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猫の罪滅ぼし?

猫の罪滅ぼし?


日常の風景から



今日は特に話題というほどのことではありませんが,最近,面白いことがありましたので書いてみたいと思います。

関東では、3月に風の強い日がありました。私の家の2階のベランダにありましたサンダルが,その時の風で飛ばされ,どこかに消えてしまいました。それで仕方なく、新しいサンダルを買ったことがありました。

それから,約1ヶ月後のある日のこと,ベランダのあたりで,ごとごと音がするので,窓のガラス越しに音のするほうを見ますと,ベランダ近くの屋根に猫がいました。猫は,音の様子から,ベランダと屋根を行き来していた様子です。その後,音が消えましたので、ベランダから屋根にかけて、窓のガラス越しに見ますと、何と、ベランダに、1ヶ月近く前に消えたサンダルがあるではありませんか。猫の音がする前は,サンダルはありませんでしたので,猫が持ってきたとしか考えられません。

この猫は野良猫です。この猫は,数年前,私が,朝,2階の出窓のカーテンを開けたところ,窓のガラスに両手とお腹をぴったりくっつけて万歳をしたような格好で,うちの中を覗いていた猫です。私は,2階の屋根に、いるはずのない猫がいましたので,思わず驚いて叫び声を出してしまいました。そのお詫びなのでしょうかね。

その後も,私が庭で草取りをしていると、ちょこんと横に座って,じっと私の様子を見学したりと、にくめない存在です。

今日は,どうでも良い話ですが,私なりに記憶に残った最近の出来ごとを書いてみました。


それではまた!



50年前の新聞から

50年前の新聞から


今回は、4月のある分野の新聞記事を、10年単位で選び出して比較しようと思ったのですが、調べる時間がありませんでしたのでやめました。

それで、50年前の4月の新聞から無作為に記事を選んでみました。

昭和38年4月3日 読売新聞 夕刊 都民版 「西独三青年の東方見聞録」


今は東西ドイツは統一されていますが、この当時のドイツは東西に分かれていました。
記事に出てくる3人は、3人とも25才と書かれています。世界旅行トリオという題で、故国の地方新聞8紙に寄稿してきたと書かれています。

3人のうち2人はボルスブルクのフォルックスワーゲン社に勤めていたそうです。もう一人は、ミュンヘングラットバッハ市の会社(記事の文字が潰れていて読めない)に勤めていたそうです。YMCAの青年大会が10年前にボン市で開催され、そこで知り合ったと書かれています。

8年間勤務のかたわら世界旅行のお金を貯めるためアルバイトをしてきたそうです。そして、2台のオートバイを購入したとのことです。

旅のルートは、ボルスブルク、ミュンヘン、ウィーン、ベオグラード、ソフィア、アテネ、イスタンブール、アンカラ、ダマスカス、ベイルート、エルサレム、バグダッド、テヘラン、 ここまで8ヶ月かかって、1万7百キロをバイクで走行、しかも、雨天にはたった1日しか遭遇しなかったという幸運ぶり。

あと16キロでテヘランというところで、荷物を積んだオートバイのクランクシャフトが折れ動かなくなったとのこと。それで、テヘラン市内で修理を依頼するが、部品をドイツから3ヶ月かけて取り寄せる必要があり、修理をあきらめオートバイを2台とも安値で売ったとあります。そして、ヒッチハイクの旅に切り替えたようです。その2週間後、5千人の命を奪ったテヘランの大地震があったので、オートバイの部品を待たずにヒッチハイクでテヘランを去ったのは、地震に巻き込まれず、幸運だったということです。その後、テヘランからは、カンダハラ(アフガニスタン)、ラホール(パキスタン)、デリー、アグラ、ボンベイ、マドレーを経てコロンボ、そこから船で神戸、横浜、東京と来て、市ヶ谷のユースホステルを拠点に、九州一周、福岡ー東京間を不眠不休で45時間で歩いたとあります。

日本での印象は、

・ベートーベンなどドイツのクラシック音楽が流行っていることに驚いた
・京都の文化遺産に感嘆した
・しとやかで愛らしく誠意があって親切な日本女性
・マンモス都市 東京 の文化生活
・道路をあちこち掘り返していること

が印象に残っているということが書かれています。

現在、このような旅で新聞に載ることもあるかもしれませんが、今はあまりこのような記事は見ません。私は、普段、日本経済新聞しか読んでいないため気がついていないだけかもしれませんが。


