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2019年02月13日

出題予測問題<臨床栄養学>◎COPD(慢性閉塞性肺疾患)

昨日の問題の解説です。

Q1.甲状腺機能低下症の患者にみられる徴候・病態である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)体温上昇
(2)体重増加
(3)頻脈
(4)発汗増加
(5)血中TSH(甲状腺刺激ホルモン)値低下
 


【解説】正答(2)
(1)誤り。基礎代謝の低下により、体温低下(低体温)がみられる。
(2)正しい。基礎代謝の低下により、体重増加がみられる。
(3)誤り。頻脈がみられる。
(4)誤り。発汗は減少し、皮膚の乾燥がみられる。
(5)誤り。血中TSH(甲状腺刺激ホルモン)値は上昇する。
   これは、甲状腺ホルモン(T₃、T₄)の分泌が低下すると、
   ネガティブ・フィードバック調整による上位ホルモン分泌の抑制が弱まり、
   下垂体前葉からのTSHの分泌が促進するからである。


今日は、「COPD」の問題です。
「COPD」はタバコ病ともいわれる通り、ほぼ喫煙が原因となって引き起こる疾患です。
最近出題問題数が増えてきていますので、しっかり学習しておいてください。
ポイントは、呼吸にエネルギーを要するためエネルギーをしっかりとること(それでも痩せる)、
筋肉維持のためのBCAAの確保です。
呼吸商とは何か、呼吸商の計算式も復習しておきましょう。
「栄養状態は不良であってもAlbの数値は標準」であることを問う問題も多いので、
しっかり覚えておいてください。

Q1.呼吸器疾患に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
(1)COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、長期の喫煙歴がある中・高年に好発する。
(2)COPD(慢性閉塞性肺疾患)では、呼吸商が低下する。
(3)気管支喘息の発作は、昼間より早朝に起こりやすい。
(4)気管支喘息の発作時は、β₂刺激薬が有効である。
(5)間質性肺炎では、肺コンプライアンスが上昇する。
 



Q2.進行したCOPD(慢性閉塞性肺疾患)患者に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)肺の過膨張がみられる。
(2)徐脂肪体重が増加する。
(3)動脈血酸素分圧(PaO₂)は、上昇する。
(4)たんぱく質を制限する。
(5)1回分の食事量を増やして、1日2食とする。
 


明日解説します。
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食品会社で勤務しながら、半年間の独学を経て管理栄養士の国家試験に合格。その後、管理栄養士として勤務するために病院へ転職。6年間で3つの病院を経験。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削を行っています。 <取得資格>管理栄養士、栄養教諭、糖尿病療養指導士、病態栄養認定管理栄養士、NST専門療養士
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