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2020年12月18日
また、徒然……な話(色々)
フトアゴとロシアリクガメの同居につき、バスキング用の流木をカメが使ってた岩シェルター(特大)に交換した。かえっていい感じ。カメはシェルターの中に潜って、寝てしまった模様。元々冬眠中だったし、気が済むまで寝れば良い。ウチのロシア氏、夏の盛りは夏眠するし、冬も当然の様に冬眠する。多分、一年の半分以上は寝てる。野生での本来の生活リズムも、そんな感じらしい。
多分、それが長生きの理由。何と言うか、かなり適当な飼い方してるけど、それで上手く行ってるんだから皮肉。気を使って構いまくった子ほど、アッサリ死んでしまう。
爬虫類。人間とはまったく違った理で生きる存在。
干渉は、最低限。
行きついた真理(多分)
アメイロイボイモリ。
ヤフオクで幼生三匹セットを買ったのだけど、現在こんなに成長に差が。
一匹は変態・上陸済み。
一匹は変態途中。変態しないまま巨大化してたけど、ようやく食欲が減退して本格的な変態の兆しが。このまま幼生成熟(ネオテニー)でもする気かと思った。イボイモリのネオテニーなぞ聞いた事ないけど。
一匹は、まだまだ小さい。三匹の中でも食いが細くて、なかなか成長しなかった。最近、やっとハニーワームの小さいヤツを食べれる様になって、食欲も出てきた。このまま、加速してほしい。
三匹とも、同時期の生まれの筈なのに。
命って面白い。
あと、上陸後の幼体の育て易さに驚いた。両生類はカエル・有尾類共にこの時期が一番難しい。
やっぱり大きいのは、CB(養殖個体)と言う事。明らかに。採集個体とは飼い易さに歴然とした差がある。
ヤフオクでも採集モノのシリケンイモリなんかが安く売ってるけど、初めて飼おうとか思う人は絶対CBを選んだ方がいい。高いけど、それはブリーダーさんの手間賃。少なくとも、お金を捨てる羽目になる可能性はずっと低い。
あとね、初っ端から綺麗なイモリウムとか人工餌飼育とかやらない様に。アレは、玄人の業。しかも、センスが問われる。無理にやろうとすると、あっという間に滅茶苦茶になって終わる。虚無しか残らない。初めてなら、素直に飼育しやすいシンプルなセットで、生餌飼育を念頭に。何事も、順序は大事。
ちなみに、当方にイモリウムのセンスはない。
チクショウ。
ロシア氏が使っていた90cm標準水槽。氏が引っ越して空いた。当方が子供の時分より家にある年代物だけど、まだ使える。水を入れたら漏れるかもしれないけど、陸棲生物なら問題ない。
取り合えず、いい加減衣装ケースが狭くなってきたゴールデンテグーを引っ越させるつもり。すぐにまた狭くなるだろうけど、その間に色々手配しよう。
専用ケージ、高いしね〜。
問題は、このクソ重い水槽をどうやって二階の自室まで運ぶかである。
前に移動した時は若かったが、かなり苦労した。あれから、9年くらい経っている。加えて当方、現在左手首腱鞘炎。ギックリ腰の爆弾保有。
うん。死ぬかもしれんねwwwwww
最後に、アズマヒキガエルの食事動画でも。
この子も、おっきくなったよ。
そんでは、今日は此処まで。
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2020年12月17日
昔語り……の話(色々)
本格的に寒くなって来たので、チマチマと冬支度を。
ホントに久々のロシアリクガメ。ちゃんと健在でしてよ?