まだ、この当時は日本人にとって外国に行くことが珍しい時期だったと思わせる記事の書き方でした。写真も今まで回ってきた国の写真を周囲の人に見せて、写真を見ている人も珍しそうに見ていますので、目に留まった記事でした。

ドイツと言えば、最近は取引のある会社はありませんが、私が付き合いのあったハンブルクやフランクフルトの会社は、最初の第一印象は良くないことが多いのですが、付き合ううちに、約束はきちんと守る、責任感もある、お客に対する配慮もあると良い印象に変わる会社が多かったように思います。

私は、休日にドイツの郊外に行ったことはなく、10年以上前の話なので今はどうだか知りませんが、聞いた話によりますと、ドイツでは、日曜日の小売業の営業は禁止されているので、ガソリンスタンドがスーパーマーケットのようになっているという話を聞いたことがあります。





トロント散歩 40

トロント散歩 40


●トロントに滞在して覚えていること●


最後に追加

先ほどの続きです。




飛行機に乗りました。

カナダ航空の機内食で、カップラーメンが出たのを覚えています。それから、同じ姿勢で座っていますと疲れますので(私はエコノミーの席です)、時々、席から立って通路を歩いたときに、「007の慰めの報酬」を見ている人が多かったのも覚えています。行きと同じスチュワーデスさんが何人かいたのも覚えています。機中ほとんど隣の人と話をしていましたので(2012年11月23日 トロント散歩 9 参照)、時間が経つのが早く感じられました。






成田空港に着いて、いつもなら成田エクスプレスで横浜まで行くのですが、今回はリムジンバスに乗ってみることにしました。







リムジンバスで横浜そごうの隣の建物?の発着所まで来ました。予想に反して、車の渋滞もなく、スムーズに横浜まで戻ってこれました。バスの中はガラガラでちょっと寂しい感じでしたが、成田エクスプレスより快適だったかもしれません。バスを降りてから、 そごう の入口の前に出て、東口の地下街ポルタを通り抜けて、横浜駅に向かいました。 




こんな感じで、トロントから帰ってきました。
ブログでこのような旅の記録を書くのも、頭の整理になって良いことを知りましたので、またどこか行く機会がございましたら書いてみたいと思います。

それでは、皆さん昨年11月から トロント散歩 を読んでいただきありがとうございました。
トロント散歩につきましては、今度こそ、これで本当に終わりです。

それではまた!


終わり

トロント散歩 39

トロント散歩 39


●トロントに滞在して覚えていること●


最後に追加

先ほどの続きです。


地下鉄のホームに来ました。


この後、地下鉄の電車に乗ったのですが、終点のKiplingまで行かず、途中の駅(たぶんKeele?)で折り返し運転ということで下ろされ、振替輸送のバスでKiplingまで行きました。バスの中はどんよりした空気で気分が悪くなりそうでした。






Kipling駅で、192番の空港行きのバス(192 Airport Rocket)を待っているところです。







空港に着いて飛行機に乗ります。




話の流れと全く関係ありませんが、↑この写真は、トロント到着時に、
空港の外に出るまでの道中で撮影したもの







まだ写真の続きがありますので、次のページに続きます。



つづく


トロント散歩 38

トロント散歩 38


●トロントに滞在して覚えていること●


最後に追加



ここのところ中国がらみで忙しかった(疲れることが多かった)ものですから、ブログを書く元気がありませんでした。

今年も本当に寒かったです。冬眠できるなら冬眠したいぐらいでした。やっと、3月2週から暖かくなってホッとしています。関東は11月の2週目ぐらいから寒くなりますが、今回は、トロントに行ったこともありまして、10月中旬から寒い思いをしました。

こうやってブログを書きますと、整理にもなって良かったと思います。いつもなら、知り合いのせいぜい5人ぐらいまでに、数枚の写真をメールに添付して、どこに行きましたよ、と書く程度です。今回は、ブログに書いてみましたが、私の面白くない文章を読んでくださるかたがいたのには、やや驚いております。アクセスが累計で600を超えていたり、定期的に書いているときは、カナダのグーグルからもリンクが来たりしていました。私は、このブログを書いていることは、知り合いには、ほとんど話していません。つまり、今回のブログは、私の知らない方々が読んでくださっているということです。皆様に厚くお礼申し上げます。ありがとうございます。


