アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

<外国人トップの「すごい仕事術」> フランソワ・デュボワ






外国人トップの仕事への取り組み方やそのキャリア(経歴)の描き方について書かれた一冊です。
「仕事術」というよりも「人生という道の描き方」といった方が正しいと感じます。

また仕事術というノウハウよりも仕事に取り組む姿勢、日々の過ごし方といったマインドに関することが書かれています。


自分の仕事をどう向き合っていけばよいのか?

自分のキャリアをどう作り上げていけばよいのか?

将来をどう考えればよいのか?


そういった悩みを外国人トップはそれぞれどんな信念やどんな情熱を持って今の地位や成功をつかんできたのかがこの本には書かれています。

今の自分を変えたいと思っていたり、今の自分自身に悩んでいる人に読んでいただきたい一冊です。



印象に残ったポイントは以下の通りです。


カルロス・ゴーン(日産自動車)

人生は常に勉強だという意識を持ち続けなければならない


失敗や挫折は必ず起きる。ただ、早く気づくことができれば大惨事は避けられる


間違いや挫折を嫌うのは人間の性だが、間違いや挫折から学ぶことで成長することができる




リシャール・コラス(シャネル日本法人)

大事なのはチャンスをつかむこと。
物事は自分次第であり、チャンスをつかむか、つかまないかにかかっている




マリア・メルセデス・M・コラーレス(スターバックスコーヒージャパン)

仕事の中身の面白さは関係ない。自分が仕事を面白くするか、つまらなくするか、それだけのこと。


犠牲者の気持ちを引きずって、自分の境遇を恨んではいけない。そこに焦点を当ててはいけない。


実力を証明し、結果を出すことで尊重されるようにする




アントワーヌ・サントス(エコール・クリオロ)

人生で成功するために必要な要素は、情熱、目標を定める力(具体的な将来像を描く力)、忍耐力




ティエリー・ポルテ(新生銀行)

思わぬチャンスに対して「思い描く将来像と違うからムダ」といように硬直的に考えるべきではない


キャリアとは仕事だけではなく、人生におけるすべての経験によってできる「道」である




フランソワ・デュボワ(マリンバ・ソリスト、キャリア・イノベーター)

チャンスの女神は思わないときにやってくる
人生を大きく分けるのはそれをつかむことができるかどうか


チャンスを逃さずにつかむために大切なことは日々の充実、人生の充実である

<やずや式ダイレクトマーケティングの秘密> アヴァンティ


昨日は、<社長が知らない秘密の仕組み> 橋本陽輔




をご紹介しましたが、その中に登場する通信販売会社「やずや」に関して、



など、世の中のすごい会社やすごい社長、ビジネスパーソンを紹介しているビジョネット(アヴァンティ)も「やずや式マーケティング」について述べているメルマガが以前にあり、こちらも参考になると思われたのでご紹介します。

<社長が知らない秘密の仕組み> 橋本陽輔に加えて参考にしていただければ幸いです。


健康でない、不健康でもない、ちょっと不健康をターゲットにする



ニーズではなく、ウォンツを捉える

自分の問題点に気づいていただく



五・七・五調が良い
例:目覚めても、布団の上から動けないんじゃないですか



モノ売りチラシ:○○は要りませんか? → チラシが捨てられる

未来を伝える感覚チラシ:朝をさわやかに起きませんか? → 朝起きて「さわやか」という体験をしていないのでわからない

現状を伝える感覚チラシ:目覚めても、布団の上から動けないんじゃないですか → 現状を伝えているので「私のことだ」と自覚する確率が高くなる



ダイレクトマーケティングではテストを繰り返す
反応率
成約率
粗利益率
リピート率



チラシを何十種類と作って反応率を確認する→反応率の高いものはチラシを増刷する



データを蓄積させる


<社長が知らない秘密の仕組み> 橋本陽輔






通信販売会社「やずや」の顧客管理の仕組みが書かれた通販などの物販マーケティングに関する一冊です。
データの取り方などマーケティングの効果を最大限に引き出す仕組みが書かれています。


「やずや」自体もセミナーを開催し、「絆マーケティング」、「健康食品マーケティング」、「通販マーケティング」、「ダイレクトマーケティング」など数々のセミナーを展開しています。


環境整備で有名なダスキンのフランチャイジーの兜髄野と同様に「やずや」も商品以外にも自社のノウハウなどを提供することで商品ラインナップを広げ、成長を続けています。

そんな「やずや」のダイレクトマーケティングのノウハウを手ごろな価格で知ることのできる一冊です。
ダイレクトマーケティングや通販マーケティングに興味のある人には参考にしていただきたい一冊です。




