2021年05月10日
ネット匿名乗っ取り(コピペの起源主張) 2
ネットのコピペしかり乗っ取り事件である期限主張は何も匿名による投稿だけに限らず、◯◯の世界チャンピョンだの、ゲームの制作だの色々なものに虚言に虚言を重ねた嘘を繰り返す。実際に合った事件でとあるゲーマーがマスコミに取り上げられて……。
本物の発案者や製作者がいることが想定にないのか、日夜度々こういった論争が勃発している。
どんぷく氏の偉業を説明する前に台風コロッケを例に取り上げたのだが、そろそろ本題の方に戻りたいと思う。
ことの発端になったのはTwitter上でのタグである「#しれっとすごいうことを言う見た人もやる」というものだった。
こういったハッシュタグのそれはツイート、リツイートで回りやすいものでバズるほどでないにしろ度々プチ流行する。
「#しれっとすごいこと〜」は、本当にすごいことやどうでも良いことが埋め尽くされる中、ほぼ無名にほど近かったラノベ作家が
「だいしゅきホールドという知能指数0の言葉を生み出したのは私」
「そのころコンビニの夜勤明けで酒飲みながら2ちゃんやっていた」
「めっちゃ流行して笑った」
「数年後定着して青ざめた」
というものである。
このツイートはバズるだけではなく、ラノベ仲間であった異世界薬局の人が「すごい」と褒めると同時に、バズったツイートに自作品の宣伝を行うという行動を起こしたのである。
異世界薬局の作者に「発案者として何かしようと」提案されるも、ラノベ作家は「だいしゅきホールドの称号は恥ずかしくていらない。欲しいのであればあげる」といった具合の態度を見せていた。
そんな他人のふんどしで盛り上がっている場面に颯爽と現れたのが、どんぷく氏である。ラノベ作家同様、どんぷく氏は他人の起源の主張を快く思っておらず、「双方どちらの意見が正しいのか曖昧にしたかった」と述べている。
どんぷく氏の更なる思惑としては、「俺が主張」、「ワイが主張や」、「実は私が…」、『どうぞどうぞ』といった具合に次々に名乗り出ることを期待していたのだろうが、二名の起源主張者の争いについて、皆が見守る形になった第一の誤算である。
ちなみに過去何気なく投稿した2ちゃんへの書き込みが最大の誤算かつラノベ作家がだいしゅきホールドの発案者でないことを裏付ける大誤算になったのはいうまでもない。
しかも、どんぷく氏の思惑としては、
「(匿名の書き込みは)ぼくのものでもないけど、あなたのものではないはずです」
「このまま静かに(だいしゅきホールドを)ネットの海に流しましょう」
と非常に穏やかな対応だった。
特筆すべきは曖昧に事実を誤魔化すためか、あまり起源主張を行っていない点である。
温和な対応をよそにラノベ作家の方は言動がきつくなるだけではなく、煽るような真似をしていたのである。
二人のやりとりは5ちゃんとTwitterの双方で見守られていくことになるのだが、ラノベ作家が主張する書き込んだ矛盾する時間帯に対して、どんぷく氏のTwitterでの過去の面白発言が後押しする形で、恐らく……起源はどちらかの真相が明らかになっていくのであった。
以下は、どんぷく氏のツイート内容
「電車で騒いでいた子供をオークの戦士が「電車デ、サワグノ、ヨクナイ」と諭そうとしたら放置していた親が「下等種族がうちの子にかまわないでくれます?!」って逆ギレし始めたんだけどオークの彼女らしい女戦士が「ほう、ではエルフ族の私から注意すべきか?」って言ったら黙って次の駅で降りていったわ」
「悪いことをして逮捕された人のニュースを見ると「あぁ、これは俺と同じ人だ。楽しいことが足りなさ過ぎた俺が、楽しくないまま限界を迎えた先がきっとこれなんだ。俺は頑張って楽しいことを忘れないようにしなくてはならない。この人が楽しさを失ったことが、俺には残念にならない」みたいに思う
マカロンのレシピ、「メレンゲを作れ」って言う癖にメレンゲができあがると「次はそのメレンゲを潰せ」って言ってくるからアサシン養育所の卒業試験か捕虜に対する戦争犯罪かのどっちかだと思う。
ロコモコってあいつ「白米」に「ハンバーグ」のせて「目玉焼き」まで追加しておきながら「ロコ☆モコ♪」なんて名乗っている場合じゃないだろ。「どすこい肉ボンバー」に改名しろ。
ミニリュウは「あたしミニリュウでしゅ☆」って顔してるしハクリューも「私はハクリュー、次の命令もやり遂げてみせる」って顔しているのにカイリューになると「カレーパンおいしいです」とか言いそうな顔になるのきらいじゃないよ
ヒューマン以外の人たちは自分たちのこと「デミヒューマン」や「亜人」「獣人」なんて思ってないと思うし逆にこっちのこと『禿げた猿』『豚もどき』『平原のおやつ』とか呼んでいると思うというか呼んで欲しい
トイストーリー1ってバズ目線から見るとエグめのホラーだよな。未知の惑星に不時着、コールドスリープから目覚めたスペースレンジャーが、妄言を繰り返すエイリアンにイラつきながら帰る方法を模索していたら、実はエイリアンの妄言が全部本当で、自分がただのプラスチックの塊であることを知らされる
といったものである。
どんぷく氏の過去ツイートはそれだけに留まらず、パセリ(のビニール包装をみて)ジャケ買いしそうになったといった独特過ぎるものが多くを占めている(ちなみにグミもあり)。
正直なところ起源主張はどちらの発言が面白いのかを決定打にして作家の方は破れたが、注意すべきはどんぷく氏の方についても本当に「だいしゅきホールド」の発言者であるのか、確証はない。
そもそもどんぷく氏が名乗り出た理由は「コピペにしろ何しろ起源主張するとクッソつまらなくなる」といったもので、本来は名乗り出るつもりはなかったものだと思われる。
だいしゅきホールドで一躍有名になってしまったラノベ作家であるが、一時期ウィキペディアに名前が追加されたりしているなどの先走った行動が行われていた。
しかし最も問題すべきは、だいしゅきホールドでぶちあたった一般人がとんでもないモンスターなだけであり、これから先偽の起源主張が行われた場合、ネット上のみんなで楽しむ文化がかすめ取られる可能性がある。
どんぷく氏にとって、作家という肩書とすでにバズっていたところに飛び込むのは、非常に劣勢であったのにも関わらず「性癖認証」というミラクルがなければ、このままだいしゅきホールドは個人のものになっていたことだろう。
冷静に考える間でもなく起源を主張した時点でほのかに偽物と悟りそうなのもだが、無知な人からすればそうではなく事実のように思えてしまうのである。
だがどんぷく氏のミラクル逆転劇から、今後起源主張を行う人が現れた場合、「こういった実例がある」というある種の牽制になったことは確かであろう。
恐らく、ネット史に残る偉業……なのかもしれない。
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