(2019年投稿記事です。)
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自衛艦隊司令部の派遣幕僚から、ようやく艦補処の通常業務に戻れました。
しかし演習が終わったらまた忙しい日々です!
後方システム換装準備のため、全国各地の艦艇にシステム換装の旅に出ます。
東西南北に出張するペンギンの旅!
(前回記事):『韓国レーダー照射「電波要表」という秘密文書がある。』
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(1)いよいよシステム換装準備講習だ!
自衛艦隊後方幕僚部への派出が終わり、ようやくもとの業務に戻れました。
しかし、すぐに艦補処としての業務が待っていました。
艦補処にて武器部兼計画部勤務を命ずるとなった、後方システム換装です!
1.1 後方システムについて
現在では別の名称に変更されているそうですが、当時「後方システム」というものが艦艇にありました。
艦艇の整備状況や、乗員で交換した部品の数・エンジンの使用時間など必要なデータを集めるシステムです。
私が計画部兼務となったのは、この後方システムが換装され、補給本部で一元管理する為です。
既に換装用データの送付は終了していましたが、実際に作動確認と補給本部へのデータ送信の確認が必要です。
多少難しいシステムの為、計画部のシステム担当者が直接確認する計画になっていました。
ペンギンもシステム担当者として、各部隊に出張します。
図1 システム改修(イメージ)
引用URL:wiki
1.2 演習終了後の停泊時間に訪問DA!
SFから帰ってきてすぐにシステム換装の確認をするには、理由があります。
『各艦艇が母港に一番いる可能性が高いため!』
各艦艇とも、忙しい中にお邪魔するため、可能な限り一度に多くの艦艇で確認をする必要があります。
自衛隊統合演習終了後は、各艦艇が一番母港にいる可能性が高まります。
各員が集中的に、各総監部や基地隊に出向いて確認を行います。
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(2)ペンギンも西へ東へ大移動!
ペンギンもシステム換装と、乗員への講習のために各地に赴きます。
私の担当は、掃海艇など基地隊いる艦艇が中心となりました。
2.1 阪神基地隊と神戸の潜水艦へGO!
まず最初に出張となったのは、阪神基地隊と神戸の二か所です。
阪神基地隊には掃海艇部隊が在籍して、補給基地の役目も持っております。
ついでに神戸にある、潜水艦造船工場で、新造艦と定検艦への説明も行いました。
図2 神戸の風景
いや〜なかなか関西圏に行く機会が無かったため、充実した日々になりました。
潜水艦のシステム換装は、ちょっと手間取ったけどうまく終了しました。
2.2 函館基地隊にも出張!
海上自衛隊の艦艇は、北海道にも在籍しています。
函館基地隊の掃海艇と、余市防備隊のミサイル艇です。
ミサイル艇の場合は後方システムを艦に搭載していないため、函館のみ出張となりました。
(ミサイル艇隊は、陸上基地にシステムを設置)
函館基地隊への出張は、寒いからイや!というワガママ上司の意向で割当られました。
図3 函館基地隊と夜景
2.3 遠いところよく来たね〜観光でもどう?
函館基地隊では、掃海艇部隊3隻に対して一気に講習を行うとこができました。
基地隊の造修科長が、スケジュールをうまく調整したおかげです。
基地隊に挨拶に行くと、あれよあれよと函館基地隊司令へ挨拶することに!
『横須賀から遠いところまでよく来たね〜!ついでに観光するかい?』
基地司令のありがたいお言葉ですが、実はちょっと問題が・・・
『あの〜実は私、函館に住んでいた地元民です〜(大汗)』
実はペンギンは一時期函館に住んでいました。
そんな思わぬエピソードまで飛び出す仕事になりました。
図4 函館公会堂の夜景
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(3)さあ!あとは本格稼働を目指すだけだ!
そんなこんなで、東西南北を出張してシステム換装の準備が進んでいきました。
本格的に補給本部へのシステム更新は2月DA!
この後も、換装チェックの出張が続きます。
3.1 出張も楽に清算できないかな〜?
自衛官の出張というのも、結構いろいろ面倒です。
経理清算やら、報告書やら面倒なことが多くあります。
たまに製造会社の人と一緒に出張する機会があった時は、出張手続きの煩雑さに驚かれる始末です。
『出張手続きとか簡便にしたら、契約額も減るんですけどね〜』
契約会社側からもなかなか痛い指摘があります。
もうちょい出張手続きを簡単にできませんか?
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