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2016年08月23日

白馬、五竜、鹿島槍の縦走Day3(16年8月)

 白馬、五竜、鹿島槍縦走のDay3になります(実施日は2016年8月12日です)。五竜山荘の眼前にそびえる五竜岳を越え、八峰キレットを越えて鹿島槍に至るルートです。このルートは目標物の鹿島槍ヶ岳の槍を見ながらの登頂になるため、常にモチベーションを高い状態で維持できました。五竜山荘からの時間はかかりますが、非常に充実した山行が楽しめます。本日が今回のベストDayであると思いました。



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早朝3時半に五竜山荘を出発し40分ほどで五竜岳山頂に到着です。日の出までだいぶ時間がありますが、待機して待つことにしました。やはり五竜の頂上も貸切りです。遠くに目をやると尾根沿いにヘッドライトの明かりが続いています。少しすると登山者がやってくるな!と思いながら、雲海に浮かぶ影五竜を満喫します(写真左)。


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五竜から臨む鹿島槍は最高に美しいですね!左の槍が北峰で右が南峰になり、南峰の方が若干高く2889mです。五竜から眺める鹿島槍は、北峰と南峰をつなぐ吊尾根が美しくて印象に残りました。また写真右は八ヶ岳と富士山です。雲海越しに感動する場面ですね。


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振り返ると五竜山荘が眼下に見えます(写真左)。遠方には越後の山々が朝日に浮かび上がり、これまた絶景です。


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朝日を十分に浴びて、いよいよ八峰キレットに向かいます。


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五竜からの下りは難関だと思いました。崩落が進んだ急斜面は落石も多く、マーカーも崩落しているのでベストなラインを見つけながら下って行くことになりました。五竜頂上で出会った学生のパーティーも苦戦しているようですね(写真右)。


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途中の崩落地点のハシゴ場を抜け、まだまだ先がキレットです。Day3は、非常に変化に富んだ場所が多く緊張感を持続させながら歩くことができますね。


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キレット小屋に通じる岩場の下りです。崩落地帯を何度かクリアしながら進みます。


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なんでこんな急峻な岩場に山小屋を建てられたのか?疑問に思いながらキレット小屋に到達しました。キレット小屋を出発したばかりの年配の方々のパーテイーとすれ違います。当方は、ここまで4時間歩いてきてるので充実感がいっぱいです。キレット小屋は非常に小綺麗に管理されていて好感が持てました。外部者用のトイレも準備されています。日本古来の和式トイレなのですが気になる匂いもなく清潔感は完璧でした。こんな山小屋なら泊まりたいなあ〜 って思います。


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キレット小屋の上部よりキレット核心部が始まります。キレット本体は急峻な岩場のコル(鞍部)にあたり特殊な景観を持っていました。


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鎖とハシゴで谷底に降りていきます。底の部分はV字の谷になっていて、かろうじて人の通れる幅でルートが確保されています。


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核心部は鎖、ハシゴが整備されているので、安心して特異な景観を楽しむことができました。ありがたいことです。


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ルート前方に鹿島槍の北峰と南峰が確認できます。目標物が見えると疲れを感じませんね。


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眼下にキレット小屋が見えます。無事に頂上に到達できました。やったね。


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頂上を後にし、本日の宿である冷池山荘(つめたいけさんそう)に向かいます。


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冷池山荘のキャンプサイトでくつろぎます。剱岳と立山を眺めながら贅沢な時間を過ごしました。キャンプサイトは夏の直射日光を受けて灼熱地獄になりましたが、何故か気分は最高です。テントを担いでの山歩きの醍醐味だと思いました。


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雲間に見え隠れする剱を眺めながら、次は八ツ峰(劔の右側の凸凹の岩峰)から剱岳に登りたいと思いました。


明日のDay4は、爺ヶ岳経由で扇沢に下山します。思えばはるばるここまで良く歩いてきたものです。最終日も気を抜かず過ごしたいものです。

ではでは




posted by Jack at 20:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 百名山
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2015年の夏で長らく勤めたサラリーマン生活に終止符を打ちました(依願早期退職)。2016年の夏に百名山を達成し、その後、残っていた3000m峰も登り、一区切りしました。現在は、さいたま市【やまざ器】にて焼き物製作販売・陶芸教室を主催中です。これからも色々なチャレンジを進めていきたいですね。
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