ところで、カナダのトロントで感じたことは、アメリカ人は他人に比較的気軽に話しかけてきますが、トロントの人は、話しかけてくることはあまりありませんでした。こちらから話かけて、やっと口を開く人が多かったように思います。ただ今まで行ったヨーロッパ、アメリカ、南米、台湾、香港、オーストラリアなどの中では、一番民度が高いという印象です。小売店と公共交通機関のTTCは、今思い出しても腹が立ちますが、それ以外では、悪い印象はありません。例えば、街を歩いていて、業種に関係なく、中に入れそうな会社を見つけますと、私は飛び込みで日本と何か接点があれば、仕事を出していただけませんかと、お願いして回っていました。ほとんどの会社は、急に言われても思いつかないという反応でした。しかし、中には、カナダに住むために仕事を探しているのかと聞いてきて、協力できることがあれば協力しようと言ってくださるところもありました。もちらん、セールスはお断りと怒鳴り帰されたところもありました。しかし、全体として、他の国と比べますと温かい反応でした。売込みで海外に行きますと、観光では体験しない、嫌な体験もするのですが、トロントに関してはそれがありませんでした。

関係ない話に飛びますが、観光でも興味深いことを知ることがあります。かなり前ですが、アルゼンチンのバリローチェに行ったときに、地元のツアーでバリローチェを回ったのですが、バスのピックアップで、来るはずのバスが来ず、同じツアーの人が騒ぎだしたのですが(一部暴れている人もいました←南米らしい)、イタリア人、ブラジル人、アルゼンチン人など、それぞれ、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語と、自分の言葉で話しているのですが、言葉は違っていても、ちゃんとコミュニケーションが成立しているのに驚いたことがあります。また、ローマでタクシーに乗ったときも、英語は分からないが、フランス語ならイタリア語と同じ言葉が多く話の内容が分かるので、フランス語を話せるなら、フランス語で話してほしいと、運転手さんに言われたことがありました。これらの体験から、言葉の通じる国が多いスペイン語を勉強すると便利かもしれないと思ったことを思い出しました。

トロントと関係ない話が長くなりそうですので、このへんで話を元に戻します。
私が泊まった住宅街にあるグランジ・ホテルですが、このホテルは「地球の歩き方」に載っていました。しかし、英語が分からない人にはお勧めできません。日本と勝手が違ううえに、やや交通に不便な住宅街にあるからです。朝食もついていませんので、自分で食事を探す必要があります。また、ハーブティーもサービスであるのですが、日本なら、「フロントにあるガラスポットに入ったハーブティーは無料ですので、ご自由にお飲みください」と最初にチェックインの時に話してくれますが、そういう話は一切せず、気がついた人だけ飲んでくださいということなのです。部屋の鍵もフロントで渡すだけで、部屋には、自分で勝手に行ってくださいということなのです。言葉が分からず旅慣れていない場合、ストレスや苦労が多いので、ちょっとお勧めできません。ただ、トロント中心部にしては、値段が非常に安いので宿代を節約したい人にはお勧めです。

さて、このホテルを出て空港に行くまでの写真をご参考までにアップします。公共交通機関の雰囲気がつかめると思います。ちなみに、私は日本に帰ってきてから、TTCに対して、苦情をメールに書いて送りました。そのメールの中に、返事をほしいと最初と最後の2回書いていたのですが、TTCから返事は来ず、TTCと聞くだけでいまだに血圧が上がる状態です。

また余計な話になりそうでしたので、話を元に戻しましょう。
帰りは、ダンダスウエストには行かないで、ホテルから住宅街の裏道のようなところを歩いて、Bathurst Street に出て、Carr Street という511番のストリートカーの停留所に行きました。




Carr Street 停留所(上の2枚)
私の見落としかもしれませんが、停留所の名前がありませんでした。






ストリートカーの運転手の席の後ろには、イラっとくる例の文章がありました。
(2012年11月19日 トロント散歩 6 を 参照のこと)





地下鉄Bloor線のBathurst駅の建物から自分が乗ってきたストリートカーの写真を撮影






階段を下りて、地下鉄乗り場に行きます。




このファンブログは1ページに写真は5枚ですので、次のページに続きの写真を載せます。



つづく











トロント散歩 37

トロント散歩 37


●トロントに滞在して覚えていること●


まとめ



最近、忙しく、まったくブログの更新ができませんでした。

トロントに10月後半に1週間滞在しました。その内容を11月〜1月の3ヶ月間にわたって書いてきました。そして記憶に残ったことも、一通り書きました。そこで、そろそろ、まとめに移りたいと思います。