印象に残ったポイントは以下の通りです。


顧客を購入金額、購入回数、購入頻度などにわけて顧客タイプにあわせた対応をする


顧客維持コストは費用ではなく、投資と考える


新規顧客を増やすよりも既存顧客を守ることが重要


初回客へのフォロー(合計10回のアプローチを行なう)
1.2週間に1度、ハガキを出す(3ヶ月間で6回)
2.1ヶ月に1度、封書を出す(3ヶ月間で3回)
3.3ヵ月後に1度、季刊誌またはニュースレターを出す


アフターフォローは欠かさない。何もフォローしなければ他の業者にお客様が心変わりしてしまう


単価が高くてリピートがないと考えられる場合はアフターフォローで関連商品を紹介して買ってもらう(例:リフォーム業→生活用品)

人は嫌いな会社には1円も支払わない。1円でも支払うのは好意を持っている証拠


フォローにかかるコストが1ヶ月以内で回収できるのであれば、フォローし続ける


アフターフォローはネットだけでなく、紙媒体でフォローする


<週末起業> <週末起業チュートリアル> 藤井孝一








2冊とも週末起業コンサルタントである藤井氏の本です。


これまでも藤井氏の本を紹介しましたが、リーマンショック、トヨタショック以降の景気は製造業を中心に一気に冷え込みました。
団塊の世代が年齢によるリタイアしているにもかかわらず、就職市場も回復の目途が立っていません。
日本の高齢化は進み、総人口もすでに減少が始まっています。


世の中のムードは重く、転職は氷河期。

資格も「この資格さえあれば安心」というものはほとんどない。資格をとってもお客さんがいなければ何の価値もない。

単なる副業は時間の切り売りに過ぎず、本業に悪影響をもたらしかねない。

独立開業は今の安定を手放してゼロからスタートするハイリスクを伴う。

そのような状況を脱するための一つの切り口として週末起業を具体的に提案している一冊です。



あなたが現状の自分に満足していなかったり、自分の可能性を模索したいと考えているならば一読しておきたい一冊です。




印象に残ったポイントは以下の通りです。


商品作りに念頭に起きたいこと
1.やりたいことか
2.できることか
3.時流に乗っていることか



売り物の4タイプ
1.モノ(物品そのもの、セミナーなどを出版物化したものなど)
2.ワザ(代行など)
3.知識・情報(セミナー、出版物など)
4.人脈(マッチング、手配、サークル運営など)



自分の趣味に関して困っていること、あったらいいなと思っていることをビジネスにすることができないかを考える



趣味だからこそ、お客さんがいるけれども、競合がやれていないものを探す



メールマガジンなどで見込み客を集めて商品・サービスをリピート購入してもらうようにする




時間捻出のステップ
1.必要時間の把握(どれだけの時間を充てたいのかを考える)
2.時間の棚卸(今の時間の使い方から、止めたり、時間短縮したりできるものを探す)
3.時間の使い方に優先順位をつける



人脈は名刺交換してできるものではなく、一緒に仕事をすることでできるもの



週末コンサルタントになることを考えてみる
自分でオリジナルの肩書きを作る(例:金銭教育コーディネーター、マネーアドバイザー)



商品を作る(サービスをパッケージ化させる)
1.名前がある
2.値段が決まっている
3.標準化されている
4.継続的に提供できる



コンサルタントは「問題解決人」である。
「○○という状況は問題だ」という認識がないお客さんには用のない人となってしまうことは織り込んでおく。



情報を発信して見込み客から集める
1.メールマガジン、ブログ
2.雑誌への寄稿
3.本の執筆
4.小冊子作成
5.セミナー開催



本業を持っていることが週末起業の強みになる
1.本業のための勉強をネタに週末起業できないかを考える

2.大企業にいる人は大企業の肩書きを生かして週末起業できないかを考える




<マンダラ思考で夢は必ずかなう!> 松村寧雄






大きく言えば、自己啓発のカテゴリーに入る一冊です。
仕事や家庭、健康など人生全体をよりよくしていくためのツールとして「マンダラ思考」を持ち、それを具体的にスケジュール手帳に落とし込んでいくための一冊です。

