2016年07月15日
【アスペルガー受動型への対応】とりあえず否定してしまう癖から、とりあえず肯定するスキルが必要。
■話がかみ合わないことが多く、否定してしまうことが多い。
アスペルガー症候群というのは、コミュニケーションの障害ともいわれる
わけですが、毎日意思疎通がかみ合わない生活をしていると、否定から
入ってしまうことが多くなります。
これが常態化していくと、なにをいわれてもとりあえず、否定的な言葉が
かえってくるという認知だけはおこるため、より関係は悪くなるでしょう。
だからといって、アスペルガーの人が伝えるのが極端にうまくなるというわけ
ではいため、かたや「また否定される」、かたや「また変なことを言っている」と
摩擦が大きくなることが必至です。
■とりあえず肯定するというスキルは非常に大切。
アスペルガー受動型の嫁に限ったことではありませんが、
とりあえず話を受け止めるというのは意外とむずかしかったりします。
嫁「今日こんなことがあったんだ〜」
私「それで?」
なんとなく意味がない話や意思疎通しない会話になることが
予測されるため、結論を急ぐ私、ただ思ってことを言葉にしている嫁。
伝え方も淡々として「どうせまたへんなこというんだろ」的な受け方や
伝え方になりがちです。
これを続けていると、相手はこちらの本心に感づくということは
まずありません。「なんか分からないけど、否定的で気分が悪い対応」
ということだけは、アスペルガー受動型の嫁の脳裏にインプットされます。
まあ、冷静に考えればこれで関係がよくなりようがないですよね。
では、肯定的に受け止めるってどんな感じなのでしょう。
嫁「今日こんなことがあったんだ〜」
私「そうなんだ。そんなことがあったんだ〜」
とりあえず肯定するというのは、簡単に言えば相手の言うことを
オウム返しにするようなものです。もちろん表情が鬼のような顔を
しながらいったのでは台無しですが、とりあえずは相手の言ったことを
とりあえず、受けるというスキルは重要なのです。
こちらが聞いていたかどうかはべつにして、この受け答えをしていると、
とりあえず、聞いてくれたという印象が相手に残るので、変ににストレスを
溜めさせないで済むと言うことになります。
アスペルガーの人は、ストレスに鈍感なイメージを持っている人もいますが、
個人的にはストレス耐性が低い(キャパ自体が狭い)と思っています。
無駄なストレスをかけるとパンクしたり今まで出来たことすらできなくなるという
こともあるため、そこら辺はサポートする側としてはこういうスキルを高めることは
生活の質を向上することに繋がるのではないかと思います。
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