一匹だけ階下の廊下で飼ってたんだけど、スペースが離れててどうにも世話が雑になる。だから引っ越し。やっぱりスペースの問題でフトアゴ君と同居。まあ、問題なかろ。
何だろね。当方が中学生の時に実家の料理屋手伝って稼いだお小遣いで買った子だから、もう30年以上一緒にいるのだねぇ。何か居るのが当たり前と言うか、風景の一部になっててあまり意識に登らない。
ちなみに、♂。ずいぶん昔はペアの♀がいたんだけど、コイツのアタックがキツくてストレス死してしまった。繁殖行動を起こしたのが嬉しくて、離すと言う選択が浮かばなかった。
若いと言うか、餓鬼だった。
以来、ずっと独り身。カメは色々と大変なので距離を置いたと言うのもあるし。今ではカメはこの子一匹だけ。ただ、今になってハコガメやヤマガメに少々興味が。けど、高価になったねぇ。ハコガメもヤマガメも、この子を買った頃にはホント数千円で売ってたのに。ニシキハコガメなんか10万越えがザラ。その子、当時行きつけのペットショップ(と言うか金魚屋)で雑に扱われて死にかけてたのをタダで貰った事すらある。まあ、知識も技術も、お金さえない餓鬼じゃ生かす術なんてありゃしなかったけど。
件のロシア氏も当時9,800円で買った。一万円しなかったのよ? リクガメが。30p水槽にメガネカイマンの子供が押し込められて売られてたり、Maxサイズのワニガメがいたり。プレーリードッグもアライグマも、ウミガメまでいた事もある(流石に餓鬼でもヤベーんじゃねーかと思ったw)。オオアタマガメが8000円。スッポンモドキが一万円。グリーンイグアナは消耗品で、キノボリトカゲは捨て値。玩具扱い。マタマタだって、ちょっとバイトすれば餓鬼でも余裕で買えた。
この子の仲間とて、一匹500円だったんだから(当時はアメイロじゃなくてミナミだったけど) |
気が付けば、皆遠くに行ってしまった。
まあ、正しい在り方に収まったと言えばそうなのかもしれない。少なくとも、消耗品や玩具として扱われる命なんて間違い以外のナニモノでもない。
それでも、一抹の寂しさはある。高価でも高嶺の花でも良いから、見える所にいて欲しいという思いはある。
所詮、好事家のエゴだけど。それを取っ払ったら、生きる意味が半分以上なくなってしまう。
そんな人間もいるのだ。
だから、せめて手が届く場所にいる者達には真摯に付き合いたい。
自己満足ではあれ、無意味に消費するよりはマシな筈。
出来ればね、色んな種をCB化したい。そうすれば、少なくとも自然にかける負荷は軽減出来る。
何とか、ねぇ……。
まあ、それでこんな事を始めてみたけれど。
今年の成果はレオパ9匹にオオアシカラカネトカゲ12匹。
比較的繁殖が容易な面子でも、こんなモノ。
まずは技術を磨かないとなぁ……。
そう言えば、♂狙いで購入したこの間のアフウシ。順調に成長して性別が分かる様になった。
めでたく、♂っぽい。前からいた♀っぽい個体と比べると良く分かる。
向かって左が♂っぽい子。右が♀っぽい子。
太り具合とかじゃなくて、明らかに体形が違う。多分、コレが性比。
当然、繁殖を視野に入れて雌雄揃えた訳だけど。
しかし、この子らの繁殖形態って結構特殊だった気も……。
でも、オタマが流通してるしなぁ。
調べてみるか。
と言う訳で、今日は此処まで。
2020年12月16日
徒然……な話(雑多)
バスキング中。
秋頃まではバスキングスポットなくても良かったんだけど、冷える様になったら流石に欲しい模様。
ただ、ひたすら暑いの嫌がるんで使ってるのは25w。パワー低すぎてずっと不良在庫だったけど、やっと出番が……。
ハリトカゲ軍団。何気にマラカイトペアにモモバラハリトカゲ♀が加入。
凄まじく地味な上に小さくて逃げまくるから、多分売れない。
