2010年04月24日
<外国人トップの「すごい仕事術」> フランソワ・デュボワ
外国人トップの仕事への取り組み方やそのキャリア(経歴)の描き方について書かれた一冊です。
「仕事術」というよりも「人生という道の描き方」といった方が正しいと感じます。
また仕事術というノウハウよりも仕事に取り組む姿勢、日々の過ごし方といったマインドに関することが書かれています。
自分の仕事をどう向き合っていけばよいのか?
自分のキャリアをどう作り上げていけばよいのか?
将来をどう考えればよいのか?
そういった悩みを外国人トップはそれぞれどんな信念やどんな情熱を持って今の地位や成功をつかんできたのかがこの本には書かれています。
今の自分を変えたいと思っていたり、今の自分自身に悩んでいる人に読んでいただきたい一冊です。
印象に残ったポイントは以下の通りです。
カルロス・ゴーン(日産自動車)
人生は常に勉強だという意識を持ち続けなければならない
失敗や挫折は必ず起きる。ただ、早く気づくことができれば大惨事は避けられる
間違いや挫折を嫌うのは人間の性だが、間違いや挫折から学ぶことで成長することができる
リシャール・コラス(シャネル日本法人)
大事なのはチャンスをつかむこと。
物事は自分次第であり、チャンスをつかむか、つかまないかにかかっている
マリア・メルセデス・M・コラーレス(スターバックスコーヒージャパン)
仕事の中身の面白さは関係ない。自分が仕事を面白くするか、つまらなくするか、それだけのこと。
犠牲者の気持ちを引きずって、自分の境遇を恨んではいけない。そこに焦点を当ててはいけない。
実力を証明し、結果を出すことで尊重されるようにする
アントワーヌ・サントス(エコール・クリオロ)
人生で成功するために必要な要素は、情熱、目標を定める力(具体的な将来像を描く力)、忍耐力
ティエリー・ポルテ(新生銀行)
思わぬチャンスに対して「思い描く将来像と違うからムダ」といように硬直的に考えるべきではない
キャリアとは仕事だけではなく、人生におけるすべての経験によってできる「道」である
フランソワ・デュボワ(マリンバ・ソリスト、キャリア・イノベーター)
チャンスの女神は思わないときにやってくる
人生を大きく分けるのはそれをつかむことができるかどうか
チャンスを逃さずにつかむために大切なことは日々の充実、人生の充実である
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