今回は、出張でトロントに行く予定を入れましたが、直前にいろいろ事情が発生し、出張スケジュールが空白になりました。しかし、今までカナダに行ったことがないこともあり、そのままトロントに行くことにしました。

トロントで良かったところは、

*穏やかで親切な人が多い。
*都市は安全でリラックスして歩ける。
*他国で体験するような露骨な人種差別はなかった。
(小売店とTTCで態度が悪かったところだけ良くありません。)

トロントは、全体的に所得水準が高く、住人も精神的に余裕があるように感じました。
特に、日本人が海外に慣れるため、最初に行く外国としてお勧めです。トロントに関して言えば、日本にいるときと同じ感覚で過ごしても全く問題ありません。また、英語とフランス語が共存していたり、いろいろな民族がそれぞれ独自性を保って生活していますので、自分とはどんな人間なのか、日本とはどんな国なのか考えるには良いところかもしれません。ニューヨークのマンハッタンのような極端が共存しているところでは、人間の生き方を見つめ直すには良いかもしれませんが、1週間もいますと相当疲れます。トロントは過激で疲れるということはありません。リラックスして過ごせるところです。ところで、トロントの英語は、英語圏の人々からどう評価されているのか分かりませんが、日本人が英語とフランス語を同時に学ぶには大変効率的な場所であるように思えました。


また、トロントは、物価が高いという印象を受けました。カナダ独自の商品も意外と少ないように思います。これは面白そうな商品だと思い手に取ると、アメリカやヨーロッパの商品のカナダ版ということもありました。ところで、カナダ現地の商品(食品、洗剤など日用品)のサイズは日本人の感覚からしますと大きすぎます。日本の商品は、ちょうど現地の普通サイズと小さいサイズの中間くらいです。そのため、日本企業が積極的に、英語と日本語の両方表示にして、日用品をカナダに売り込めば、商品の隙間を埋める形になり、現地市場に入り込めそうな気がします。現地では、台湾、韓国などのなりすまし日本製をよく見かけますので、本物の日本製を現地の人に知らせるためにも、日本企業の皆さん、是非、積極的に日本製品をカナダの小売業に売り込んでください。宜しくお願いします。それから、現地のお店の棚は、きれいに掃除をしているお店でも、ホコリが積んで汚い場合が多いと思います。話はちょっと変わりますが、日本食レストランも外国人経営の不思議な料理を出しているところを目にします。それによって、現地の人の中には、日本食を誤解している人がいるかもしれません。トロントは、外国人に寛容な風土があると思います。そこで、他の国の人がしているように、日本人も日本の箱物を自ら現地に作り(個人レベルではなく企業の連合体で)、そこに現代日本のお店、レストランを出して、日本人が直接現地の人に接客して、日本を正しく理解してもらう試みをしても良いのではないかと思います。特に、日本の接客は世界一だと思いますので、現地のお店を駆逐していくことでしょう。これに関連して思い出した全く違う話ですが、日系人であっても、他のアジアの移民と比べると、他人に対する配慮を感じられたり、作業が早くて丁寧という印象を受けることもしばしばあります。イートンセンターのシアーズで出会った日本語を話せない日系人のおばさんも、その人は一般客であるにも関わらず、店員よりも細やかに、しかも、私の要望を先回りして、私のお土産探しに対して、いろいろアドバイスしてくださったことがありました。移民でも祖国の国民性は出るようです。一方、中国系の店員さんは、非常に雑でしたので対照的でした。


イートンセンター





ところで、出張でトロントに来る場合、大きなビルや地下鉄と連結した地下とか地上の商業施設に、フードコートがあることが多いので、昼食や夕食を短時間で安く済ませたいときは、オフィスビルなどにフードコートを探しても良いかもしれません。それから、ちょっとした間食用の食べ物は、オフィスビルにも入っているドラッグストアやスーパーで買ったほうがコンビニエンスストアやファーストフード店で買うよりも安いと思います。特に24時間営業のスーパーを探して、その近くのホテルに泊まると便利かもしれません。

<24時間営業のスーパー>
*Metro(http://metro.ca/index.fr.html)
*RABBA(http://www.rabba.com/main.html)

