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2020年07月26日
30歳で彼と別れて良かったこと。
一昨日の記事でちょっぴり大失恋の話に触れて
今日は当時のことをあれこれ考えました。
30歳の失恋はかなり痛手だったけれど
いまはこれで良かったんだって思ってます。
彼とはもう一切連絡をとっていないし、未練もない。
ただ元気にしてるかな?って遠くの親戚を想うような感覚になることはたまにあります。
当時わたしたちは、いつどのタイミングで結婚しようかという話までしていました。
彼は「結婚したら働いても働かなくても好きなようにしたらいい」と言ってくれていた。
贅沢はできないけど、ストレスでイライラされるくらいなら仕事しないで家でゆっくりやってくれたほうがいいと。
私はそのとき仕事のストレスがかなり大きかったので、結婚したら100%仕事を辞めるつもりでした。
完全に彼に頼って生きていく気満々だった。
だから彼と別れた寂しさと同時に、将来の不安が石みたいに重くのしかかって来ました。
いきなりハシゴを外されたような感覚。
一人で生きていかなきゃと腹をくくってシェアハウスに住むことを決めた。
シェアハウス を選んだ理由はいろいろあるけど、二人暮らしの生活から完全に一人になる勇気がなかったってのも理由のひとつ。出会いが欲しいって気持ちは全くなくて、静かな部屋に一人でいるといろいろ思い出しちゃうから。シェアハウス だと帰宅時に挨拶したり、常に人の生活音が聞こえてきて逆にそれが安心だった。
嫌なこともあるけど選んでよかった。
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失恋から立ち直るには次の恋をするといいとか時間が解決してくれるって言うけど、次の恋なんて望んで出来るもんじゃない。
「時間が過ぎるのを待つ」のもつらいんですよね。その悲しみの真っ只中にいるときは一生その痛みが続きそうな気がするし。
だからとにかく忙しくするのが吉。
私の場合は一人で住む場所を考えたり、新しい生活のことを考えるのに忙しかった。
それと初めて「仕事があってよかった」と心から思いました。笑
家で時間があるとじっと余計なことを考えてしまうし。
仕事だと嫌でも仕事に集中するし、属する場所があるって良い事だなって。
忙しくしてるうちに新しい部屋の好きなところを見つけたり、小さな発見が新鮮で楽しかった。
私はこの先結婚しない可能性も考慮に入れているので、自分が倒れても誰も助けてくれないという気持ちで毎日を過ごしてます。いまのほうがずっと大変だしプレッシャーもあるけど
いまの自分のほうが好きだなってやっと思えるようになりました。
あの時彼と別れたのは、ずっと人に甘えてないでしっかりしなさいってメッセージだったのかもしれない。
何にでも学ぶことがある。後からわかる。
タレントの壇蜜さんが結婚をして、今年の婦人公論のインタビューで言っていた言葉にはしびれました。「人に頼れるのも才能。」「ひとりで生きられないから結婚するのではなく、自分ひとりでも生きられる自信がついたから誰かと一緒にいられるようになった。」
人に頼って生きるのも自分を信じて生きるのもどっちも違った良さがある。
どっちにしても「いまの自分のほうが好きだ」と言っていたい。
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