2023年10月14日
長じてブス
ブスとはチョット失礼であろう。
しかし、私以外にもそう感じている人が意外に多い事を知り、驚いた位である。
小さい時可愛くて仕方ない程の容貌であったにも拘らず、大きくなったら当時の面影など全くない程変貌してしまう人や、動物が意外に多いのである。
前記した人たちの多くがネコを例として猫を上げている。
小さかった頃、食べてしまいたい位可愛かった猫が、とんでもない程太ったどや顔のどえらいブス猫に変貌したため、幼い頃の写真と、どや顔の成長した現在の写真を添付した雑誌などを見る事が多くなったが、その通りである。
ネコだけに限らず、小さい時可愛く、この子は大きくなったらどんな美人になるだろうと期待を持たせられて、成人したら見る影もない程のブスやブ男になってしまう事や、そこらに転がっている変哲もない顔になってしまう人案外いるのである。
漫画のマイケルと言う猫の話の中で、ニャジラと言うゴリラブス猫が描かれており、結構読者を喜ばせているのだが、子猫の時がとてもかわいかっったので飼いだしてしまうのであるが、長じて「これは何だ」と飼い主だけでなく周りも驚くほどの猫に成長して、周囲を唖然とさせている超ブスなメス猫の話である。
我家の猫も例外ではなくそこそこに犬はまぁまぁに成長するもユズさんは叔父さん顔に成長。
ミミさんは長じても美人猫に成長。但し性格は非常にきつく子供にも飛び掛かる。
(但し、騒いでいる子や泣き叫ぶ子に飛び掛かり、脅すのであった)
ユズさんは叔父さん顔になるも、大変優しい。と言うより臆病で子供等が来ていると姿を隠す。
以前愛犬のメメさんが元気な頃は毎日散歩していたが、散歩の途中でぬいぐるみその物のように超可愛い小型犬を連れているご婦人と散歩でよくお会いしていたのだが、余りの可愛さに「なんて可愛い犬なんだろうね」と言うと、ご婦人は大変喜び「どうもありがとうございます」と会話したものであった。
その後、合う事もなく1年後位に再びすれ違った奥さんに見覚えはあったが、連れている小さな犬は狸のようなブス犬であった。
恐らくあの時の可愛い犬の成長後の姿があのタヌキ犬だったのだろう。
メメさんは親戚の家に迷い込んだ野良犬。保健所に連れて行くと言うので引き取った。
犬を散歩させている人達は犬を見て「あーあの人だ」と認識するが犬がいないと全く、何処の互いにどこの誰かもわからぬまま通り過ぎる事が多いのは何故だろう。
しかし、我が家の猫&犬は可愛いいまま成長した。
若干、ユズさんが怖い顔になってしまった感じがするが、よく目でみる所為か可愛いものである。
※
マイケルという猫が主役の漫画雑誌があるが、その中で【ニャジラ】という近隣のボス的な猫が登場するが、普段は食べ物屋のカウンターで寝ている設定が良く見られる。
訪れる客は其れが猫とは判らず「何ていう生き物ですか」と聞く程である。
主人曰く「昔は、小さくてとっても可愛く、皆さんから可愛がられ良くお刺身など頂いていたものですが、近頃は大きくなり、いかつい顔になってしまいましてねぇ。それでも女の子なんですよ」と説明シーンには悲しくも笑える一コマであった。
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11575432
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック