2021年08月25日
スプリガン中村(FGO)
スプリガン中村とはアヴァロン・ル・フェに登場するNPCのキャラクターである。
アヴァロンのストーリー内において、オーロラ並に(ネタ的な意味)でキャラが濃い。
まるでお笑い芸人のような名前だと思ってはいけない。
【内容】
そもそもスプリガン中村とは、アヴァロンの中では過去奴隷階級の人間であり、妖精でも何でもない。正体は鎖国時代における薩摩出身の日本人。
土の氏族の長で金髪にエルフ耳をしているが、妖精っぽく中身を変装させているだけ。妖精は良くも悪くも純粋である。
不老不死ではないのだが、かなりの御老体であるにも関わらず実年齢と比較して若い見た目をし長生きしている理由は、独自開発した薬を飲んでいるためである。
性格は参謀タイプのせせこましい性格であり、エジソン……じゃなかった、ボガードからはゲス呼ばわりされている。その評価は実に正しいもので、スプリガンと名乗る以前のキャップレス時代に先代スプリガンを誅殺した過去を持っている。
物語後半では、あのオーロラと手を組むものの根っからの悪人というわけではなく、美術品に目がない、守銭奴タイプと言えば非常に分かり易い。ストーリー内では自身が強固と信じて疑わない宝物庫内で(恐らくアルビオンの厄災に巻き込まれ)圧死したものだと思われる。
スプリガン中村の過去
そもそも何故、薩摩出身の日本人である彼が妖精が跋扈するアヴァロンにいるのかというと、妖精の伝承におけるチェンジリンクよろしく、主人公と同じ世界である汎人類史からやってきた漂流物だからである。
この「漂流物」には様々なものがあり、単なる書物や物品等が異聞帯であるブリテンに流れ込んでくるのであるが、スプリガン中村だけに限らずバーゲストの元にもチェンジリンクにより紛れ込んだ虚弱な少年が現れている。
バーゲストの元に訪れた少年は彼女の手により療養生活をしているのでるが、ムリアンが主催するショーの競り合いではシェイクスピアの原本が出ていたりなど、汎人類史から流れ込んできたもの(というか人間そのものを含め、人の手により創造されたモノ)には妖精にとって価値ある商品となっており、『人間(もしくはそのもの)から織りなす流行物』に気紛れな妖精は非常に敏感である。
スプリガン中村が異国でもない異世界に漂流した当初は妖精に奴隷として扱われ、雌伏を余儀なくされたものの、登場時には妖精の族長として振舞っているなど、中々の逆転人生を送っている。
なおエネミーでも何でもなくオーロラ同様、ただのNPCである中村であるが、ネタ的な人気があり、アヴァロンのガチャにおいて村正・オベロンに続き、なぜか彼がピックアップの対象(ネタ)として候補に挙がっていたぐらいである。
なお、スプリガン中村は長年妖精を騙し続けたことから、真のプリテンダーではないかとの見解を示す一派もいる模様。
なお、どうでもいいが結構頭脳派で作中において中々の曲者であった。
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