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2024年03月30日

AAM-6開発着手と見ていいのかな?

『ついにAAM-4の後継ミサイル開発に乗り出すか!』
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令和6年(2024年)度防衛予算が成立して、各種の装備品が登場してきます。

その中で気になったのが、次期中距離空対空誘導弾の開発開始です。

図1 次期中距離空対空誘導弾
図1 次期中距離空対空誘導弾.png
引用URL:https://www.mod.go.jp/j/budget/yosan_gaiyo/2024/yosan_20240328.pdf

現用のAAM-4B(99式空対空誘導弾B)の後継として、次期戦闘機に搭載されるのかな?

JNAAAMを超える性能を、たたき出すことが出来るか?!
(前回記事):『イスカンデルはおそロシア!
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(1)AAM-6になるという認識でいいかな?

概算要求の段階から登場していた、次期中距離空対空誘導弾の開発が正式に決定しました。

現有ミサイルの装備優先で削られるかと思い、今まで言及を見送ってきました。

1.1 AAM-4Bの後継になるのか〜!

現有の国産中距離空対空ミサイルと言えば、AAM-4B(99式空対空誘導弾B)になっています。

図2 AAM-4B
図2 AAM-4B.jpg
引用URL:https://www.mod.go.jp/asdf/adtw/adm/shiken/missile/AAM-4_kai.jpg

1999年に制式化されたAAM-4の改善型で、2008年に調達が開始されました。

2024年度防衛予算でも、備蓄弾薬増加のために多数の調達が行われています。

1.2 2030年代を考えると開発開始は妥当!

しかしながら元のAAM-4開発開始が1980年代であることから、2030年代に次期戦闘機が登場するころには性能の陳腐化が想定されます。

図3 次期戦闘機
図3 次期戦闘機.jpg
引用URL:https://www.mod.go.jp/j/policy/defense/nextfighter/images/nextfighter_06.jpg

ステルス戦闘機にふさわしい、新型の機能を持つミサイルを開発するには2024年に開発を進めるのが一番良いのでしょう。

AIM-120D(AMRAAM)がF-35戦闘機用に導入されていますが、やはり国産弾を持っておくのも重要です。

図4 AIM-120
図4 AIM-120.jpg
引用wiki

次期戦闘機は、米国が参加しないのでAIM-120の供給がいつ止まるか分かりません。

1.3 2030年までの開発計画!

対空ミサイルの開発については、近年の開発ラッシュにより令和6年度から令和12年度までの開発線表が発表されております。

図5 開発線表
図5 開発線表.png
引用URL:https://www.mod.go.jp/j/policy/hyouka/seisaku/2023/pdf/jizen_14_honbun.pdf

順調にいけば2031年(令和13年)に、AAM-6(31式空対空誘導弾)として登場するでしょう。

AAM-4Bを超える、長射程・巡航ミサイル対処能力・ステルス性を見せてくれるでしょう。

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(2)JNAAM研究終了は残念!

空対空ミサイルと言えば、夢のミサイルともてはやされたJNAAMがありました。

図6 JNAAM
図6 JNAAM.png
引用URL:https://www.mod.go.jp/atla/research/ats2019/doc/nishiyama_kobayashi.pdf

しかし2024年3月をもって研究が終了し、量産化しないことが決まっています。

2.1 研究には意義があった。

JNAAMは2014年から日英研究開発が始まり、野心的なものでした。

図7 概要
図7 概要.png
引用URL:https://www.mod.go.jp/atla/research/ats2019/doc/nishiyama_kobayashi.pdf

西側で唯一ダクテッドロケット搭載のミーテイアに、AAM-4Bの誘導部分を小型高性能化したものを搭載しました。

当時としては最高の研究となりましたが、量産を目的としていないため予定通りの終了といえます。

2.2 GaN素子誘導部が出来たから良いかな?

日本側としては、GaN素子を使用したミサイル誘導部の先行研究が出来たから十分良い結果と言えるでしょう。

図8 ミサイル誘導部
図8 ミサイル弾頭部.jpg
引用URL:https://pbs.twimg.com/media/EmMxt7aU4AAETUz.jpg

各国でもアクテイブ誘導ミサイルの高性能化が進み、ミサイル弾頭部にGaN素子を使用することが当たり前になっています。

日本も遅れずに、先行研究が出来て実用化のめどが立ったから日英共同研究には意義がありました。

2.3 長射程が確保できれば良い

JNAAMの研究に着手したときは、ダクテッドロケットの長射程が非常に魅力でした。

図9 F-35
図9 F-35.jpg
引用URL:https://d3lcr32v2pp4l1.cloudfront.net/Pictures/780xany/8/1/4/81814_f35bmeteorcjamiehunter_mbda_623851.jpg

しかしながら固体燃料での長射程化が可能になり、ダクテッドロケットにこだわる必要性が薄れました。

長射程さえ確保できれば、技術的に安全な固体燃料方式でも十分でしょう。
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(3)PL-17に勝てるかな?


中国は新型対空ミサイルPL-17を、早々に登場させてきました。

図10 PL-17
図10 PL-17.jpg
引用URL:https://p1-tt.byteimg.com/origin/tos-cn-i-qvj2lq49k0/3d995e1d27f24935a69e39f5a44eec0d.jpg

射程300km以上と言われ、AWACSキラーとも言われています。

3.1 射程400kmは欲しいねえ!

AAM−6となる次期中距離空対空誘導弾は、長距離での射撃も要求されるでしょう。

図11 A-50
図11 A-50.jpg
引用URL:https://theaviationgeekclub.com/wp-content/uploads/2024/02/A-50-Shot-Down.jpg

ウクライナ戦争を見ると、長距離AAMの重要性が良くわかります。

今後も注目していきましょう!
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posted by sstd7628 at 14:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 防衛省
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