2021年03月13日
ダイナースクラブカードを使ってみて感じたメリット・デメリット(キャッシュレス生活15)
エグゼグティブダイニングを利用したくてダイナースクラブに入会、平カードをグルメ企画で積極的に使い、10か月目の決済が終わり11か月目でインビを頂きプレミアムカードホルダーになることができました。(こちらのブログも参照して下さい https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/47/0)
実際に使ってみてのメリットとデメリットを紹介します。
まず、デメリットについては、全体的に見て特にありませんでした。私の場合、エグゼグティブダイニングを利用したいことがこのカードを持つ最大の理由であったことや、グルメ志向が私の嗜好性とマッチしていました。ただ一つ上げるとすると、プレミアムカードになると、エグゼグティブダイニングの利用できるレストランの数が増えるのですが、正直、平カードと比べて、それほどのメリットは感じられなかったことですね。人によっては、ポイント還元やステータス性など、判断基準が変わりますが、私の利用目的を満足させてくれるカードでしたので、デメリットはありませんでした。
メリットについてお話しますね。
よく、ステータス性が問われるのですが、何をもってステータス性の有無を判断するのかが決められているものではないため、これは、個々の問題だと思いますね。例えば、お店でダイナースプレミアムカードを出したところで一目置かれたことは1度もありません(笑)。ですので、このことでのステータス性は期待しないほうがいいかもしれません。
要は、どれだけ自己満足感を満たしてくれるかだと思います。私がダイナースカードをもっていたことで、
普段はなかなか味わえないことをいくつか体験させて頂きました。
ダイナースのグルメ企画で「すきやばし次郎」の食事イベントがありました。安倍前首相とオバマ元大統領が行った銀座のお寿司屋さんです。予約が取れないこともそうですが、価格も高め。おそらく行くことはないくらいのレベルのお寿司屋さんだと思います。カウンターのみ10席程度のお店です。ダイナースでは年に数回、この企画が開催されるのですが、日時も限定され、わずか1時間のみ、お任せ握りが出てきて、お酒も飲まず、ただひたすら食べる企画です。参加費は当時で1人36,000円位だったと思います。2人で7万円越えですので、1か月の家賃並みです(笑)。それでも競争率が非常に高いようで何度も抽選漏れしてましたが、ついに奇跡的に当選し、参加する事が出来ました。私と連れが座った席は大将の小野次郎さんの目の前、安倍前首相とオバマ元大統領が座った席でした。まさに奇跡的です。目の前で小野次郎さんの絶妙の技術を目にすることができ、直接握って頂いたお寿司を堪能できました。こんなことが体験できただけでもメリットはありました。
プレミアムカードと平カードの違いとして記憶に残っていることが1つだけありました。
4月に京都で年に1度開催されるダイナースクラブ主催の夜桜見物イベント。参加人数に制約があるのですが、先着順受け付けのため、電話勝負です。プレミアムカードホルダーの場合、通常申込日の前日に、プレミアム枠が設けられており、先行予約が可能との事でした。朝の10時からの受付でしたので、携帯を準備、仕事移動中でしたが、時間と同時に電話をかけますがつながりません。イープラスやチケットぴあのチケット参戦状態です(笑)。 10分後くらいにやっとつながった時には既に先行枠が一杯でした。
ここからプレミアムの威力を発揮します。以下は私とコールセンター受付女史との会話の再現です。
私 「やっとつながったのに予約で一杯なんて、そんなのないんじゃないですか?」
担当者 「申し訳ございません。明日の通常予約で再度お申込みいただきたくお願いします」
私 「3人で行く予定なのですが、明日、取れるんでしょうか?」
担当者 「ご希望者も多く、毎年すぐに一杯になってしまうので、何とも申し上げられません。」
私 「電話してもなかなかつながらず、つながったらもう先行枠がないなんて、ちょっとなぁ。高い会費を払って、これじゃあプレミアムの意味ないですね。」と本音の意見。
担当者 「申し訳ございません」
私 「また明日、挑戦します」と言って電話を切りました。
それから10分も経たないころに携帯にコールセンターのからの着信です。
担当者 「ちょうど今、3名様分のキャンセルが出ました。もしよろしければと思い連絡させて頂きました」
な、わけねえだろう・・・。1枚や2枚ならともかく3枚なんて普通ありえんだろう。。それもこのタイミングで。。と本心では思いながらも・・・
私 「あ、そうなんですね。ラッキーです。ありがとうございます。では予約でお願いします」
担当者 「かしこまりました。予約入れさせていただきます」
といったエピソードがありました。おそらく、内部で調整してくれたのでしょう。さすが、プレミアムですね(笑)。
ダイナースクラブを使ってみてとても満足度は高く、個人的な気分ではステータス性は高いカードでした。
金融事故を起こしましたので、もうこのカードは持つことはないと思いますが、還暦人生を迎えるにあたって
経験値をたかめる役割を果たしてくれたカードであることは間違いありません。
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