(2019年投稿記事です。)
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2回目の米朝首脳会談が物別れに終わり、北朝鮮にミサイル発射の動きが出始めました・
人工衛星の打ち上げという口実で、再び緊張感が出てきています。
米韓首脳会談に対して、北朝鮮がどんな対抗手段に出るか?!
再び緊迫化する北朝鮮情勢について!
(前回記事):『海自特別警備隊を作った男の功と罪を考える。』
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(1)北朝鮮がミサイル発射施設復旧!
2019年2月に再び開かれた米朝首脳会談は、決裂に終わりました。
その後北朝鮮は、会談決裂への意匠返しとばかりに、一度解体した発射施設を復旧させました。
図1 東倉里衛星発射場(2019年3月)
引用URL:https://www.38north.org
各国でもミサイル発射の動きをとらえ始めており、再び瀬戸際外交となる可能性が高まりました。
再び人工衛星発射となると、2016年2月7日の光明星発射以来となります。
はてさて?今度はどんな状況になることやら・・・
1.1 なぜ再び発射に踏み切るか?
国際社会の反対の中、北朝鮮が再び人工衛星発射に踏み切るのか?
これは、北朝鮮国内向けの強硬路線が関係しているといえます。
国際社会からの、経済制裁解除を目指した米朝首脳会談が決裂した結果といえます。
歴史を振り返れば、何度も似たことは繰り返されました。
ミサイルではなく人工衛星であるから、約束には違反しないというのが主張となるでしょう。
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(2)北朝鮮の発射はある程度読みやすい!
北朝鮮が、ミサイルなどの発射については、ある程度読みやすい部分もあります。
記念日や、対立する国の重要行事直前などに発射する事例が多くあります。
今回も、いくつかのキーポイントにより状況が読みやすい状態です。
2.1 4月11日は北朝鮮最高人民会議!
キーポイントの一つとして、4月11日に北朝鮮の最高人民会議(国会)が開催予定です。
この時に金正恩が演説する機会があります。
この最高人民会議に合わせて、ミサイル発射が行われる可能性があります。
図2 金正恩
引用1URL:https://cdn1.img.jp.sputniknews.com/images/468/01/4680154.jpg
併せて、この日(2019年4月11日)は、米韓首脳会談が予定されています。
この日は、一番怪しい日でしょう!
2.2 4月15日は北朝鮮にとって重要な日!
もう一つ、可能性のある日は4月15日です。
この日は、北朝鮮の祝日である太陽節(金日成生誕日)となる日です。
可能性として候補に挙がる日程です。
当日には発射はないでしょうが、前後の日程で発射となる可能性があります。
図3 人工衛星?
引用URL:wiki
世界の政治情勢と合わせて、発射をぶつけてくる可能性が高いといえます。
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(3)米韓首脳会議後に発射を行うか?
2017年2月には、北朝鮮が日米首脳会談の最中にミサイル発射を行いました。
その時、急遽総理大臣会見が行われてトランプ大統領が陪席しました。
図4 2017年2月の緊急会見
引用URL:https://www.kantei.go.jp/jp/content/11usa05.jpg
これが米韓首脳会談の場合、ここまでできるでしょうか?
関係悪化の米韓首脳は、おそらくできないでしょう。
3.1 韓国は禁断の誘惑に耐えられるか?
人工衛星発射は、世界からの非難に晒されより強固な経済制裁が待っています。
これに対して、搦め手を使うのではないかと考えます。
3.1 金正恩のクレバー戦略:人工衛星共同開発
金正恩は意外とクレバーな性格であると、私は分析しています。
今までの常識に囚われず、必要なことを実施してきています。
北朝鮮は制裁回避に韓国を巻き込む形で、政策の大転換を行うのでは?
『北朝鮮と韓国による宇宙共同開発の申し入れ』
北朝鮮から、宇宙開発の共同開発というカードを切られたとき、韓国は断れるでしょうか?
今の文在寅大統領は、飛びつくのではないかと考えています。
開発が難航する韓国型ロケットKSLV-IIを放棄して、共同開発に向かうのでは?
半島の平和的行事である!と、世論が暴走する可能性を視野に入れておく必要があります。
図4 KSLV-U
引用URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/KSLV-II#/media/File:KSLV-II_at_the_launch_pad_CGI_Render_02.jpg
今後の情勢を慎重に見極める必要があるでしょう!
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