<ドラッグストア>
*Pharma Plus(http://www.rexall.ca/)
*Shoppers(http://www1.shoppersdrugmart.ca/en/Home.aspx)

これらのお店の近くで安いホテルはないか旅行会社に聞くと良いかもしれません。日本の旅行会社ではHISもトロントに事務所がありますので、現地の社員さんに調べてもらうことができるかもしれません。ちなみに、航空券ですが、私はオーストラリアに本社のある旅行代理店Fright Centreにも、シドニーとトロントの両方で、航空券の見積をとりましたが、日本のHISのほうが航空券の値段は安かったことを覚えています。もし、HISに細かくお願いできるようであれば、それが最善かもしれません。


11月から少しづつトロント滞在時に覚えていることを書いてきましたが、この辺で一区切りとさせていただきたいと思います。トロントは 強烈な魅力がある所ではありませんが、時間がたつと、また行こうかと思えてくる不思議な所です。都市でありながら、緑豊かな住宅地にいるような、ゆったりした気分になれるところです。(小売店やTTCを除いて、)民度は非常に高い場所ですので、トロントをまだ訪問したことのないかたは、機会がございましたら、是非一度、訪れてみてはいかがでしょうか。

それでは、皆さん、あと2回ぐらい、帰りの道中をまとめた記事を書くかもしれませんが、この辺で私のつたないブログを、ひとまず、終わりにしたいと思います。ここ数カ月お読みいただき、改めてお礼申し上げます。ありがとうございます。






最初はゴミ箱と間違えていたポスト。間違ってゴミを捨てないようにしましょう。




<ひとまず終わりです>








トロント散歩 36

トロント散歩 36


●トロントに滞在して覚えていること●


クイーン・ストリートに行く方向のホテルの近所



トロントに着いてから数日は、チャイナ・タウンに通じる道ばかり歩いていました。

トロントに着いた最初の日の夜11〜12時ごろ、お腹が空いていたので夕飯を食べようとダンダス・ストリートからスパダイナアベニューに入りレストランを探しているときに、歩いてもなかなか営業中のレストランがなく困っていました。そのとき、電柱に自転車をロックしているジャンバーを来た白人の男性にレストランを聞いたところ、この周囲2キロを歩けばどこか営業しているレストランを見つけられるだろうと教えてくれたのですが、すでにかなり歩いて見つからないので、それはどのへんか、もっと具体的に教えてもらえないか、再度質問をしようとしましたら、ドント・アタック・ミーと言って、険しい顔をして後ずさりするような感じで足早に立ち去っていった人がいました。こんな嫌な体験をトロントに着いてそうそうにしました。この数日後、チャイナタウンに近いレストランで食事をしているとき、たまたまその店でワーキングホリデーで働いているという若い日本人がいたので、スパダイナアベニューでの変な出来事や、お店に入って物を買わないで出ていくと、ふてくされたような顔でお客を見送る店に、出くわすことが多かった話をしましたら、その人もトロントに来た頃は、私のような体験をして、ここは一体どんなところなんだと驚いたそうです。しかし、半年ぐらいで慣れてきたということや、ダンダス・ウエストやスパダイナは確かに雰囲気は良くないかもしれないという話をされていました。

その一方で、地下鉄で遠くに行き過ぎ、ホテルへの帰り方が分からず困っていた時に、出張帰りという感じの年配の白人のおばさんに、ホテルの住所を見せて、ここに行くにはどうやって行けば良いのか教えてほしいと尋ねましたら、そのおばさんは、今自分は家に帰るところで、ホテルは自分の家のすぐ近くなのでついてきなさいということでしたので、地下鉄、ストリートカー、それから歩いてホテルまでの約30分間、その人の後をついて無事ホテルに帰れたこともありました。こういう良いこともありました。しかし、このおばさんもスパダイナからストリートカーでダンダス・ウエストに行くコースを避けて、バーサーストからストリートカーに乗るコースを選んでいましたので、私はそれを見まして、ダンダス・ウエストやスパダイナは、やはり雰囲気が良くないということなのかな、と思ったことがありました。

しかし、その他の道を知りませんでしたので、チャイナタウンの臭いもありますが、危なさも考慮してダンダス・ウエストはストリートカーに乗ることが多かったのです。その他の理由として、午前中は、仕事関連のメールの処理で、時間がつぶれることが多かったので、時間を節約したいという気持ちもありました。