いかにバランスの取れた自分にしていくか、という難しい問題を「マンダラ思考」を用いてうまく切り盛りしていくかについて書かれています。

今までの目標達成法の本でうまくいかなかった人に一読していただきたい一冊です。


なお、この「マンダラ思考」と類似したものに、以前紹介したことのある「考具」のマンダラート(3×3=9マス)というツールがあります。



こちらはアイディアを出すためのツールです。




印象に残ったポイントは以下の通りです。


目標を持つことに意味はない
1点に向かう思考で目標を立てるとうまくいかない


3×3のマスをつくり、中心以外の8マスに人生を構成する「健康、仕事、経済、家庭、社会、人格、学習、遊び」の8分野についてそれぞれの「夢・願望・目標」を記述する


目標はグタイテキニ書く
グ:具体的に書くこと
タ:達成可能なことを書くこと
イ:意欲が持てること
テ:定量的に表現すること+定性的に表現すること
キ:期日を決める
ニ:日課にする



目標達成のためには自分の行動が影響しないことに心を砕いている暇はない



自己管理は時間管理ではなく、行動管理



PDCAサイクルを回すのではなく、CAPDサイクルを回すことを考える
P:目標・計画
D:行動
C:目標と実績との差異確認
A:目標実現のための修正行動

C:現状認識・現状分析
A:現状の問題を「なぜ起こっているのか」を意識しながら原因を解明するためのアクションをとる
P:真の原因が発見されたらその問題解決のためのプランを考える
D:問題解決のためのプランを実行する

<経営思考の補助線> 御立尚資





ボストン・コンサルティング日本の代表でもある著者が、日経ビジネスオンラインで連載している内容を書籍にしたものです。


タイトルをみるとノウハウ本のようにも感じますが、ノウハウ本ではありません。
世の中の潮流について書かれている一冊です。


いつも忙しいと緊急なことばかりにとらわれてしまい、
重要なことであっても緊急でないことにはあまり関心が向くことはありません。


この本もそんな重要であっても緊急でない本です。

「茹でガエル」の話のように気付いたときには世の中が急変している、ということのないように一読しておきたい一冊です。



印象に残ったポイントは以下の通りです。



今後のネット活用の方向性
理論値ではなく、実際の人間の行動結果をデータとして収集し、それをもとに効果の高い施策を考えて実行していく

例:アマゾンの併せ売り(××という商品を買った人はこんなものも買っています、△△という商品を見た人はこんなものも見ています)

さらに、消費者が購入に当たってネット販売ページを何回見たのか、途中で買わなかった場合はどういうページを見て買わなかったのか、など、通常の商売ではチェックできなかった「買わない理由」の一端もデータ収集することができる



様変わりしたデフレ
かつてのデフレは政策的な超緊縮財政政策がもたらしたデフレだが、1990年代以降の日本のデフレはそうではない。

今日のデフレ
1.需給ギャップ(供給過多)

2.グローバル化に伴う価格調整(低価格の新興工業国+不況により今までのように高価格では売れなくなった)



プロダクトから総合サービスへの転換
例:GEのビジネスモデルイノベーション
単なる「航空機エンジン販売」から「航空機エンジン販売+航空機エンジン保守+金融サービス+(エンジン稼働状況の遠隔モニタリング技術提供事業など)」のワンストップサービスのビジネスモデルを確立した



企業のROA向上から顧客のアセットプロダクティビティ改善へ
(企業の)ROA:総資産利益率。総資産がどれだけ効率的に使われているかを見るもの。

顧客のアセットプロダクティビティ:顧客の持つ資産を効率よく使っていく。例えば、カーシェアリングによって遊休時間を減少させる。このようなことが様々な資産にも応用する。



M&A成功の極意
相手の内部を見た経験のある人を意識的・積極的に活用する価値は大きい



自分で知恵を絞らなければ始まらない

努力しなければ本当に才能があるのかわからない

知恵を絞らずに与えられた機会を受身にとらえてはいけない



<小倉昌男 経営学> 小倉昌男






ヤマト運輸の経営者である小倉氏が、いかにして大口の貨物宅配業者から現在の個人宅配市場を切り拓いてきたか、そのブレイクスルーの軌跡が描かれている一冊です。


具体的なデータを確認し、またライバル会社をこっそりと観察し、大口貨物よりも小口貨物の方が運賃を稼げることを発見したいきさつや、

どこからいつ出てくるかわからない小口の需要をいかにしてビジネスにつなげていくか(取次店の設置という発想をひらめている)、

さらに、そのネットワークを構築した上でどうやったら儲けが出るようになるか集配車の設置方法など、

様々な創意工夫がつづられています。



受け継いだ会社を経営者としていかに会社を継続させていけばよいのか、そういった経営のヒントが書かれている一冊です。


印象に残ったポイントは以下の通りです。



善い循環を起こす出発点は、他社よりもよく働くこと



二次産業と三次産業の経営は異なる
二次産業:商圏が広い、在庫を抱えて売っていく(作り置きができる)、

三次産業:商圏が狭い、1日1日が勝負(特にサービス業はお客さんがいなければサービスを提供できないので作り置きができない)、小規模な代わりに多店舗化が求められる、販売機会ロスのないように長時間営業が求められる



