金融でしくじってしまい敗者復活戦の人生を送る上で、「借金」は御法度になります。自己破産は1度すると以降、最低7年間はできません。まぁ、1度すればもう2度としたくありません。若いうちならまだしも、還暦目前となれば、後がなくなります。
「借金は御法度」ですのでクレジットカードは本来、ご法度になります。それでも、仕事上の理由もあり、こちらが一時立替払いするケースもありますし、できるだけキャッシュを温存したいケースもありますので、クレジットカードを必要とするケースがあります。
キャッシュレス時代においては当然の流れなのでしょう。デビットカードやチャージ式のプリベイトカード、交通系ICカードなどでも十分ですが、原則、現金が必要になりますので、立替払いには対応できないケースが時々ありますので、クレジットカードはやはり欲しいところです。しかし借金はしたくありません。
そんな中において、保証金を預けるデポジット型クレジットカード「ネクサスカード（Jトラストマスターカードデポジット）」と「ライフカードデポジット」が発行されています。私もこの2枚のカードを使っています。クレジットカードですから立て替えてもらう借金に変わりはないのですが、自分のお金を貯金感覚で預けており、その範囲内なので、使いすぎることもなく（そもそもできません）、しっかり返済していますので一時的に貯金が減りますが、返済が反映されればまた元に戻ります。クレジットカード会社にとっては万一、返済が滞っても保証金から相殺できるため貸し倒れのリスクがありません。手数料は販売店から入りますし、年会費も入りますのでメリットはあります。カードを使う側も「自分のお金を使っている」感覚で、返済もしっかりしていれば貯金が減ることもなく、金利はつきませんが、ポイント還元がありますのでメリットはあります。ちょうどライフカードデポジットのポイントがそこそこ溜まっていたので、docomoのDポイントカードに移行しました。Dポイントカードに移行されたDポイントを、そのままDカードプリベイトにチャージします。Dカードプリベイトを利用すると、さらにまたDポイントがたまるので、ポイントの2重取りができます。金利が金利を呼ぶ仕組みと似ています。
ネクサスカード（Jトラストマスターカードデポジット）も溜まったポイントギフトカードに交換ができます。金利の代わりに金券です。
自分のお金を定期預金感覚で使う『デポジット型クレジットカード』は貸す側（クレジットカード会社）にとって貸し倒れリスクもなく、尚且つ手数料や年会費収益があり、一方の使う側にとっても保証金を預けることで借金リスクを大幅に回避できるだけでなく、現金の温存、金利に匹敵するポイント還元を得られるので、双方にとってリスクが少なく、メリットを共有できるカードです。
キャッシュレス時代において、デポジット型クレジットカードは『未来型クレジットカード』と言えるかもしれませんね。
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