2022年11月にメルカードが届いてからは、ライフカードデポジットとライフカードゴールドを解約し、それまで公共料金や日常決済のメインで利用していたネクサスカードからメルカードへのシフトをしてきました。携帯電話や自宅の固定電話、電気、ガス、水道、ネット環境などの公共料金や、家賃などの固定費は全てメルカードへ切り替えました。
メルカードはご存知の通り、フリマアプリ・メルカリの子会社であるメルペイが発行しているクレジットカードです。日常の決済では1%還元ポイントがつきますが、メルカリポイントのため、メルカリを利用していない方には魅力はないですし、必要性はないのではと思います。現に私自身もメルカードが発行される前は、メルペイやiD、時々、ネット決済時にバーチャルカードでの決済をしたことはありましたが、メルペイポイント自体もキャンペーン以外ではつく事も無く、ネクサスカードとライフカードに続く第3の決済アイテムの位置付けで、40万円のスマート払い利用枠はあったものの、宝の持ち腐れ状態であまり利用する機会はそれほど多くはありませんでした。
メルカードの登場で決済スタイルが一気に好転し充実しました
しかしメルカードの登場でメルペイの事情も一変しました。メルカードを持つ事で、これまでポイント還元が無かったコード決済のメルペイやiD決済、マスターブランドのバーチャルカード決済、JCBブランドのリアル店舗での決済全てにおいて1%の還元率が付与されます。
還元率は1%で特筆すべきことでは無いですし、ポイントはメルカリポイントですので、メルカリ利用者以外には魅力は感じられないとは思いますが、メルカリ利用をする私にとってはとても重宝するクレジットカードになりました。ライフカードはGoogle Payに紐付けできたためiD決済に利用できましたが、利用可能額が5万円では使い勝手が悪く、ネクサスカードはGoogle Payに紐付けできないためスマホ決済自体ができません。そのため、docomo の d払いとd払いが出来ず iDしか利用できないケースにGoogle Payに紐付けたライフカードを利用していました。
メルカードを持った事でメルペイで全て完結できます。コード決済のメルペイは今や多くの店舗で利用できるまでにシェアは拡大されましたし、iDも同様です。この2つの決済にリアル店舗でJCBブランドのメルカードがあれば国内での決済は不自由は無いです。自己破産した3年前には考えられない状況です。お金が無い中、コツコツとネクサスカードとライフカードデポジットでクレヒスを積んできたことがよかったのかもしれません。メルカリも、最初の頃はまさかこれほど国内シェアを占めるまでになるなんて考えていませんでしたし、金融ブラックにとっては一括での後払いができるスマート払いには本当に助かりましたから、ただ地道に使っていただけなんですが、それも良かったのでしょう。
メルカードは前月から急に限度額が減ったと言ったコメントなども散見されますが、私自身は現段階では問題なく利用できています。前月までの利用額もアプリで簡単にわかりますから便利です。
メルペイは毎月15日前後に、CICへ利用状況の照会をしている形跡があります。その辺りについては過去のブログにも書きましたので参考にしてください。他社の返済も含め、毎月しっかりと返済していれば恐れる必要はありません。
◆メルペイのCIC履歴
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/291/0
出品が還元率アップの鍵を握る!?
最後にメルカード独自の還元ポイントである「メルカリ内での利用還元ポイント」について少し紹介します。メルカードの発行当時には、それまでの利用実績などを考慮して還元率がそれぞれの方に決められます。
この還元率について興味深い記事があります。前回のブログでも紹介していますが、2022年12月26日付の東洋経済オンラインでメルカリの日本事業責任者の青柳直樹氏のインタビュー記事ですが、記事内で「・・・・メルカリの利用に応じて利用金額の最大4%を還元するという非常に高いインセンティブを提示している。「よりお得に使うには出品すると良いよ」と消費者にメルカリの利用を促しているわけだ」・・・・・」
2022年11月のカード発行直後の私の還元率は2.4%でしたが、3か月利用した現在は3.0%にアップしました。カード発行時のメルカリでの取引数は591件、その内の出品数は312件でした。発行後の3か月で取引数は612件でその内の出品数は324件となりました。カード発行後の3か月間で21件の取引をしましたが、その内の12件が出品件数ですので、比率的にはほんのわずかながら出品数が上回りました。トータルでも612件の内、購入件数288件、出品件数324件と出品数が上回りました。特に意識している訳ではありませんが、私のメルカリ利用状況がたまたまな出品数が多いということです。私の事例だけで判断はできませんが、記事での「出品すると良いよ」という部分に符合している感じです。
カード発行時のメルカリでの取引数は591件、その内の出品数は312件でした(左)。発行後の3か月で取引数は612件でその内の出品数は324件となりました(右)
2022年11月のカード発行直後の還元率は2.4%でした(左)。3か月利用した現在は3.0%にアップしました(右)
メルカリ内での還元率アップにはその他、購入、さらにメルカードの日常的な決済も加味されるようです。私のメルカードでの決済額はメルペイやiDでのコード決済も含め毎月平均15万円前後です。解約したライフカードでの支払いやネクサスカードからの公共料金などの移行もしましたので、概ね、プライベートで利用するカードとしてはメルカード1枚あれば問題ない感じです。自己破産した3年前からは考えられないほどの進化です。
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