先日、ちょろっと話したのはコイツ。
「ベトナムクシトカゲ」。
このブログ長く読んでる人は覚えてるかもしれないけど、2、3年(?)くらい前に飼って、半年も持たずに殺してしまった種類。
それとウォータードラゴンの件が重なって、多湿樹上性は忌避してた。
それでも、好きな事に変わりはなくて。久方ぶりに行ったショップにいるのを見て、思い切って購入。
ただ、前回の教訓を忘れた訳ではなくて。
一番の違いは、前回の子が輸入直後のWCだった事。
普段頼ってるホームセンターのペットコーナーは、正直言って長いキープが出来ない。
だから、常時いるのはレオパとツノガエルくらい。他の生体が欲しい時には、注文して取り寄せてもらう。前の子も、そのパターンだった。注文して。問屋が輸入して。そのままセンターに来て。次の日には迎えに行った。
正味、疲労が酷かったと思う。
連れてきた日、水をガブガブ飲んだ。その時にはそれで安心したのだけど、考えてみればそれだけ脱水していたと言う事。次の日から、餌をガツガツ食べた。それだけ、飢えていたという事。
最初の三日くらいは餌を食べたけど、そこから急に食べなくなった。
そこで焦ってしまったのも、また失敗。
強制給餌したり。スポイトで水を口に注いだり。数十km離れた病院に連れて言ったり。
弄り過ぎ。完全に、冷静さを欠いていた。
結局、ストレスと疲労をこじらせて。そのまま。
そん時は何でか分からなくて落ち込むだけだったけど、話は簡単で。
この手の種を一から立ち上げるなんて、自分の力では無理だったのだ。
以来、好きな気持ちは抑えつつ。もうこの種を注文してまで飼うのはやめようと決めた。
では、何で今回はと言うと。
まず、WCである事に違いはない。ただ、輸入されて直ぐじゃない。
専門店のプロの手で、バックヤードでのケアがされた個体なのだ。
それを確認した上で、購入を決めた。
連れてきたその日、水を与えてみた。
ガブガブ飲まない。
次の日、餌を与えてみた。
積極的に食べた。
でも、ガツガツじゃない。とても余裕のある食べ方。ゆっくりと味わって、コオロギ三匹で止めた。
明らかに、前とは違う。
正直、不安はあるし、なくなる事もない。
今良くても、三日後がどうなってるかは分からない。
とにかく、今回が本当の最後。
この子を落としてしまったら、この手の種類には金輪際手を出さない。
そう決めた。
まあ、所詮エゴだけど。
それでも、迎えた以上は頑張りたい。
そう言う事。
ちなみに、動かない。
ホント、動かない。
前の子は、さっぱり落ち着かなかったのに。
これがきっと、正しい姿。
枝の上で静かに佇む姿は、カッコいい。
本当に、カッコいい。
いつまでも、見ていたい。
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