●DXをしない企業は生き残れない
『DXを行わないと企業は生き残れない』と言われて久しいですね。
『海外に比べて日本企業は保守的であり遅れている』とも言われています。
全世界で、各企業は努力しています。
当然他社に負けないように
競争力をつけて優位に立つために
そのための一つの道具がDXなんですね。
ただ、そのDXは使い方によっては強力な武器になります。
●DXとはなんぞや
では、DXとは何でしょうか?
それは Digital Transformation の略であることから、『デジタル技術を用いた変革』と言う意味です。
これを企業活動にあてはめたらどうなるでしょうか?
企業活動には様々なものがあります。
顧客獲得、顧客保守、営業、経理事務、生産、品質管理などなど
そして、その一つ一つが、過去から脈々と受け継がれてきています。
ただ、昔と同じことをしていたら、
努力して革新する他社に負けてしまいます。
そこで、企業活動の一つ一つを吟味し、IT技術を用いて
時にはAI技術などももちいて
改革していくべきなのです。
そして、我がグループ(当社以外)はDXを開始したはずでした。
●我がグループは
ところが、ある一点だけは運用変更したのですが
木を見て森を見ず・・・という悪しき方針を基本に構築してきたので
ある一点以外の運用は、その一点と合わせるためだけの変更
つまり、何が変わったのかよー分からんって感じの変更なのです。
DXと称して、運用を新HW・SWにリプレースしただけの案件も良く見受けられますが
まさに、そのような残念なDXまがいのものなのです。
●競争力
つまり、過去からやってきた運用を
ある一点の変更のみで、その他の部分は全てリプレース
考え方に全く新しいものが無く、骨折り損のくたびれ儲けって感じですね。
当社では、DXによる運用改革を1990年代から行ってきていました。
最近のDX,DXってはやされた時には、『ふ〜ん』って感じでした
そして、グループで構築しようとした統合システムの仕様を見て
当社ではそれ以上のものが既に稼働している・・・状態でした。
これはベンダーのプロジェクトリーダーが、当社を見学した時に
『我々が計画しているものが、ここで既に稼働している』と言ったのを
はっきり覚えています。なので、今回のグループ統合システムについては、
競争力の向上は殆ど見込めないって私は思っています。
恐らく、今まで以上に人員が必要なシステムになっています。
(これは第一・第二拠点で実証済みです)
聞いた話によると、顧客への謝罪行脚にいっているとか・・・
だめだ、こりゃ・・・