この手の連中、昔は「○○フイスト」って名前で大量に入荷・安価で流通してたんだけど、今はソコソコ人気のあるマラカイト以外はあんまり見ないそうで。
まあ、相当雑に扱われて文字通り「消費物」だったらしいから……。
飼育方法も確立されていないみたいだし、適当だったんだなと。
こんな事してると、いつかいなくなっちゃうんだよね。かつてのハコガメ類とか、最近だとコノハカメレオンみたいに。
手間の割に安いから、CB化が進まないんだろうけど。やっぱ、商業じゃなくて趣味でやれる人が利益度外視でやらなきゃならんのだろうなぁ……。
取り合えず、自分で繁殖狙ってはみるか。
……どっかにモモバラの♂おらんか? |
ペット市場に流れる全ての爬虫類・両生類が君らの様になれれば良いのだけどね。
君らも何とか頑張りたいね。
最後に有尾の皆さんモグモグ。
それでは、また。
2020年12月10日
んんん?……な話(ベトナムクシトカゲ・トッケイ)
ベトナムクシトカゲがコオロギ食べなくなった。
過去の嫌な記憶が蘇る。
取り敢えずハニーワームあげたら爆食い。その後も、ハニーワームは食べまくる。
拒食じゃない様なので、一安心。
けれど、じゃあ原因は何か。
と言うか、見当はついていて。
実はこのベトナムクシトカゲ、トッケイペアと同居している。前の失敗を鑑みて、ゼロから環境を作るよりも既に完成している環境に入れるが得策と考えた。
今から考えると、前回の失敗の要因に紫外線とホットスポットに拘り過ぎたと言うのがあると思う。昼行性のトカゲと言う概念に囚われ過ぎて、照明もホットスポットもそれなりに効かせてしまった。
もちろん、フトアゴみたいにやった訳ではないけど、それでもきつ過ぎたのかもしれない。
で、もう一度考えた。
昼行性とは言え、好むのは薄明り。森林の木漏れ日程度→紫外線がさほど必要じゃない。
極端な温度差は必要なく、そもそも高温を好まない→強いホットスポット不要。
水を良く飲む。脱水になり易い→毎日ガッツリの霧吹き。
樹上性→高さが必要。
ここまで考えて、思い当たった。
「アレ? コレ『壁チョロ』の飼い方じゃね?」と。
で、いたのがトッケイペア。ベトナムクシトカゲの生息地は勿論ベトナム。そして、トッケイの生息地も一部被っている。
と言う訳で、同居に踏み入った。で、今の所上手く行っている(やるなら自己責任よ?)
そんで、餌食いもずっと悪くなく、普通にコオロギを食べてたのが急に。
問題はトッケイペア。WCであるに加え当方のスタイルが過干渉を避けるタイプなので、飼育開始から一年以上経過した現在でも、あまり慣れていない。余程機嫌が良くなければピンセット給餌も出来ないので、基本はコオロギをケージ内に放している。1日置きに10匹。
暖かい時期は一晩で食べ尽くしていたのだけど、最近気温が下がったせいで食いが落ちた。
給餌後、二日経っても生き残りのコオロギがウロチョロしてたりする。そろそろ給餌量減らすかとか考えながら、見つけ次第取り除いてたのだが、たまにクシトカゲの体の上を歩いてたりしてた。
払い落しもしないし嫌がる素振りもなかったので、気にしてないのかと思ってたけど。
内心、相当イラついていたのかもしれない。
多分、コオロギが嫌になった。
と言う訳で、放すコオロギの数を6匹に抑えて、間隔も空けた。去年もこんな感じだったし、そもそもウチのトッケイ共太り過ぎ疑惑が湧いていた。
……丁度いいのかもしれない。
取り合えずクシトカゲの方はハニーワームは普通に食べてる(一回で30匹くらい)ので、その気になるまでこのままで良い。
食べてりゃ良いのだ。
変に気を回して無理強いすると、ホント禄な事にならないのが爬虫類だったりする。
やる事やったら極力ほっとくが吉、なのだ。
※コオロギ食ってた頃。
2020年11月28日
有尾類熱と、考える事(アカハライモリ・スポッテッドサラマンダー・オキナワシリケンイモリ・マダラファイアサラマンダー・アメイロイボイモリ・イベリアトゲイモリ)