商品のネーミングは売上を左右する

不特定多数の客を相手にする商売は商品の価格を明示すべき



サービスの差別化
荷物の輸送のセールスポイントは「確実」や「安い」もあるが、やはり「早い」が一番。

そのセールスポイントを具体的に表現しなければセールスポイントにはならない →「翌日配達」



供給者の論理と利用者の論理は異なる。特に正反対の場合が多い
ドライバー:配達したのに不在であるお客が悪い
お客様:ちょこっとだけ外出したけど、ほとんど家にいた。届けにこないヤマト運輸が悪い


発想の逆転
お客様が不在対策を考えるのではなく、在宅時配達にだけ配達するにはどうしたらよいかを考える



全員経営
全社員が同じ経営目的に向かい、社員一人ひとりが自発的に動く体制をつくる
日本の企業は、「プロ野球」ではなく、「学生野球」である。
一部の人だけに日が当たるのではなく、裏方にもやりがいを感じさせる制度を整備しなければならない


日本人にとって働き甲斐は生き甲斐である



業態が違えば経営の論理が違ってくる
スーパー:安く売る
コンビニ:非常に小規模、商圏は非常に狭い、多店舗、便利さを売る


業態化とは事業者の知恵、創意工夫を問うものである
小売業:コンビニとスーパー
立地:商店街とロードサイドショップ
サービス:フルサービスとセルフサービス
荷物:商業貨物と小口貨物
移動手段:バス(一定ルート)とタクシー



日銭が入る商売は資金繰りが楽になる



人事考課には「下(部下)からの評価」「横(同僚)からの評価」を加えて人柄を評価を加える



経営リーダー10の条件
1.論理的思考
2.時代の風を読む力(変化への対応)
3.戦略的思考
4.攻めの経営
5.行政に頼らぬ自立の精神
6.自助努力
7.マスコミとの良い関係
8.明るい性格
9.身銭を切ること(何でもかんでも会社の経費から落とさない。社員から尊敬されるお金の使い方をする)
10.高い倫理観

<ぼうず丸もうけのカラクリ> ショーエンK





「お坊さん」と呼ばれる人たちの生態がよくわかる一冊です。

「秘密の暴露」という人々の興味・関心が強いところをうまく突いている一冊だと感じます。
私も宗教法人は商行為でなければ税金がかからないことは知っていましたが、それ以外にどのような秘密があるのかを知りたくて手に取ってしまいました。

お坊さんの儲けの裏事情もそうですし、住宅会社や保険会社の儲けの裏事情も気になるところです。
そういったなかなか表に現れてこない情報が書かれている本は非常に価値あるものになります。

ついつい、こういった暴露本も自衛のためにもチェックしてしまいます。
自動車保険の裏事情 → 示談交渉人裏ファイル 自動車保険無用論!


生命保険の裏事情 → 生命保険のカラクリ (文春新書)



印象に残ったポイントは以下の通りです。


お寺はどれだけの檀家がついているかでお布施収入が変わってくる。そういう意味で不平等である

お寺には様々な収入がある
お布施収入、地代収入、拝観料収入、線香収入、賽銭収入、寄付金収入、墓地管理費収入



お坊さんはサラリーマンである。雇われていれば雇用保険にも加入しているし、残業手当も出る。

お坊さんにも退職金がある。

お坊さんは副業ができる。公務員にもなれる(公務員は副業禁止だが、お坊さんは副業に当たらない)



お布施の金額の「気持ち」とはお坊さんの「気持ち」の金額である



お寺には様々な税金がかからない
不動産取得税、事業税、印紙税、市町村民税、道府県民税、固定資産税、都市計画税、登録免許税、所得税、法人税、消費税など


お寺によっては総本山に上納金を納めることになっている



業界誌がある(月刊住職、時門興隆)


お寺から土地を借りると地代が安くなる可能性がある
国の税金に関するルールで、地代を「固定資産税+都市計画税」の3倍以内にすれば税金を支払わなくてもよい、という決まりがある



生前に事前に墓地とお寺の場所を確認しておく
墓地に埋葬する時には住職の指示に従わなければならない



永代使用料は地域によって価格差がある。0円のところもある。


お墓を引越しすることもできる


戒名とは出家した際につけるのが元々の決まり。仏教式の葬式でない場合には戒名は不要
戒名を詳しく知りたければ「戒名と日本人」という図書が参考になる。



お布施は交渉できる。先に金額を提示してしまう「○○万円でお願いできませんか」



<コピー用紙の裏は使うな!> 村井哲之





経営において、売上はお客様という外部要因が関わってくるため、自分(自分たち)の力だけではどうしようもないこともあります。

しかし、コスト削減は自分(自分たち)の力だけでやることができます。

その理由から多くの企業がコスト削減に取り組んでいますが、その方法には多くの間違いがあり、結果としてかえってロスが生じている。そこで効率的にコスト削減を行うための方法を伝えようというのがこの本のコンセプトです。


