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トロント散歩 36

トロント散歩 36


●トロントに滞在して覚えていること●


クイーン・ストリートに行く方向のホテルの近所



トロントに着いてから数日は、チャイナ・タウンに通じる道ばかり歩いていました。

トロントに着いた最初の日の夜11〜12時ごろ、お腹が空いていたので夕飯を食べようとダンダス・ストリートからスパダイナアベニューに入りレストランを探しているときに、歩いてもなかなか営業中のレストランがなく困っていました。そのとき、電柱に自転車をロックしているジャンバーを来た白人の男性にレストランを聞いたところ、この周囲2キロを歩けばどこか営業しているレストランを見つけられるだろうと教えてくれたのですが、すでにかなり歩いて見つからないので、それはどのへんか、もっと具体的に教えてもらえないか、再度質問をしようとしましたら、ドント・アタック・ミーと言って、険しい顔をして後ずさりするような感じで足早に立ち去っていった人がいました。こんな嫌な体験をトロントに着いてそうそうにしました。この数日後、チャイナタウンに近いレストランで食事をしているとき、たまたまその店でワーキングホリデーで働いているという若い日本人がいたので、スパダイナアベニューでの変な出来事や、お店に入って物を買わないで出ていくと、ふてくされたような顔でお客を見送る店に、出くわすことが多かった話をしましたら、その人もトロントに来た頃は、私のような体験をして、ここは一体どんなところなんだと驚いたそうです。しかし、半年ぐらいで慣れてきたということや、ダンダス・ウエストやスパダイナは確かに雰囲気は良くないかもしれないという話をされていました。

その一方で、地下鉄で遠くに行き過ぎ、ホテルへの帰り方が分からず困っていた時に、出張帰りという感じの年配の白人のおばさんに、ホテルの住所を見せて、ここに行くにはどうやって行けば良いのか教えてほしいと尋ねましたら、そのおばさんは、今自分は家に帰るところで、ホテルは自分の家のすぐ近くなのでついてきなさいということでしたので、地下鉄、ストリートカー、それから歩いてホテルまでの約30分間、その人の後をついて無事ホテルに帰れたこともありました。こういう良いこともありました。しかし、このおばさんもスパダイナからストリートカーでダンダス・ウエストに行くコースを避けて、バーサーストからストリートカーに乗るコースを選んでいましたので、私はそれを見まして、ダンダス・ウエストやスパダイナは、やはり雰囲気が良くないということなのかな、と思ったことがありました。

しかし、その他の道を知りませんでしたので、チャイナタウンの臭いもありますが、危なさも考慮してダンダス・ウエストはストリートカーに乗ることが多かったのです。その他の理由として、午前中は、仕事関連のメールの処理で、時間がつぶれることが多かったので、時間を節約したいという気持ちもありました。

トロント滞在の後半で、ホテルからクイーンストリートに出る道を知りましたが、その時の写真もご紹介します。





学校のようで学校でもなさそうな建物です。何でしょうね。





この界隈だった思いますが、夜、道に迷って自分のホテルが分からくなった時に、街灯の下で地図を広げて場所の確認をしていたところ、私が立っている背後の家から、警戒した感じの中国人男性が出てきて、どうしたのかと私に聞いてきましたので、ホテルが分からなくなって困っていると答えましたら、私の地図を見て、ホテルまでの道を教えてもらったことがありました。





このあたりを歩いていますと、犬を家から連れ出して散歩に出かける人を見かけることもありました。





教会がホテルの近所にあったんですね。





私がトロントに滞在した10月末は、落ち葉の多い時期でした。毎日、このように葉っぱをかき集めるのも大変だったと思います。ご苦労さまです。


話は変わりますが、
ホテルのフロントで質問しようと順番待ちをしているときに、フロントとお客の対応を見ていますと面白い光景を見ることがありました。私が泊まったホテルは台数は少ないですが駐車場もあり、アメリカ人の中には車で来ている人もいたようです。

毎回違う人ですが、何度か見た光景で、アメリカドルで支払いをしたいという人がいるのですが、フロントの中国人は、カナダのお金だけしか受け取れないというのです。その時の表情がやや誇らしげに見えてしまうのです。カナダ人はアメリカ人にどこか負い目でも感じているのでしょうか。カナダ人の屈折した心理を見ているような気がしました。

また、お客がホテルの設備・備品を壊したときに備えて、デポジットとして日本円で確か5千円くらいチェックインの時に預けるようになっていたのですが、それを聞いて、アメリカ人と中国人のお客の中には、宿泊費の値引きを要求する人もいました。特に中国人は戦闘的な態度で値引きを迫っていました。トロントの中国人は、他の国のチャイナタウンの中国人と比較すると民度が高いというか温和な人が多いのですが、戦闘的な中国人を相手にすると彼らも負けじと戦闘的に切り返していました。

それから若い世代のお客は、人種を問わず前を見ないでスマートフォンを見ながら歩いている人が多く、危なっかしいと思ったことも記憶に残っています。



つづく













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