●自社開発の強み
私の会社では、会社で利用するシステムを全て1から開発してきました。
いわゆる 内製 とか 自社開発 とか言うものです。
この自社開発の強みと言えば・・・
- 早い
- 安い
- 上手い
いや、冗談ではなくて本当にそうなんですよ
まず、開発期間がソフトウェアを外注するよりべらぼうに短くなります。
そして、開発にかかる費用は・・・社員の人件費のみです。
例えば、親会社で外注開発したシステムは初期費用が6000万円でした。
そして、その後も何度か改良しているので、開発費用総額としては1億円はくだらないでしょう。
しかし、当社で同じ機能を開発した場合、一人で開発しちゃいました。
ただ、機関として1年はかかりましたがね
開発費用は・・・その社員の年収×2です。
まさか、その社員の年収が5000万円って事はありません(笑)桁が1つ違いますよね。
そして、上手くできちゃいます。
世間ではアジャイル開発とか言うのが流行ってきていますが、
当社ではずっと昔からこのパターンです。
テスト版を作って、実際に試してみてもらって
使いにくいところや、不便なところを改善
これを繰り返してブラッシュアップ
使いやすくならないはずはないじゃないですか
●自社開発の楽しみ
そしと、自社開発をしていると
現場の人とのコミュニ―ケーションが楽しく
現場の工程や運用が良く分かるようになります。
そして、それが蓄積されると、
次にシステム開発を行うときは、
同じ目線でシステムの仕様を作ることが出来ます。
これはお互いにとってすごくメリットです。
また・・・
こんなかわいいおちゃらけも出来ちゃいます。
これは、プライバシーマークの更新審査を控えて、関連文書を確認していた時
運用手順の説明書にイメージが張り付けてあったんです。
このおちゃらけダイアログを公式な文書に載せてるって吹き出しました
まぁ、これも自社開発の楽しみの一つですよね。
●自社開発の利点
もちろん、現場担当者の要望がダイレクトに実現できることですよね。
社内システムエンジニアは、現場の問題点や現場の運用についてよく分かってますから
現場の方が気づかないことも逆にシステムエンジニアの方から提案出来たりします
この相乗効果によって、便利で使いやすく効率よい運用ができるシステムが出来上がります
●自社開発のデメリット
ただ、デメリットもあるにはあります。
それは、仕様書をキチンと作成していないことですね。
現場の方は、要望を一件あげると、数日で出来上がると思ってはることもしばしば
大型案件でも1カ月とか
なので、コーディング ⇒ テスト ⇒ 修正 ⇒ 現場テスト ⇒ 修正 ・・・
ってのを何度も繰り返すので、仕様書を作っている暇がない・・・みたいな
まぁ、このようなデメリットを補って余りある社内開発のメリット
親会社のシステム部門は、社内開発を知りません。開発できません。
ゼーーーーんぶ外部委託です。
グループ統合システムが全面稼働したら
社内開発の楽しみがなくなって、やりがいも無くなって
システム部門としては衰退していくんでしょうね
タグ:シャンい開発のメリット
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