電力料金には長期割引契約があることや敷地契約だけでなく、施設ごとの契約もできるといった具体的な削減例も載っています。


印象に残ったポイントは以下の通りです。



コスト削減にはセオリー、取り組む手順がある


下手なコスト削減はかえって企業力を衰退させる


コピー用紙の裏を使うことで発生するコスト・リスク
1.スペース
2.紙のサイズの分別やホチキスを外す時間
3.裏表間違えた場合の再コピー代
4.情報漏れによるお客様からの信用失墜


電気・ガス・上下水道といったの公共料金もコスト削減の交渉
対象になる


コストの3分類
1.エネルギーコスト(電気・ガス・水道代など)
2.オペレーションコスト(人件費・物流費など)
3.オフィスコスト(通信費・コピー代・家賃など)


コスト削減の3手法(1→2→3の順番で遂行する)
1.調達改善(契約の見直しにより調達コストを下げる)
2.運用改善(使用の無駄をなくすことにより使用料を下げる

3.設備改善(新しい設備を導入することによりランニングコ
ストを下げる)


コスト削減を成功させるためのステップ(調達改善)
1.コストの全体像を描き出す
(決算書の通信費というレベルではなく、電力なら1年間の使
用料と支払い金額を明確にするくらいの作業を行う)
2.それぞれのコストをコストの3分類にカテゴリー分けする
3.業界平均と比べて削減すべきコストを明確にする
(金額の多寡ではなく、たとえば顧客1人あたり、荷物1個あ
たりにかかるコストを割り出して業界平均などと比較する)
4.契約内容を確認する
(調達改善を目指す)


コスト削減を成功させるためのステップ(運用改善)
1.経費項目データを洗い出す
(決算書の通信費というレベルではなく、電力なら1年間の使
用料と支払い金額を明確にするくらいの作業を行う)
2.経費項目データごとにコスト削減状況を把握する
3.一覧表をつくり、削減可能性のレベルを俯瞰する
4.一覧表から削減目標と達成期日を決定する
5.プロジェクトチームを組織に経費削減を遂行する



現場にコスト(削減)意識が浸透しない、進まない理由
1.現場にコストそのものが見えない
2.当事者意識もないのに、現場に削減目標だけを押し付ける
3.コスト削減活動の効果検証ができていない
4.コスト削減活動の成果に対する評価ができていない
5.コスト削減活動の成果の分配方法が明確になっていない




感覚ではなく、データを取って検証する



契約あるところに交渉あり


<打つ手は無限> 牟田學





社長専門コンサルタントを標榜し、日本経営合理化協会を設立した牟田氏の一冊です。
社長という戦略立案者のために書かれた大局的に書かれた一冊です。

第1章 これから大変貌し繁盛する新事業の数々
第2章 感性を磨くことが繁盛につながる
第3章 規模を追求する「覇道」質を追求する「王道」
第4章 変貌するグローバリゼーションをとらえ繁栄する

という構成になっていますが、「打つ手は無限」というタイトルにちなんで
様々なアイディアや世の中の動向、社長の持つべき考え方について触れられています。

上記のような章立てなので、経営理論・経営戦略の本のように体形立てて書かれているわけではありませんが、色々な経営のヒントが書かれている一冊です。



印象に残ったポイントは以下の通りです。


社長は環境対応業である

戦略的にいつでも売れている状態を作る(例:新聞配達、ヤクルト配達)

「繰り返し」がない商売はお客様をどれだけプールしておけるかを考える



物語(ストーリー)性で世に訴える



目線を合わせて売る
相手の立場に立って考えないと商品は売れない。子ども向け商品を老人に売ろうとしてもなかなか売れない



「情」の勉強を行なう
商品もサービスもお客様に嫌われて繁盛することはない。人の「情」や文化を勉強しなければならない



質の追求するには「従業員一人当たり」の数値でとらえる



借金の返済能力の目安は経常利益の4分の1まで



立地で迷うならば仮設店を構えてチラシを商圏に配ってテストする



すべての社員は社長の代行業である
社員が独立創業の精神を持ち、社長としての行いを期待するように教育しなけれ
ばならない


<< 前へ     >>次へ
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。