術や考え方を習得出来るようになったと思います。
つまり、今求められている人材とは、卒業して一からのスタートではなく、ある程度訓練パターンや症状に対する考え方を獲得している人材が求められていると思います。
つまり、即戦力の人材になる必要があるというわけです。
(新人で即戦力は少し言いすぎですが…)
前置きが長くなりましたが、本題に入りたいと思います。
皆さんが学生の頃は、患者さん1人1人を深く考え訓練立案を出来るように指導を受けたと思います。
でも、カルテの書き方やカンファレンスへの参加、書類業務を実際に何度も見た人はそう多くないのではないでしょうか?
それは指導者が「学生にはここから先はあまり関係ないから…」という理由で見せていなかった可能性があります。
でも、そういった指導方法は本当に正しいのでしょうか?
今求められている人材は、即戦力です。
即戦力の人材が求められているのに、「書類がどんな物か全く分からない」「カンファレンスの進め方が分からない」「レポートの書き方は何となく分かるけど、カルテはあまり分からない」「Drとどう話せばいいのか分からない」という新人がけっこういます。
そういった事を解消するために、指導者の方にはぜひ学生に対して業務の全てを見せてほしいと思います。
そうする事で、ある程度イメージを持った状態で新人として入社できるようになると思います。
また、学生に全て見せる事で思わぬ質問を受けるかもしれません。
その時は自分が勉強不足だったと反省し、再勉強するいい機会になるかもしれないですね。
指導者の皆さんには是非、全ての業務を学生に見せて経験豊かな学生を育てて欲しいと思います
最後まで読んで頂きありがとうございます。
この他にも色々な記事を書いているので、読んで頂けると嬉しいです
それではまた。
桃の助でした
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言語聴覚士の桃の助です!
新年度になると多くの学生が臨床実習に向かうと思います。
そんな中で、学生を担当する指導者は色々と考え苦労するのではないでしょうか?
私の場合は、比較的楽観的なので思い悩む事はそうそうありませんが、他の指導者の話を聞いていると色々と苦労しているように感じます。
また、CCSの指導方法もいよいよ本格的に導入されてきており、指導者も混乱しているのではないでしょうか?
本日は、CCSとは少し話が違うのですが、「学生に対して全て見せるスタンス」についてお話ししたいと思います。
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今求められている人材
私たちが学生の頃の臨床実習というと、毎日が地獄のような実習でした。
・レポートに追われて一日3時間しか寝れなかった。
・担当患者さんを5人持っていて何が何だか分からなくなってきた。
・夜遅くまでレポートの指導があるからご飯や洗濯などの時間が面倒になる。
・どんなに考えても考察が進まない(泣)
なんて、今考えると、本当に地獄だったと感じます。
(もう二度とあの頃には戻りたくない…ボソ)
しかし、月日は流れ、最近はCCSを取り入れる流れが主流となっています。
以前のレポート形式の指導とCCSとは全く異なる指導方法ですよね。
CCSでは指導者の考えや方法を実際に患者さんに実施する事で、より実践的な技術や考え方を習得出来るようになったと思います。
つまり、今求められている人材とは、卒業して一からのスタートではなく、ある程度訓練パターンや症状に対する考え方を獲得している人材が求められていると思います。
つまり、即戦力の人材になる必要があるというわけです。
(新人で即戦力は少し言いすぎですが…)
学生に対して全て見せるスタンス
前置きが長くなりましたが、本題に入りたいと思います。
皆さんが学生の頃は、患者さん1人1人を深く考え訓練立案を出来るように指導を受けたと思います。
でも、カルテの書き方やカンファレンスへの参加、書類業務を実際に何度も見た人はそう多くないのではないでしょうか?
それは指導者が「学生にはここから先はあまり関係ないから…」という理由で見せていなかった可能性があります。
でも、そういった指導方法は本当に正しいのでしょうか?
今求められている人材は、即戦力です。
即戦力の人材が求められているのに、「書類がどんな物か全く分からない」「カンファレンスの進め方が分からない」「レポートの書き方は何となく分かるけど、カルテはあまり分からない」「Drとどう話せばいいのか分からない」という新人がけっこういます。
そういった事を解消するために、指導者の方にはぜひ学生に対して業務の全てを見せてほしいと思います。
そうする事で、ある程度イメージを持った状態で新人として入社できるようになると思います。
また、学生に全て見せる事で思わぬ質問を受けるかもしれません。
その時は自分が勉強不足だったと反省し、再勉強するいい機会になるかもしれないですね。
指導者の皆さんには是非、全ての業務を学生に見せて経験豊かな学生を育てて欲しいと思います
おわりに
最後まで読んで頂きありがとうございます。
この他にも色々な記事を書いているので、読んで頂けると嬉しいです
それではまた。
桃の助でした
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