2024年10月05日
草刈り機を長く使い続ける法
使い終わったらエンジン稼働中のままブロックに前後をのせてガス欠を待ちそのまま放置
草刈り機は40年以上前から使ってきた。
現在使っている機種は3,4代目であろうか、記憶がない。
只はっきり覚えているのは、今から23年前位に若い社員に言われたというより指導されたのである。
団体職員を早期退職し千葉市内の大手電機工事店の商品管理として仕事につき2年目位の時の事であった。
4台目位だったかも知れないが、当時使用していた草刈り機のエンジンがかからなくなりいかようにしても、エンジンが動かなく困り果てていた。
そんな時、若い電気工事の職人が休憩していた時「誰か草刈り機のエンジンを見てくれないかな」と言うと「いいよ。明日にでも持ってきなよ。直してやるよ」と。
早速、かからぬ草刈り機を持参すると若い職人はエンジンをバラバラにしてアルコールで洗い乾燥さた後、元の形に復元させエンジンをかける紐を引っ張たら一発で威勢の良いエンジン音が響き渡った。
そして教えられた。
「草刈り機を使用し終わった時、直ぐにエンジンを切らないで下さい。ガソリンを抜いて少し残っている状態でエンジンをかけたまま放置しておいて、自然にガス欠によるエンジン停止までほおっておけば、次に使う時比較的エンジンがかかり易いはずです」と。
確かにガソリンが切れてエンジンの止まった草刈り機は半年後でもエンジンがかからない事は無くなった。
紐をしつこい程何度も挽かねばならないが、最後には必ずかかってくれるようになり若い職人に感謝する事この上ない事であった。
今迄はガソリンを抜くだけで草刈り機を倉庫の炭に立てかけておいただけで、ほぼ1年後に使おうとすると当然の如くエンジンが始動しなく非常に手こずったものの何とかかかり草刈りをした。
そんな使い方をしていると4,5年目にはどうやってもかからなくなってしまうのであった。
それで若い電気工事の職人に頼んだ次第であった。
彼等は暴走族みたいな乱暴者だが気が良く、バイクのエンジンをバラしては組み立てていたから頼んでみたのであった。
結果としていい目がでたのであった。
以来、15年未だに当時の草刈り機を使用している。
皆さん、草刈り機などガソリンエンジンは鍵を切ってエンジンを停止させるのではなく、長い期間使わない場合はガソリンが切れて自動的に止まる迄、ほおっておきましょう。