ここ最近上がって来た有尾類熱。
アカハライモリ。
スポッテッドサラマンダー。
オキナワシリケンイモリ。
マダラファイアサラマンダー。
アメイロイボイモリ。
イベリアトゲイモリ。
数年前、安易にアンフューマを導入した際に持ち込んだ謎の疫病によって飼育していた両生類(当時はほぼカエル)を壊滅させて以降、生き残ったオビタイガーサラマンダーとアフリカウシガエル以外の両生類は止めたと決意していたのだけど。
所詮、こんなモンである。
好き者の決意なぞ、全く当てにならない。
特にマダラファイアサラマンダーは二回目の挑戦。前回(と言っても疫病事件より更に前)の時は訳も分からず飼った為に完全に夏越を失敗して殺してしまった。
あの時に比べて、かなり状態の良い個体。今度こそ、上手くやりたい。
あと、前回も言った様にアカハライモリに関しては思う所もある。曲がりなりにも、貢献できればいいのだけど。
子供の頃、アカハラの繁殖には孵化まで成功している。同じ感覚でイケる筈。そも、産卵と孵化までは難しい生き物じゃない。最大の難関は、幼生が変態して上陸した後の飼育。子供の頃はそこを抜ける自信がなかったので、生まれた幼生は全て採集場所の田んぼへ逃がした。
現在は、餌にする微小生物が容易に入手出来る。ハードルは、かなり低い筈。上手く行ったなら、WCを上回る安値で回したい。
WCがより売れてしまうのは、安いから。繁殖・育成の手間が付いて回るCBは基本価格が上がる。当たり前の事だけど、それではWCの流通を止められない。
そう言った事情故、ブリードを生業とする人達に望んではいけない。生活に関係する彼らに、安く売れなんて言える立場の者はいない。
やれるとしたら、飼育とは関係のない事で生計を立てられる我ら趣味人である。
幸い、アカハライモリは爬虫類の様に電熱費はほぼかからない。有尾類としては異例と言って良い程、暑さにも強い。広いケージでエアレーションを回し、涼しい場所におけば夏も超えられる。エアコンは必要になるかもしれないが、少なくともワインセラー等を購入する必要はない。
究極的に、省エネで飼育・繁殖が狙える。
そも、強健な生き物である事に間違いはない。
アカハライモリの絶滅なんて事態は避けたいし。
かと言って、安易な規制で新規参入の道を狭めたくもない。
人が絶えたコンテンツは消える。
沢山の先人の努力と執念によって、ようやく日の目を見れたこの業界。
あの、コオロギすらろくに買えない時代には戻りたくない。
出来うる限りの事を、したい。
揃えた種親達は、恥ずかしながらWC。アカハラのCBは、異常と言って良い程に少ない。これ程に需要がある種なのに。
手に入らないのだから、此れで行くしかない。
この子達を仕上げて、回していく。
個人採集にしたって、自然からの略奪と言う本質に変わりはない。
良い子ぶりっ子した所で、選択肢がなくなるだけ。
今はほぼ全ての流通個体がCBで占められるレオパやクレステッドゲッコーも、全ての始まりは数頭のWCから。
その道をなぞる事が出来れば。
大きな口を叩いてはみたけど、正直何処まで出来るかは未知数。
けれど、文句だけ言って不貞腐れても、その間にイモリ達は減っていく。
行動しなければ、可能性すら開かない。
ちなみに、試しにと飼育を始めたイベリアトゲイモリはもう繁殖・産卵を始めた。
多分、アカハラ達が繁殖を始めるのは来年の春以降。それまで、彼らでじっくり腕を磨きたい。
資金稼ぎにもなるかもしれないしw
2020年11月27日
決めた……な話(アカハライモリ)
国産イモリに関する問題。
ただ悶々してても何も解決しない。
取り合えず、本気でCB化目指す。
シリケンは結構やってる人多そうだから、まずはアカハラ。
目標、WC流通の撲滅!