トロント滞在の後半で、ホテルからクイーンストリートに出る道を知りましたが、その時の写真もご紹介します。





学校のようで学校でもなさそうな建物です。何でしょうね。





この界隈だった思いますが、夜、道に迷って自分のホテルが分からくなった時に、街灯の下で地図を広げて場所の確認をしていたところ、私が立っている背後の家から、警戒した感じの中国人男性が出てきて、どうしたのかと私に聞いてきましたので、ホテルが分からなくなって困っていると答えましたら、私の地図を見て、ホテルまでの道を教えてもらったことがありました。





このあたりを歩いていますと、犬を家から連れ出して散歩に出かける人を見かけることもありました。





教会がホテルの近所にあったんですね。





私がトロントに滞在した10月末は、落ち葉の多い時期でした。毎日、このように葉っぱをかき集めるのも大変だったと思います。ご苦労さまです。


話は変わりますが、
ホテルのフロントで質問しようと順番待ちをしているときに、フロントとお客の対応を見ていますと面白い光景を見ることがありました。私が泊まったホテルは台数は少ないですが駐車場もあり、アメリカ人の中には車で来ている人もいたようです。

毎回違う人ですが、何度か見た光景で、アメリカドルで支払いをしたいという人がいるのですが、フロントの中国人は、カナダのお金だけしか受け取れないというのです。その時の表情がやや誇らしげに見えてしまうのです。カナダ人はアメリカ人にどこか負い目でも感じているのでしょうか。カナダ人の屈折した心理を見ているような気がしました。

また、お客がホテルの設備・備品を壊したときに備えて、デポジットとして日本円で確か5千円くらいチェックインの時に預けるようになっていたのですが、それを聞いて、アメリカ人と中国人のお客の中には、宿泊費の値引きを要求する人もいました。特に中国人は戦闘的な態度で値引きを迫っていました。トロントの中国人は、他の国のチャイナタウンの中国人と比較すると民度が高いというか温和な人が多いのですが、戦闘的な中国人を相手にすると彼らも負けじと戦闘的に切り返していました。

それから若い世代のお客は、人種を問わず前を見ないでスマートフォンを見ながら歩いている人が多く、危なっかしいと思ったことも記憶に残っています。



つづく












トロント散歩 35

トロント散歩 35


●トロントに滞在して覚えていること●


TTC(The Toronto Transit Commission )について


TTCについては、悪いことばかり書いていましたので、それ以外のことも書いておきます。


Yonge-University-Spadina線のSt.Andrew駅を下車して外に向かう途中


TTCは最後までよく分からないところでした。上の写真のように、TTCの地下鉄の通路の壁ですが、このように風呂場やプールを連想させるものでした。





Yonge-University-Spadina線のほうではないかと思いますが、Bloor-Yonge駅の表示はYonge駅です。頭で分かっていても実際にBloor-YongeではなくYongeと目にしますと、ちょっと戸惑います。





Bloor線、Yonge線両方と交わるSpadina駅です。

このように、ストリートカーやバスと連絡している地下鉄の駅は、出口を出てすぐのところがストリートカーやバスの乗り場になっているところがあります。西隣のBloor線の Bathurst駅も地下鉄出口を出てすぐのところが、ストリートカー乗り場になっているところがありました。





東方向ケネディー行と書いてありましたので、Bloor線のどこかの駅です。

周囲の景色や勝手が違いますのでかなり戸惑いますが、地下鉄の雰囲気は、意外と日本に似ています。





西方向キプリン行とありますので、これもBloor線のどこかの駅です。

頭上のディスプレイの画面に何かが流れていました。ほとんどの人は、画面を見ていません。インドか中東系の男性だけが珍しく画面を見ていましたので写真に撮りました。




つづく












トロント散歩 34

トロント散歩 34


●トロントに滞在して覚えていること●


Dundas Street West




今回は、普段よく通っていた(正確には素通りしていた)Dundas Street West について書いてみたいと思います。ホテルの近所からDundas Street West に入るとチャイナタウンでした。私はチャイナタウンの臭いが苦手で、ダンダス・ストリートに入ると、505番のストリートカーに乗ってチャイナタウンから早く抜け出したいという心境でしたので、歩くことはあまりなく、夜お腹が空いているときや、夜遅く朝食を買い忘れていることに気づいたときなど、必要に迫られた時に歩く傾向がありました。





