2010年04月20日
<マンダラ思考で夢は必ずかなう!> 松村寧雄
大きく言えば、自己啓発のカテゴリーに入る一冊です。
仕事や家庭、健康など人生全体をよりよくしていくためのツールとして「マンダラ思考」を持ち、それを具体的にスケジュール手帳に落とし込んでいくための一冊です。
いかにバランスの取れた自分にしていくか、という難しい問題を「マンダラ思考」を用いてうまく切り盛りしていくかについて書かれています。
今までの目標達成法の本でうまくいかなかった人に一読していただきたい一冊です。
なお、この「マンダラ思考」と類似したものに、以前紹介したことのある「考具」のマンダラート(3×3=9マス)というツールがあります。
こちらはアイディアを出すためのツールです。
印象に残ったポイントは以下の通りです。
目標を持つことに意味はない
1点に向かう思考で目標を立てるとうまくいかない
3×3のマスをつくり、中心以外の8マスに人生を構成する「健康、仕事、経済、家庭、社会、人格、学習、遊び」の8分野についてそれぞれの「夢・願望・目標」を記述する
目標はグタイテキニ書く
グ:具体的に書くこと
タ:達成可能なことを書くこと
イ:意欲が持てること
テ:定量的に表現すること+定性的に表現すること
キ:期日を決める
ニ:日課にする
目標達成のためには自分の行動が影響しないことに心を砕いている暇はない
自己管理は時間管理ではなく、行動管理
PDCAサイクルを回すのではなく、CAPDサイクルを回すことを考える
P:目標・計画
D:行動
C:目標と実績との差異確認
A:目標実現のための修正行動
C:現状認識・現状分析
A:現状の問題を「なぜ起こっているのか」を意識しながら原因を解明するためのアクションをとる
P:真の原因が発見されたらその問題解決のためのプランを考える
D:問題解決のためのプランを実行する
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