2020年10月26日
トニカク……!(半分の月がのぼる空・二次創作)
久々にSS載せます。
ジャンルは『半分の月がのぼる空』。
かなり血迷ってます。
『トニカク……』からどうぞ。
※挿絵はぐみホタル様(https://skeb.jp/@Gumi_Hotaru)になります。
トニカク……!
2020年10月02日
ここはね……創作ブログだったんだぜ……?
そんな事覚えてる方はいるんだろうか?
初期は毎日違う小説を掲載してたりしてたのよ?
二次創作だけど。
嘘だと思うなら過去ログを見てみるよろし!
まあ、今はほぼ飼育ブログになってるけど、創作やめた訳じゃないのよね。って言うか、むしろ副業にしてるし(こちらでゲームマスターなる職をしております↓)
PBW『ゆうしゃのがっこ〜!』
PBW『煉界のディスメソロジア』
単純に、こっちに乗せる作品を書く暇がなくなっただけ。
とは言うものの、二次創作を止めた訳でもなく。
丁度いいので、こんなのも始めた。
半分の月がのぼる空&遊戯王OCG二次小説・有料執筆受付
本当は、放置してる作品を完結させたいんだけどね〜。
まあ、生きてるウチには……。
2020年09月29日
つまりは、コイツ……な話(ベトナムクシトカゲ)
先日、ちょろっと話したのはコイツ。
「ベトナムクシトカゲ」。
このブログ長く読んでる人は覚えてるかもしれないけど、2、3年(?)くらい前に飼って、半年も持たずに殺してしまった種類。
それとウォータードラゴンの件が重なって、多湿樹上性は忌避してた。
それでも、好きな事に変わりはなくて。久方ぶりに行ったショップにいるのを見て、思い切って購入。
ただ、前回の教訓を忘れた訳ではなくて。
一番の違いは、前回の子が輸入直後のWCだった事。
普段頼ってるホームセンターのペットコーナーは、正直言って長いキープが出来ない。
だから、常時いるのはレオパとツノガエルくらい。他の生体が欲しい時には、注文して取り寄せてもらう。前の子も、そのパターンだった。注文して。問屋が輸入して。そのままセンターに来て。次の日には迎えに行った。
正味、疲労が酷かったと思う。
連れてきた日、水をガブガブ飲んだ。その時にはそれで安心したのだけど、考えてみればそれだけ脱水していたと言う事。次の日から、餌をガツガツ食べた。それだけ、飢えていたという事。
最初の三日くらいは餌を食べたけど、そこから急に食べなくなった。
そこで焦ってしまったのも、また失敗。
強制給餌したり。スポイトで水を口に注いだり。数十km離れた病院に連れて言ったり。
弄り過ぎ。完全に、冷静さを欠いていた。
結局、ストレスと疲労をこじらせて。そのまま。
そん時は何でか分からなくて落ち込むだけだったけど、話は簡単で。
この手の種を一から立ち上げるなんて、自分の力では無理だったのだ。
以来、好きな気持ちは抑えつつ。もうこの種を注文してまで飼うのはやめようと決めた。
では、何で今回はと言うと。
まず、WCである事に違いはない。ただ、輸入されて直ぐじゃない。
専門店のプロの手で、バックヤードでのケアがされた個体なのだ。
それを確認した上で、購入を決めた。
連れてきたその日、水を与えてみた。
ガブガブ飲まない。
次の日、餌を与えてみた。
積極的に食べた。
でも、ガツガツじゃない。とても余裕のある食べ方。ゆっくりと味わって、コオロギ三匹で止めた。
明らかに、前とは違う。
正直、不安はあるし、なくなる事もない。
今良くても、三日後がどうなってるかは分からない。
とにかく、今回が本当の最後。
この子を落としてしまったら、この手の種類には金輪際手を出さない。
そう決めた。
まあ、所詮エゴだけど。
それでも、迎えた以上は頑張りたい。
そう言う事。
ちなみに、動かない。
ホント、動かない。
前の子は、さっぱり落ち着かなかったのに。
これがきっと、正しい姿。
枝の上で静かに佇む姿は、カッコいい。
本当に、カッコいい。
いつまでも、見ていたい。