ホテルを出て少し歩きダンダス・ストリート・ウエストに入った地点


ここから上の写真の進行方向に向かってまっすぐ歩き最初の交差点であるスパダイナ・アヴェニューのあたりまで行き、ストリートカーに乗っていました。

ところで、スパダイナ・アベニューを左折してすぐの八百屋の先に、華豊という階段を下りて入るスーパーがありました。ここは日本人の感覚でも許容範囲です。しかも、商品は安い。もし、チャイナタウンで何か食品を買う場合、推薦できる1件です。





ダンダス・ストリート・ウエストとスパダイナ・アベニュー交差点をスパダイナ・アベニューに入ってすぐの華豊というスーパーの近所。

写真の八百屋の奥に、縦長の赤に輪郭がぼけてはっきりしない白4文字ぐらいの看板がありますが、それが華豊です。日本人が行っても大丈夫な店は、普通に目で見ればすぐ分かります。あとは、チャイナタウンであっても、白人さんとかインド系など中国系以外のお客が多いお店を探していくといいでしょう。





スパダイナ・アベニューを超えて少し行ったBeverley Streetの近くのArt Gallery of Ontario

この写真に見えていないArt Gallery of Ontario の右後ろにLucky Moose Food Mart=金牛城超市というスーパーがあります。ここも日本人の許容範囲のお店だと思います。

<私がお勧めするチャイナタウンのスーパー>
1位 金牛城
2位 華豊 

ちなみに、金牛城は夜10時閉店です。注意点として、チャイナタウンの中国人は、無愛想で機嫌が悪そうな態度でお客に接する人が多いということを、あらかじめ頭に入れておいてください。

チャイナタウンを見ていますと、粗大ゴミの中から使えそうなものを拾ってきて売ってるのかと思わせるようなものまで、店頭に並べて売っていることがあります。彼らは、考える前にまずやってみる、それから結果を見て、次の行動をするタイプのようです。彼らの行動力やエネルギーには見習うべきところがあります。

上の写真のArt Gallery of Ontario の方向にもう少しまっすぐ行ったところにサブウェイがありますが、そこでも朝食用のサンドイッチを何度か買いました。サブウェイに何度か行っているうちに、アラブ系のアルバイトのお兄さんとも仲良くなりました。そのすぐ先が、地下鉄セントパトリック駅です。ホテルから歩くとだいたい15分ぐらいのところです。セントパトリック駅を超えた少し先に、警察署がありますが、そこの入口にも漢字で警察局と書かれていたような気がします。この辺は中国人が多いということだと思います。







場所は、少し飛んで、ダンダス・ストリート・ウエストとヤング・ストリートが交差したイートンセンターのシアーズの出口あたりから撮影

上の2枚の写真の進行方向縦の右側の道がヤング・ストリート。人ごみを横に横切る道がダンダス・ストリート・ウエストです。ダンダス・ストリートを歩くことが多かったときは、上の2枚の写真の近くであるダンダス・スケアーやイートンセンター周辺にも来ることが多かったです。その後、最寄りの505番のストリートカーの停留所まで歩き、ストリートカーでホテルに戻っていました。ダンダス・ストリート・ウエストは中国色の強いところではないでしょうか。






つづく













トロント散歩 33

トロント散歩 33


●トロントに滞在して覚えていること●


Queen Street West その2


地下鉄Osgoode駅からホテルまで、クイーン・ストリートを西方向に歩いて帰ったときの写真です。





シティ・テレビ(CTV)が駅から西に向けて歩き始めてすぐに目に入ってきました。昼間、この前をCNタワーを見ながら通っています。しかも、建物の壁に車が突き出しているので気づいても良さそうですが、全く気づきませんでした。土、日に放送されているSandie RinaldoさんのCTV National News は、インターネットでよく見ていますので、この建物の前を通りながら、この局かと思いました。私は、かなり前はアメリカのABCのインターネットのビデオ・ニュースを見ていましたが、視野が狭くなると思い、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、ドイツ、フランス、チリ、アルゼンチンのテレビ局のインターネット・ビデオ・ニュースも見るようになりました。カナダに関しては、シーンとした静かな寂しさがあり、寒いところなんだなあと思いながら見ていました。





CTVの建物の窓から見えた風景。何か撮影中のようです。





クイーン・ストリートの典型的な風景だと思います。






この辺は、歩道が広いところでした。





クイーン・ストリートは若者向けという印象が強いですが、ここは落ち着いた雰囲気の店でした。




つづく





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