悪夢が再び蘇る●一斉降格
時は過ぎて4年前のある日
親会社のシステム部門で一斉に処分が行われました
それは、課長以上の全員が一階級降格・及び減給
何故処分が行われたかと言うと
システム部門で作成しているロードマップ
いわゆるシステム開発五か年計画を年表形式にしたもの
しかし、何年も何年も
一番上の年を表す数字が1つずつ大きくなってきただけ
それに業を煮やした社長が・・・
それは、私がまだ親会社とは別法人の当社に在籍中のこと
当社のシステム部門には火の粉はかからず
安泰でした
だって、当社はそのロードマップとは一切関係ないシステム開発を行っていましたから
●一人だけ昇格
そして、面白いことに
システム部門の責任者だけは昇格しました。
当社では一様に、驚きました。
だって、ロードマップの責任者だけが昇格
そのロードマップを遂行する責任を持つ人だけが昇格
降格されたのは、システム開発のそれぞれの案件のリーダー達
そりゃ、多少の責任はあるでしょう
しかし、一番責任が重いのは責任者でしょう
その責任者だけ昇格
部下は全員降格
これにより、システム部門から忠誠って言葉は消えました
●過去は繰り返す
そして、今、グループ統合システム構築に於いて
遅々として進んでいない商品コードの紐づけ
これは昨年から責任者が責任をもって行うと明言していた案件
しかし、全然進んでいない
それもそのはず、必要な人員を会議に集められない責任者
この案件の重要性・必要性を他部門に説明できない責任者
一番問題なのは、大変複雑で大量な作業が必要なのに
2〜3か月で完遂できると考えている責任者
昨年6月からやっと初めて、今まだ終えられていない
そこで、昨日、進捗会議の中でその責任者は
私を含むワーキンググループを作成し、説明するとの事
重要性を説き、協力を促すとの事
はっ!
重要性を分かっていないあなたが
何をすべきか分かっていないあなたが
誰に何を説明するの?
って心の中で叫びました!
●自分の身は自分で守らなければ
4年前のあの出来事が脳裏をよぎりました。
商品コードの紐づけが上手く行かなければ
本来、昨年夏には完了しているようなことを
今、まだ出来ていない状態を導いた上司は
私に責任を負わせ
出来なかったら、私が責任を取らされる・・・
証拠固めをしておかなければ・・・
自分の身は自分で守らねば・・・
どんどん、心が病んでいく