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2016年08月21日

白馬、五竜、鹿島槍の縦走Day1(16年8月)

 前回の槍、穂高の大キレット縦走に続き、猿倉登山口→白馬大雪渓→白馬岳→杓子岳→白馬鑓ヶ岳→不帰の嶮→唐松岳→五竜岳→八峰キレット→鹿島槍ヶ岳→爺ヶ岳→扇沢下山の大縦走にチャレンジしました。猿倉に車中泊で前泊し山中にテント3泊の縦走でした。天候にも恵まれ正面に剱岳や立山の勇姿を眺めての山行となりました(実施日:2016年8月10日〜13日)。Day1からDay4までの4話で投稿したいと考えています。



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さいたま市の自宅より上信越道を走り5時間ほどで猿倉の駐車場に着きました。猿倉荘(写真左)から舗装路を徒歩5分ほど下った広場が駐車場になっていて駐車のキャパは十分です。また白馬駅から猿倉までバスの便も充実していて便利です。というのも、今回の縦走は、猿倉から遥か南の扇沢までの縦走となるので、扇沢へ下山後、バスで信濃大町駅まで移動し、そこから電車で白馬駅まで戻ります。さらにバスを使って猿倉に移動し、車をピックアップしてから帰途になる計画です。写真右は、翌日のスタート時のひとコマです。時間を見ると3時18分でした。最近は、真っ暗でのスタートが標準です。要するに夏休みの登山道渋滞を避けるためだったのですが、実際には「早起きは三文の得」であり、いいことがたくさんありますね。


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猿倉の登山口から1時間弱で白馬尻荘につきますが、そこから少し歩いて雪渓の末端部を示すケルンにつきますが、今年は雪の量が少なく、さらにザクザクした砂利道をしばらく進みます(写真左)。ここで4時半でした。雪渓はまだ上部になるので、さらにザレ場を進んでいきます。ちょうど遥か先に杓子岳直下の岩場が見えてきた時にモルゲンロートが発生しました。時間にしてあっと言う間の出来事でしたが、写真に撮ることができました(写真右)。時刻は5時ちょうどでした。


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やっと雪渓に乗ることができました(写真左)。雪の表面は意外に硬く締まっているので、アイゼンを付けます。簡易型の6本爪で十分ですが、アイゼンなしは危険ですね。


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大雪渓の上部はカチンカチンに凍っています。また左手の岩場からの落石が多いので目線を遠くにしながら注意深く進んで行くことになります(写真左)。ところどころクレバスもありますが雪の量が多い場所を選んで進みます。進路は、基本的に赤いマーキングでなんとなく示されています。雪渓の前後は人の気配はありません。ここまで白馬大雪渓を完全借切り状態で満喫しています。


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大雪渓が終わりお花畑の岩場を通過すると白馬頂上舎が視界に入ります。途中、落石注意の標識や避難小屋のある岩場の急坂を登りますが、頂上はすぐそこなので頑張ります。


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白馬山荘が見えました。それにしてもでかい山荘ですね。写真右が白馬山頂からの眺めです。左手に杓子岳(滑走路のような斜面の山)、白馬鑓ヶ岳、さらに唐松岳、五竜岳、その先には鹿島槍の二つのツノが見えます。その右手には、槍ヶ岳と穂高岳が居座っている構図です。鹿島槍まで不帰の嶮や八峰キレットを超えて歩いていくのですごく楽しみです。


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杓子岳のザレた急坂を登り杓子岳頂上から眺めた白馬岳の景観です。片側の斜面が切れ落ち、なんとも特異な景色ですね。


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さらに白馬鑓ヶ岳まで登ると、杓子岳と白馬岳が遠望できます。杓子岳と白馬岳っていうのは、うりふたつの山容をしています(写真左)。鑓ヶ岳より臨む鹿島槍は、なんとも美しい印象的な山であります。眼下に今宵のキャンプ地である天狗山荘が見えてきました。


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キャンプサイトは、夏休みで学生のパーティーが多いのですが、運良く一等地が空いていたのでラッキーでした。水場は、すぐ脇の雪渓から取っていましたが、冷たくて予想以上にうまい水でした。明日は、天狗の大下りから不帰の嶮を抜け五竜山荘まで歩きます。







posted by Jack at 19:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 百名山
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Jack
2015年の夏で長らく勤めたサラリーマン生活に終止符を打ちました(依願早期退職)。2016年の夏に百名山を達成し、その後、残っていた3000m峰も登り、一区切りしました。現在は、さいたま市【やまざ器】にて焼き物製作販売・陶芸教室を主催中です。これからも色々なチャレンジを進めていきたいですね。
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