2022年10月13日
全く意味が分かりません
全く意味が分かりませんとは洒落怖のひとつである。
最初は短く終わったように思われたが、その後……。
【内容】
860 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2001/02/28(水) 20:59
僕はいつも学校に行くためにバスに乗ってるんですけど、そのバスは右に曲がった
そのいつも乗っているバスで、ある日おかしな事があったんです。
だって、いつものような、おばあさんもいるから、最後まで行ったんです。痛いから。
それで、そこまでは別に良かったんですけど、めちゃくちゃ大きい紙袋の神じゃない板みたいなのがあって、ボールみたいなのもあって、シルクハットをかぶってる人もいっぱいいたんです。
おかしいですよね?普通の道を通っているのに。
それでもバスはずうっと普通に進んでたんですけど、ある道を左に曲がった所で、いきなり急ブレーキをしたんですよ。
それで、本当に急にキーーーって止まったんで、中に乗ってた人が、バランスを崩してこけそうになったんです。
僕は席に座ってたんで大丈夫だったんですけど。
でも、本当におかしい事は、学校に行く直前に起こったんです。
そのバスはいつも、大きな公園の横を通って行くんですけど、その頃、ちょうどそのいつもの道は工事してたんで、ちょっと遠回りして、トンネルがある方の道から行ってたんです。
それで、そのトンネルのちょうど真中ぐらいまで通ったところで、そのバスが“ガチャ”とか言いながら止まったんです。
僕はもちろんおかしいな、と思いました。
で、気づくと、バスは既に学校前のバス停に着いていました。
僕は、あれ?おかしいなぁ?とか思いながらバスを降りて、その日も普通に学校に行きました。
そのバスに乗ってた人はもうみんな死んだんですけど。
861 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2001/02/28(水) 21:30
>860
あなたの文章、とても怖いです。
意味が全然わかりません。
このスレで一番こわい・・・・・・・・・・・。
503 名前:1/3 ◆zxEvCWYvb6 投稿日:03/12/15 16:24
有人から聞いた話です。
枯葉かながわのある高校にバスでかよっていたんですけど、そのバスによく乗ってくる奇妙なおばあさんがいたそうです。
別に見た目が奇妙とか、気が狂っているとか、そういう奇妙さじゃなくてなんというか、不気味な気配が漂っているけど何が変なのかわからない、そんな感じのおばあさんだったそうです。見た目は良家の未亡人風というか(「ジョジョの奇妙な冒険」という漫画の第二部に出て来るジョジョのおばちゃんみたいな感じだといっていました)毅然とした感じの寡黙なタイプでもこの世の人ではないような、そんなおばあさんだったそうです。
彼は霊感があるわけでもなく、それまでに怪談めいた体験をしたわけでもないのですが、このおばあさんがバスに乗ってくると、いつも「これから何かあるんじゃないか」という言い知れぬ恐怖感に襲われたと以前からよく言っていました。
504 名前:2/3 ◆zxEvCWYvb6 投稿日:03/12/15 16:26
冬のある日、いつものようにバスで高校に行く途中、おばあさんが乗ってくると、既にバスにのっていた乗客の一人がおばあさんに話しかけました。
話しかけたのは帽子をかぶってシルバーシートに座った、老紳士といった感じの人で、その人の連れらしい、同じような恰好の40代くらいの男性が二人大きな鞄を持ってそばに立っていました。
老紳士とおばあさんが何を話したのかは友人には聞こえませんでしたが、ふとことみこと会話を交わしていたようです。
そして突然紳士のほうが「それだけはさせません!!」とバスの中で大きな声をあげました。見ていた友人だけでなく、周りの人たちも何があったのかとそっちを一斉に振り向きましたがそのときには老紳士の連れの人が鞄から何か丸いボールのようなものを取り出していました。それがなんなのかわからなかったそうですがとっさに友人は、自爆テロでバスが爆破されるというようなニュースを思い出し、まさかそういうような恐ろしいことが起こるのかと思いましたがしばらくは何も起きず、老紳士とおばあさんはにらみ合いをしたまま黙っていたそうです。
そのまま何分か何秒かわかりませんが、バスの中では気まずい沈黙が流れていたところ突然バスが急ブレーキをかけました。
運転手さんがアナウンスで「急ブレーキで大変ご迷惑です。この先緊急工事ですので迂回いたします」みたいなことを言って、いつもと違う道に入りました。
しばらく行くと急に外が暗くなって、「あれ、トンネルかな?」と思ったところでふと記憶が途切れ、気がつくと病院のベッドだったそうです。
505 名前:3/3 ◆zxEvCWYvb6 投稿日:03/12/15 16:27
実は有人は、道で倒れているのを通行人に連絡され、友人は意識の無いまま病院に運ばれたようなのですが、友人が入院したのは小さな病院でバスに乗っていたほかの客が入院したらしい様子もなく、結局バスはどうなったのか、僕にも友人にもよくわからないままでした。
翌日の新聞でそれらしい事故が載っていないか探したのですがとくに見当たらず、それっきりになってしまい、無理に探すのはあきらめました。
というのも、実は意識のもどった友人は脳に障害が残ったのかちょっと何を言ってるかわからないような感じになっていてこの事故のエピソードも二日に分けて根気よく聞きだして判ったものを僕がまとめたもので、本人の口からきいただけでは何がなんだかわからずじまいでした。
直後にいったんは退院して、あちこちにこの話しをして彼なりに詳細を確かめようとしたみたいですが、「インターネットでは相手にされなかった」というようなことを言っていました。
(このとき彼と話をした人、この板にはいないかなぁ。交通関係の掲示板とかかな)
その後また日に日に具合は悪くなり、去年の夏ぐらいに亡くなりました。
僕が大学で、オカルト好きの別の友人にこの話をしたらおばあさんが悪霊とかで老紳士のほは拝み屋の類だったんじゃないかと言っていましたがそれもまた考えすぎな気もします。
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